<母の生活費、払えません!>家賃も入院費も払ってない母「あんたが払っておいてよ」【第2話まんが】
前回からの続き。
私はサヤカ。夫と幼稚園に通う娘と3人で暮らしています。あるとき、離れて暮らす実の母が転倒してケガをしました。病院に搬送されたと聞いて、私は大急ぎで病院に駆け付けることに。
私と母は実はあまりいい関係ではなく、疎遠になっていました。そんな母ですが、「入院した」と聞くと自分でも驚くほどショックで、かなり心配をしました。意外と母は元気そうで安心しましたが、当分入院になりそうです。しかし入院中に、少しずつ母の抱える問題が浮き彫りになってきたのです。
初めはお見舞いのときも母とゆっくり話ができることに多少の喜びがありましたが、だんだん違和感が大きくなってきました。
元々ふくよかな母でしたが、入院後はさらに太って丸くなったように思います。スタッフさんの話ではリハビリもあまり熱心にしていないとのこと。気になって主治医に話を聞きに行ってみると、母の体重は増加の一途で、運動や食事をしっかり管理しないといけないのに母はまったく非協力的だというのです。そのほかにも信じられないことばかりが起きたのです。
入院費の未払い、保険料の支払いもできず解約……。なつかしく思っていた母との再会とは裏腹に衝撃の事実が発覚します。
元々、私はあまり母との関係がうまくいかず、学校を卒業した後はすぐに一人暮らしを始めたので、最近の母の私生活をほとんど知りませんでした。
父の残した遺産も使い切ったというのに相変わらずの浪費。健康管理もずさんです。その結果、方々に未払いを重ねてしまっていたのです。
「子どもなのだから当たり前」と言わんとばかりの母にショックを受けました。
「確かにお母さんのためにできる限りのことはしたいと思ったけれど……」
さらに思い返せば、母の賃貸マンション契約時も、入院のときも、唯一の血縁者として私がサインした記憶があります。それが子どもとして当たり前の選択だとそのときは信じて疑わなかったのです。入院費の支払いについては病院から極度額を示されたのですが、マンションの保証人に関してはどういう契約だったか……記憶が定かではありません。ともかく何があっても夫や娘には迷惑を掛けられません。こうして、私の孤独な闘いが始まったのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ちーめい 作画・よし田 編集・Natsu