<年の差20歳>【後編】40代のママと20代のママ。話が合わないと感じたときにどう対応する?
前回からの続き。子どもを通して仲よくなったママ同士の友だち「ママ友」。同じ年ごろの子どもをもつママという以外は、共通点がない場合もあります。ママ友とかなり年の差があるとき、ママ友のつき合い方は変わるのでしょうか? ママスタコミュニティには、40才前後のママは20代のママと話が合うのかどうか気になるとの投稿がありました。
周りに20代のママがいない
女性の第一子出産平均年齢は30年ほど前に比べ、3歳ほど上がっているとのデータがあります。そんな時代背景もあるのか、そもそも園に20代のママがいないという声もありました。
『20代のママがいない。年齢とか聞かないけれど、確認し合うの?』
『うちの子が行っていた幼稚園の同じ学年に、20代のママはいなかった。なんとなくママたちの年齢を全員知っていたけれど、1番若くて33歳だった』
仕事をしたり恋愛をしたり。人生の一部を充実させることによって、出産を後回しにする女性もいるのかもしれません。おのずと子どもが入園するときのママの年齢も上がってきます。ママたちが言うように、ママ友になる相手も若い人が少なくなってきている現状もあるのかもしれません。
ママ友は作らず、同僚との関係を重視しているよ
『園や学校での出会いでは基本的に話さない。話が合わない。職場では関係なく話す』
『同僚なら別に年がいくつとか関係なく話すけれど、職場が一緒じゃないと話す機会がないよね』
仕事関係の人と円滑な関係を築いているママのなかには、ママ友よりも仕事関係でのつき合いを重視している人も。職場では年齢関係なく、話に花が咲くのだそう。ママ友からの情報を頼りにしたり交友関係を楽しんだりする気持ちがなければ、ママ友が必ずしも必要なわけではありません。ママ友に左右されず、わからないことは園に聞くスタンスでもいいのかもしれません。
ママ友とは話題を合わせて話すかな
『話が合おうが合うまいが、うまくやるのが大人なんじゃないの』
『合うも何も合う話しかしないよ。それ以外に用事がない』
『年齢で話が合うとか合わないとかじゃないよね。人として話を合わせるか合わせないかだよね』
話の合うママ友を見つけることよりも、ママ友に話を合わせることが大人の対応なのではないかとの意見もありました。相手の話を聞いてお互いに共通する話題を見つけることは、ママ友にかぎらず人づき合いの基本の「き」だといいます。たしかに自分が話したいことだけを話すスタイルでは、会話は成り立ちません。相手の話にも耳を傾けることも大切ですよね。
年齢よりも相性が大事
『ママ友ってムリに話を合わせたり、一緒にいてつらかったりするような相手ならわざわざ寄ってこないよなと思っている。同年代相手でも話が合わない、この人ムリだわってのはあるから、年齢というより相性かな』
『保育園で27歳、36歳、39歳のときに知り合ったママ友3人組は、10年くらいつき合いがある。学校は全員別々だけれど、連絡を取り合って数ヶ月に1回は飲みに行くよ。子どもの話もプライベートの話もする。話が合わないと思ったことはない。友だち関係に年齢は関係なくない?』
『私は12歳上のママ友と気が合う。卒園して学校が離れてもずっとつき合いがある。飲みにも行くよ』
『インターネットでも何歳かわからない人たちが入り乱れて会話しているのだから、リアルでも同じ』
『独身のころに学校へ通っていたけれど、60代の人もいてすごく楽しく話せた。話し合うの? なんて言わずに話してみたらいい』
ママ友として仲よくなると、お互いの年齢の話になることもあるかもしれません。相手の年齢が離れていると、気をつかう場面もあるでしょう。しかし気をつかうのは悪いことではありません。相手が年上なら失礼な物言いをしないように気をつけたり、年下なら遠慮しないように気を配ったりするでしょう。礼儀正しいママは、人としても魅力的ですものね。気になるママがいたら話しかけて、相性がいいかどうかを確かめてもいいかもしれません。
お互いの居ごこちのよさを優先してみては?
「馬が合う」という言葉には、馬と乗り手が息を合わせて走るように、相手と性格や気が合うという意味があります。ママ友もまさにこの言葉がピッタリなのではないでしょうか。いくら年齢が近いとはいえ、なかには気が合わない人もいます。逆に年齢が離れているのに、話しているととても楽しい人も。年齢に縛られるよりも、お互いの居心地のよさで人間関係を選んだ方が豊かに過ごせるかもしれませんよ。
文・岡さきの 編集・藤まゆ花 イラスト・なかやまねこ
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