<夫に好きな人ができました>居場所は自分で見つける!私の人生で一番大切なものは【第12話まんが】
前回からの続き。
私(カナコ)は2児(カケルとミナト)の母です。ある日、夫(ススム)から突然「好きな人がいるから離婚してほしい」と言われてしまいます。しかし別れたくなかった私は、夫婦関係を修復するべく時間の猶予をもらうことにしました。その後、自立するために正社員となったのですが、働くうちに「俺には居場所がない」と言い放ったときのススムの置かれた状況が理解できるようになったのです。そこで私はようやく離婚を決意。自分でも驚きましたが、私はいつまでもススムを想い続ける一途な妻ではなかったのでした。さっそく友人のミホとマリに報告します。
いい年した大人が、自分の居場所がないって拗ねて、ほかの居場所を与えてくれる相手にすり寄っていくのって……どうなんだろうってだんだん違和感を覚えてきたのです。大人なら自分で動くべきだし、それに私……確かにススムのことが後回しになってたことは認めるし、反省すべき点だと思う。だけど別に遊んでいたわけじゃない。子どもたちを育てることに命をかけてた。それなのに「居場所がない」とか……(あれ? 私って誰の子どもを育てているんだけ?)って思ったら、一気にススムへの愛情が冷めてしまいました。
ススムが好きだった百井さんの近況を2人に伝えます。「彼女、会社辞めたんだって。そりゃそうだよね。20代前半の若い子がバツイチの40近い子持ちのオッサンと結婚するメリットないでしょ」「しかも離婚したら慰謝料も養育費も取られるもんね。ま、賢明な判断だわ」そう答えるミホとマリは私の変わりようにあっけにとられているようでした。
ススムと百井さんがこれからどうなろうと、知ったこっちゃないな~って思っていたけれど、ススムからはしっかりもらえるモノはもらいます!
ススムから「離婚したい」って言われたときは、この世の終わりって思うくらいに落ち込みました。しかしまず自分の足で立ってみて、冷静に事態を見ることができたのは大きかったと思います。あのとき流した涙が何だったんだと思うくらい、今は清々しい気持ちでいっぱい! しっかりと決断する背中を押してくれた友人たちに感謝です。これからススムとは夫婦ではなくなりますが、子どもたちの親として協力しながら子育てをしていきます。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu