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<逃げていい?>【後編】ママ友のフキハラで涙が出るほどつらい。でもこんな程度で逃げちゃダメ?

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前回からの続き。年少のお子さんを持つ投稿者さんには、ある悩みがあります。それは園バスのバス停で毎日会うママ友について。このママ友は気分屋なところがあるようで、仲良く話せるときもあれば、そっけなくあしらわれてしまうことも……。そのママ友の態度に、投稿者さんはどうしても気持ちを大きく揺さぶられてしまいます。時には仕事中に思い出して、涙してしまうことすらあるそうです。そこで投稿者さんはバス停を変更するという方法を思いつきました。検討しているバス停も幸い近くにあるために、「遠くて困る」などの問題が起こることはなさそうですね。ママたちからは「バス停を変えてもいいんじゃない?」と優しい声がかけられました。

相手のママ友に一泡吹かせてやろうよ!

背中を押すような声が集まるなか、投稿者さんを鼓舞するコメントも寄せられました。

『相手が気分屋なら、投稿者さんも同じような態度で接してやればいいじゃん。そんな人は意外と、こちらが強く出ると引っ込むんだからさ。頑張りなよ』

『私ならその人に明日から超そっけない態度とる。もちろんほかの人とは普通にする。必ず擦り寄ってくるからやってみて。こういうタイプはこっちがドンと構えて「ふんっ!」ってしてれば媚びてくるから』

おそらくこちらのママたちは、相手のママ友に一矢報いてやりたいと思っているのでしょう。相手が投稿者さんにしているようにそっけない態度を取れば、たしかに相手はびっくりするかもしれませんね。「やられっぱなしでは溜飲が下がらないのでは?」と、投稿者さんの気持ちを思いやっているではないでしょうか。

このままずっと嫌なことから逃げていくの?

さて、なかには手厳しい言葉もかけられたようで……?

『面と向かって何かされたわけじゃなく、投稿者さんがなんとなくよそよそしさを感じてるだけでしょ? そんなことでいちいちバス停を変えてたら……これから先どうするの?』

『これからも子どもが成長していくにつれて、大変なことはもっとあるよ。こんなことで悩んだり逃げたりしていたら、ずっと逃げてないといけなくなるよ』

これから子どもが大きくなるにつれて、トラブルもたくさん出てくるものかもしれません。こちらのママたちは「今逃げたら、今後も逃げ続けることになるのでは?」と考えたのではないでしょうか。いろいろなトラブルを経験してきたママたちだからこその意見なのでしょう。しかし見方によっては、投稿者さんの悩みをやや軽んじているようにも見えますね……。この意見に対しては、ほかのママたちから反論が挙がりました。

反撃や我慢ができるなら、とっくにしてると思うよ

『投稿者さんが我慢したり反撃に出られるタイプなら、ネットで相談しないと思うなぁ』

『投稿者さんが泣いてしまうぐらいしんどいなら、変えて良いと思う。「それぐらいで……」って意見もあるけど、どんな些細なことでも負担になる人はなる。負担を軽減する手段があるなら、どんどんその手段は利用していいんですよ。立ち向かうことだけが正解じゃないです』

ママスタコミュニティで相談をした投稿者さん。きっと相談に至るまでにはたくさん思い悩んだことでしょう。もし投稿者さんがママ友に対して反撃したり、今回のトラブルを些細なことと捉える人だったならば、ここまで悩まなかったはずですよね。だからこそ「反撃すればいい」「我慢すべき」というアドバイスは、やや的外れでは……と考えられたようです。たとえ他の人からしたら些細なことでも、当事者にとっては一大事ということもあるでしょう。

苦しいときは、”逃げる”を選択してもいいんだよ

『投稿者さんが強く出ないタイプなのを、相手が見抜いてるのかもね。そういうタイプの人が思いっきりそっけない態度を取ると、効果がすごいんだけど……難しいよね』

『投稿者さんが楽な方を選ぼう! 逃げだとは思わないけど、もし”逃げ”だとしても全然構わないよ。その人、投稿者さんが優しいからターゲットにしてるのかも。そういう人っているからさ。私だって嫌だよ、会わないに限るよ』

『「耐えて強くなるか」と言われたらなかなか難しいと思う。そしてそんな強さなんて必要ない。ストレスになる人を避けるのは当たり前だよ。毎朝嫌な気持ちで始まるくらいなら、場所を変えた方が絶対に良いよ。バスを待ってる時間を子どもとの楽しい時間にしよう!』

今回の当事者は言うまでもなく投稿者さんです。その投稿者さんが「苦しい」と感じるのであれば、楽だと思えるほうを選んでもいいはずですよね。それは”逃げ”ではなく”選択のひとつ”ではないでしょうか。真っ向から立ち向かうことだけが、トラブルへの正しい対処とは限らない……ということなのでしょうね。

バス停でのママ友関係に疲れてしまった投稿者さん。仕事中に泣いてしまうほどストレスに感じているのであれば、ママたちが言う通り早急にバス停を変えるのがいいかもしれませんね。もちろん今の状況を我慢して、精神を鍛えるという選択もあるでしょう。しかしストレスの原因から離れることで、毎朝憂鬱な気持ちを抱えることもなくなります。これからは投稿者さんがママ友関係で嫌な思いをすることなく、毎日を過ごせますように。

文・motte 編集・みやび イラスト・マメ美

【つぎ】の記事:<助けてあげなくちゃ義母>「私が仕切らなきゃ」産後の手伝いへ!だけど料理はニガテ【第1話まんが】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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