<専業主婦の事情もわかって!>やたらと高価なプレゼントをくれる友達にお返しができない。断るには?
「プレゼント選びで迷ってしまう」という悩みは、ママスタコミュニティでもときおり見かけます。一方、世のなかには迷うどころか「誰かにプレゼントすることが好き」という人もいます。そんなプレゼント好きが身近にいたらラッキー……のようでいて、実際はそうでもないのかもしれません。
やたらとプレゼントをくれるお友達に困惑している方からのトピックが、ママスタコミュニティにありました。
『独身の友達が高価な物ばかりくれるんだけど、私は専業主婦。もらってうれしい反面、お返しに困る。何か同等のものを、って考えてしまうし。「いらないよ」と言っても買ってきてくれるんだけど、どうすれば相手の気を悪くせずにやめてもらえるかな?』
お友達がやたらとプレゼントをくれる理由とは
どんな関係のお友達かはわかりませんが、投稿者さんも自由にお金が使えた独身時代は、プレゼントのやり取りをしていたのかもしれません。専業主婦になったことで事情が変わった投稿者さんと、相変わらずのお友達。そのすれ違いもありそうです。
『プレゼントをあげることで、あなたより優位に立とうとしているのでは? 主導権を握りたいっていうか』
『物であなたを繋ぎ止めようと、必死なんだろうね』
お友達の気持ちを推測したコメントもありました。人がやたらとプレゼントをしたがる心理としては、たしかにどちらにも一理あります。しかし、とくに利害関係のない単なる”友達”なのであれば、他にも理由が考えられますね。
『プレゼントが趣味なのでは? お返しは求めていないと思う。あげて喜んだ顔が見たいだけじゃないかな』
お友達の自己満足。これがもっとも正解に近いのではないでしょうか。
欲しいのはお返しなどではなく、相手の喜ぶ顔!
身近にプレゼント好きな知人がいる方からのコメントも目立ちました。
『気にせずにもらっておけば? 私の友達にもいる。「こういうの、好きそうだなと思って」とか言って、高級なボディクリームや小物類をくれる。ありがたくいただいているよ』
『そのタイプの人に「いろいろもらったから」と、お返しでちょっとよい物をあげたら、倍以上になって返ってきた。今はにこやかに「ありがとうございます」だけで受け取っている』
お返しなど余計なことは考えず、素直にもらっているようですね。
さらに自分自身がプレゼント好きという方からのコメントも。
『旅行先でのお土産とか、かわいいスイーツとかを見つけたときは、仲のいい友達によくプレゼントしていたよ。「いつも仲よくしてくれてありがとう」って気持ちが、溢れちゃってる感じ。あげたくてあげているだけだから、お返しは気にしなくていいよ』
『喜んでくれるだけでいいんだよ。ただ「あ、無理してお返しを用意しているな?」って感じたら、やめるけど。あと当たり前のように手を出してくるようになった人には、もうあげない。勝手にあげて人を見定めているようで悪いけど』
どうやらこうした方々が一番に求めているのは、相手の喜ぶリアクション。先ほど紹介した「お返しせずに、ありがたくもらっている」という方々はしっかりそれに応えているので、よい関係性が成立しているわけです。
ただ、投稿者さんのように「お返ししないと」と、つい考えてしまうタイプには……ベストな解決策とはならないのかもしれません。
はっきり言う?お返しを減らす?よりよい関係のために
お友達に「いらないよ」とは伝えている投稿者さんですが、「その程度じゃ、遠慮していると思われるだけ」と指摘する声もちらほら。
『本当にいらないのなら「お返しに困るからやめて」と伝えるか、いっそ黙ってもらっておくか。同額程度の物を返さなきゃいけないのなら、正直に「気持ちはうれしいけど、お返ししたいと思っても自由になるお金が少なくて」と言うしかない』
お友達は投稿者さんのお財布事情が変わったことに、気づいていない可能性もあります。
『「気を遣って誘いにくくなっちゃうから、やめてほしい」は? それで伝わらないなら、距離をおいたほうがいいかも』
会う約束をするたびに「また何かをくれるのかな」と考えるだけで憂鬱(ゆううつ)になりそうですし、「申し訳ないな」と感じてしまえば会うことさえ面倒になります。「気を遣って誘いにくくなるから」という言い方なら、この先も仲よくしていきたいという気持ちが伝わるのではないでしょうか?
きっぱり断ればお友達が気分を害して、投稿者さんが望まない結果になるかもしれません。ただ本当の気持ちは伝わりますし、それを乗り超えればさらによい関係が築けるでしょう。
『もらいっぱなしだと気が引けるよね。もらった金額の2割くらいお返しするつもりでいたら、負担にならずにいいと思うよ』
「勝手にくれるんだから、そもそもこちらの欲しい物ではない」というのが、”2割”の理由といいます。「お返しをあげる頻度を下げてみたら?」「お茶でもおごれば十分」というアドバイスもありました。たとえば数千円の物をもらったら、カフェでお茶をごちそうするのはどうでしょうか。ある程度はお返ししたということで、投稿者さんの気持ちも少し落ち着きそうです。
結婚や出産を経ると、それまで似た環境で仲よくしていた相手と価値観にズレが生じることはありそうです。でもその先も関係を続けていきたいなら、本音を伝えることでズレを埋めていく必要があるのでは? 仮に今は「少額のお返し」を選んだとしてもいつかは事情を話さないと、投稿者さんの思いは伝わりません。そのお友達が自分にとってどんな存在なのか、長く本音で付き合っていきたい相手なのか、今一度考えてみてお付き合いの仕方を決めてはいかがでしょうか。
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko
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