<中受で壊れた家族>消えた1万円。目の前にいるのは私の知っている息子じゃない…【第11話まんが】
私(アイ)は夫のマサヒロと、2人の息子ハヤトとダイチの4人家族です。私たちはハヤトが希望するA中学に入れるように、家族総出で必死のサポートを始めたのでした。そんなある日、事件が起こるのです。感情が爆発してしまったハヤトは、ダイチのパズルを壊しながら、家の中のものに当たり散らし始めます。力ずくでハヤトを制止させた夫に対し「虐待だ」と言い始めたハヤト。そして警察に通報してしまうのでした。「遊んでいる弟が羨ましかった」この期に及んでまだそんなことを言っているハヤト。自分で決めた受験なのに、何故他人を羨ましがるのでしょうか。わが家の現状がうまくいっていないことは自覚しつつも、ハヤトのためにどうしてあげればいいのか、私たちには分かりませんでした。

警察が来た翌週は父の日でした。私が起きると、すでにハヤトは起きていて、部屋で勉強をしていました。もしかしたら、一連のできごとからハヤトもいろいろ思うところがあって、気持ちを入れ替えようと思ったのかもしれない。朝から必死に机に向かうハヤトを見て、私はそう思い、嬉しくなりました。



朝早くから勉強していたハヤトは、父の日のプレゼントを買いに行くと出かけていきました。ハヤトは父の日を忘れずにいてくれたんだ……そう思うと、涙が出るほど嬉しかったです。
しかし、約束の帰宅時間になってもハヤトは戻ってこなかったのです。しかも、夫の財布からはお金がなくなっていて。





その日はハヤトは珍しく早起きをしていました。
ひとりで起きて、黙々と机に向かっている様子に、私は頼もしさを感じました。
警察沙汰になってしまった先週から、きっとハヤト自身も何か感じることがあったのでしょう。
父の日も忘れずにいてくれました。やるべき勉強を早く終わらせて、夫のためにプレゼントを買いに行きたいと言っていたハヤト。
でもすべて嘘だったのです。
ハヤトは夫の財布からお金を盗み、「父の日のプレゼントを買う」と言いながら遊びに行っていたのでした。
私はもう何を信じていいのか分からなくなりました。
ただ目の前にいるハヤトが、私の知っているハヤトではないことだけは分かっていました。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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