子ども記者が質問！プロバスケットボール・河村勇輝選手【憧れの人に聞きたい編・第1回】
「好きなことで子どもを伸ばしてあげたい」。ママならだれもが願うことではないでしょうか。しかし“好き”を伸ばすことは親であっても、いや親だからこそ難しいときもあるでしょう。そんなとき、子どもに伸ばすキッカケを与えてくれるのは「憧れの存在」かもしれません。
今回ママスタセレクトに、プロバスケットボールリーグ（Bリーグ）横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝選手（以下、河村選手）がやってきてくれました！ 第1回目はバスケットボール好きな子どもたちと河村選手、ドキドキの対談です。憧れの人にあった子どもたちの反応は……？
河村選手のようなスゴい人になりたい！
どうすれば憧れの人に近づけるのか……。その答えに近づくため、子どもたちが質問をぶつけてみました。まずは小学5年生のようくんから、こんな質問が。
ようくん：毎日食べているものはありますか？
河村選手：何を食べるかも大事だけど、1番意識しているのは、朝・昼・晩の三食をしっかり食べること。苦手な食べ物も含めて、栄養に偏りがないようバランスよく食べるようにしています。
大好きな河村選手の食べているものを自分も食べたい、と思う子ども心。そんな子どもの質問に河村選手は三食しっかり食事を摂ることの大切さを教えてくれました。「苦手なものも体づくりのために食べています」と話す河村選手。憧れの人にこう言われたら、今日から自分もチャレンジしてみようと思うかもしれませんね。
同じく小学5年生のまなおちゃんの質問が続きます。
まなおちゃん：毎日しているトレーニングはありますか？
河村選手：開脚など、誰にでもできるようなストレッチを毎日欠かさずするようにしています。ケガをしないためにも、体をやわらかくしておこうね。
どんなスポーツをするにもつきまとってしまうのが「ケガ」。ケガをしないようにするためには、毎日欠かさずストレッチを行うことが重要なのだそう。子どものころから簡単なストレッチを続け、柔軟性の高い体づくりを心掛けたいですね。
どうしてバスケットボールが好きになったの？
わたしたち、ぼくたちが大好きなバスケットボール。河村選手はなんで好きになったんだろう……。そんな疑問をぶつけてみました。
まなおちゃん：バスケットボールで1番楽しいと感じるのはどんなときですか？
河村選手：やっぱり試合で勝ったときかな。僕は負けず嫌いなので、勝負事で勝ったときはすごくうれしいです。
ようくん：子どものころからバスケットボールが上手いと褒められていましたか？
河村選手：小学校のときのコーチは厳しかったので、褒められた記憶はあまりないかな……？ だけど、いろんなことを教えてもらいました。
スポーツは、勝ち負けの世界。しかし勝ちだけでなく、負けから得るものもあるでしょう。試合で負けた悔しさが、その後の努力につながることもある。きっとコーチは河村選手の負けず嫌いな性格を知っていて、あえて厳しく指導したのかもしれませんね。
バスケットボール以外のことも知りたい！
勝負の世界で活躍する河村選手。オフの日は何をしているの？ バスケットボール以外の河村選手の素顔に迫ります。
まなおちゃん：好きな動物はなんですか？
河村選手：犬が好きです。
ようくん：休みの日は何をしていますか？
河村選手：温泉が好きなので、友だちと温泉に行ったり、サウナに入ったりしてリフレッシュしています。
まなおちゃん：仲がいい選手はいますか？
河村選手：松崎裕樹選手。松崎選手は先輩ですが、高校と大学が同じで、横浜ビー・コルセアーズでも一緒です。ずっと一緒にいるので、先輩というよりも友だちかも。
ようくん：チームメイトとは、どんな食事をしますか？
河村選手：みんな焼肉が好きなので、焼肉を食べに行くことが多いです。
バスケットボールはチームで行うスポーツです。信頼できる仲間とコート以外でもコミュニケーションをとることが、河村選手のプレイにつながっているのかもしれませんね。
「憧れの存在」である河村選手を目の当たりにし、初めは緊張しっぱなしだったようくんとまなおちゃん。緊張しながらも、「河村選手の素顔を知りたい！」としっかりと質問することができました。
次回は「お悩み解決編」。実際にバスケットボールをがんばる子どもたちのお悩みに答えていただきます。お楽しみに！
取材・キッズ記者 文・安藤永遠 編集・荻野実紀子
＜ワールドカップ開催！＞
8月25日から9月10日の間、フィリピン、日本（沖縄アリーナ）、インドネシアでFIBAバスケットボールワールドカップ2023が開催予定。予選を勝ち抜いた32カ国が優勝目指して集う。