<新時代か>子どもの誕生日プレゼントに5,000円のゲーム課金はあり?何も残らないけれど……
時代が変われば考え方も変わる。変わっていくもののなかには、誕生日プレゼントに対する考え方もあるようです。今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、わが子の誕生日プレゼントに「ゲームの課金」をねだられてしまったママからのお悩みでした。
『子どもに誕生日プレゼントは何がほしいかを聞いたら「ゲームの課金」と言われました。現在10歳になる子で、課金してほしい金額は5,000円だそうです。調べてみると、子どもが今やっているゲームは遊ぶだけなら無料ですが、課金ありきな部分が大きいようです。誕生日プレゼントにゲーム課金はありでしょうか』
誕生日プレゼントにゲーム課金! 一昔前には考えられなかったような気もします。しかし時代が移り変わっていくなかで、子どもがどうしても望むのであればプレゼントとして成立するのかもしれません。さて、ママたちはこのお悩みにどのような反応を見せるのでしょう。
誕生日プレゼントにゲーム課金、あり?なし?
今回お悩みを寄せてくれた投稿者さんは、ママたちに対し、ゲーム課金が誕生日のプレゼントにありかなしかについてアンケートをとりました。
『あり:76%
なし:24%』
ママたちの回答はこのような結果になりました。時代を反映しているのか、ゲーム課金はプレゼントとしての認知度が高まっているようですね。
誕生日プレゼントにゲーム課金は「あり」と答えたママたち
『形がある物でなければいけない時代はもう終わったんだと思っている。誕生日くらい好きにしていいという感じ』
『本人が今一番課金を希望しているのなら好きにすればいいと思っている』
形があるものだけが贈り物ではない。いつの時代にも通じそうな考えではあるものの、現金を使っての買い物や、現物を手にとって買い物をする機会が減ってきている令和の時代に、非常にマッチしている考え方にも感じられますね。また子ども自身がゲーム課金しか希望がないというのであれば、選択肢としてありではという声も理解できなくもない気がします。
ゲームソフトを買ったと思えばいいのかも
『昔はゲームソフトを買っていたんだよね。それが遊ぶのは基本無料だけど、アイテムにお金を払うという感じにゲームの形が変わっただけと思えば』
『10歳に課金は少し早いかもしれないなあとは思う。でも誕生日プレゼントはほしいものをあげたいよね。新しいソフトの代わりみたいに思えばいいかな』
ゲームに「課金」すると考えると、形も何もないものにお金を払うことになるので抵抗感も出てくるかもしれません。しかし、これまでのようにゲームソフトを購入していると考えればいいのではないかという声も目立ちました。
誕生日ぐらいはありと考える
『普段課金なしでやっているし、自分から課金をしたいとも言わないから、こういうときくらいいいかなと思っている』
普段からゲームに課金をしない、したいとも言わないお子さんであれば、たまのご褒美・贅沢的なイメージで、お誕生日ぐらいいいのではという考えもあるようです。
ママたちにしてみれば、頻繁に課金を許してしまうと、クセになってしまうのではという心配もありますよね。課金が当たり前にならないためには、完全にダメとするか、メリハリをつけて課金を許容するかの2通りになるのかもしれません。課金を許容するのであれば、お誕生日などの特別なときだけ限定と考え、メリハリのある対応をとってもよさそうです。
誕生日プレゼントにゲーム課金は「なし」と答えたママたち
『誕生日だからいい・悪いではなく、ゲームに課金すること自体がダメ。思いっきりカモにされていると私は思うから』
『1度課金して遊ぶとクセになるよ。またすぐ課金したくなるから誕生日だからとかでもダメ』
子どもへのプレゼントにゲーム課金は「なし」と答えたママたちの声を見ると、誕生日などの特別なときだからなどは関係ないようです。ゲームに課金を行なうこと自体に疑問を感じているのでしょう。
また、課金することでゲームにおもしろみを感じなくなる可能性があるのではないかとか、繰り返し課金したくなってしまうのではないかなどの懸念も語られていました。
誕生日プレゼントのゲーム課金「あり」「なし」以外の声
『高校生ならあり』
『2,000円なら考える』
『誕生日なのだから好きなことに使えばいいと思うけど、10歳に5,000円は多い気がする。3,000円くらいじゃダメなのかな』
誕生日プレゼントにゲーム課金は「なし」と答えたママのなかには、子どもの年齢や課金する金額次第では譲歩できるかもしれないといった声もありました。もしお子さんがゲーム課金を誕生日プレゼントなどに希望してもママが迷うようであれば、応相談の形を取ってみてはいかがでしょうか。
何に課金するかにもよる?
筆者には高3になるゲーム大好きな息子がいるので、誕生日プレゼントにゲーム課金はありかなしかについて聞いてみました。すると息子からは、「何に課金するか次第では?」という回答が返ってきました。
課金することでゲーム内の新しい遊びができたり、ゲームがクリアできたりする要素がある。もしそうであれば、ママたちが話していたようにゲームを1本購入したと思って課金してあげることもありかもしれません。
しかし、キャラクターほしさや装飾品ほしさのような、ゲームの進行にあまり意味がないことに課金するのは非常にもったいないと考えたようです。子ども側のひとつの意見として参考にしてみてください。
誕生日プレゼントにゲーム課金、検討の余地はあるかも
誕生日プレゼントにゲーム課金。ママたちの声を見ていると、時代の移り変わりとともに新しいスタンダードになっていく可能性もありそうですね。もしお子さんがどうしてもゲーム課金でなければとか、他にほしいものがないというのであれば検討してみてもいいのかもしれません。
しかし無条件にOKするのではなく、上限金額設定をしたり特別なときだけであることをきちんと話したりした上で、お互い納得できる形になることが望ましいのではないでしょうか。ぜひママたちの声を参考にしてどうするか考えてみてくださいね。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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