そろそろ始まる離乳食にドキドキ……子どもがよく食べてくれた離乳食って何ですか?
ミルクや母乳しか飲んでこなかった赤ちゃんが初めて食材を口にするのが離乳食。離乳食については「全然食べてくれない!」という悩みは多く、これから離乳食をスタートするママたちは不安もあることでしょう。先日ママスタコミュニティには離乳食に関してこんな投稿がありました。
『1番よく食べてくれた離乳食はなんでしたか? 手作り、市販品、ご飯、おやつ、何でもいいです』
これからお子さんの離乳食がスタートするという投稿者さん。わが子がどんな離乳食を好んで食べてくれるかは始まってみないとわからないものの、ママたちの経験を参考にしようと質問していました。この投稿に対してママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
野菜ペーストやうどんなど食べやすいものは食いつきが◎
『うちはかぼちゃやさつまいもペーストの食いつきがすごかった』
『今10ヶ月なんだけど、周りのママさんとわりと同じ意見なのはさつまいもが最強。初期はペーストにしてお粥からポタージュから何にでも混ぜていたし、今はスティックで手づかみ食べしている。きなこバナナヨーグルトも大好き』
『ほうれん草のペーストとうどんの興奮がすごかった。今はほうれん草を出したら泣き真似するけど』
『レトルト離乳食なら何でも食べてくれたよ。うどん系がすきだったな』
離乳食といえば赤ちゃんが食べやすいように、食材を柔らかく茹でたりペースト状にすりつぶしたりしますよね。しかしどんなに食べやすく調理をしても、積極的に食べてくれる食材もあればまったく食べてくれない食材も。こればかりは個人差があるので「すべての赤ちゃんの食いつきがいい食材はコレ!」と断言することは難しいでしょう。そんななかでもママたちから「この食材は食いつきがよかった!」として寄せられていたのは、かぼちゃやさつまいも、ほうれん草などの野菜をペースト状にしたもの。また麺類からはうどんや、おやつとしても使いやすいバナナやヨーグルトといった意見もありました。やはり食べやすい食感と、甘めの味付けなどは赤ちゃんに人気のようですね。
『息子は豆腐が大好きだったな』
『豆腐と茹でた枝豆をすり潰したのが好きだった。今も豆類だいすき』
『お米。2歳になったけど今でもお米ばかり食べているよ。他のおかずも食べてほしい』
豆腐やお米なども柔らかくて食べやすい食材の筆頭かもしれません。豆腐やお米はそのままでも柔らかく、ママも調理が簡単というメリットもありそうです。離乳食期が終わった2歳の今でもお米ばかりを食べて、他のおかずを食べてくれないという悩ましいコメントもありました。
味噌汁やスープに食材を混ぜて食べさせていたよ!
『うちは味噌汁やスープが好きだから、そこに何でも入れて食べていた』
『うちの子も味噌汁が好き。だから野菜を入れまくって食べさせている。大人と一緒に作れるから楽。タンパク質が足りないときは娘用に茹でた薄切りの豚ロース肉を刻んで足したり』
またうどんに限らず味噌汁やスープなどの汁物も、スルスルと飲み込みやすく食べやすいメニューでしょう。汁物とご飯、おかずを別々では食べてくれない場合も、汁物にご飯とおかずを混ぜたら食べてくれたという体験談も。普段はなかなか食べようとしない野菜も、汁物と一緒にすれば食べてくれるそうです。こうしたアレンジで野菜不足を解消しているというママも多いかもしれませんね。
『ひき割り納豆ご飯』
『納豆ご飯。18歳になった今でも大好物』
『大根、人参、玉ねぎ、ひき肉を、醤油と砂糖で柔らかく煮てとろみをつけたおかず。大人も同じものを食べられるし、10数年経った今も家族全員が好きなメニュー』
この他にも納豆ご飯や、甘じょっぱい味付けにとろみをつけたおかずといったメニューがありました。筆者のママ友も「うちの子、全然ご飯を食べないけど納豆ご飯だけはモリモリ食べる」と話していたことがあります。納豆ご飯のおいしさがわかるのは、やはり日本人ならではでしょうか。また「離乳食期に大好きだった食べ物は大人になっても変わらず大好物」というコメントもあり、幼少期から変わらずおいしそうに食べる姿はなんだか微笑ましいですね。
食べたがらなくてもママは落ち込まないでいいよ
『パン、うどんだったな。「食べないだろうな」と思いながら出して、意外と好評だったのは手作りのレバーペースト』
『お粥、かぼちゃ、にんじん、具なし味噌汁。うちはすりつぶすような初期はなぜか食材を混ぜるのが好きじゃなかった。お粥も味噌汁も大好きなのに、混ぜたら一応食べるけどそんなに好きでもない顔をしていたなぁ。あの顔が懐かしい』
『1人目はなんでも食べたけど、1番好きだったのはジャガイモとカリフラワーを茹でて潰したポタージュかな。固めにしてほぐしたササミを混ぜてチーズかけて焼いて、グラタンにしたりコーンスープに混ぜたり。カリフラワーは栄養あるし離乳食で使い始めて今でもよく使う。まあ食べない子もいるから、食べたらラッキーくらいの感じでね』
ママとしてはどうしても体の成長や栄養のために「何でもたくさん食べてほしい!」と思いがち。ご飯やお肉だけではなく野菜も食べてほしい、レトルトではなく手作りを食べさせたいなど、子どもを思うがゆえに完璧を目指そうとしてしまうことも珍しくありません。しかし離乳食に限らず、好き嫌いなくなんでもバクバク食べられるかどうかは、子どもによりますよね。さまざまな食材やメニューを試していきながら、「これが好きなんだな」「こういう食材は嫌いみたい」と試行錯誤を重ねていく。なによりも大切なのは、子どもに母乳やミルク以外の食材を口にする楽しさを知ってもらうことでしょう。ママの負担が大きくならないように、レトルト食品など便利なものもうまく取り入れていきたいですね。
またママが「これは嫌いだろうな」と思っていた食材が、意外に好評となることもあるかもしれません。また子どもが「これは食べたくない!」と拒否する姿も、振り返れば可愛らしい子育ての思い出かも? いずれ食べるようになると考えて、これから離乳食を始めるママはあまり力みすぎず、楽しい食事の時間にしてほしいですね。
文・AKI 編集・kunel イラスト・んぎまむ
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