<高卒フリーター娘の将来>きっかけは失恋?誇れる自分へ「自分を好きになりたい!」【第4話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私の名前はマイコ。現在50代で、子育てがひと段落してからずっとパート勤務をしています。19歳の娘・ユカナはフリーター。実家で暮らしており、月7万くらい稼いだバイト代はすべて自分のおこづかいにしています。夫はユカナに甘く現状を放置。義母も「結婚して家庭に入ればいい」と古い価値観を吹き込んできます。ユカナ自身も、自分が打ち込める仕事を探しているようですが、これといって見つからず悩んでいるようです。しかしそんなある日。バイト先で好きな人(ショウタ)ができたと浮かれていたユカナが泣きながら帰ってきました。
20歳の大学生・ショウタくんと、24歳の飲食店社員・町田さん。忙しい飲食店で社員として働いているのですから、きっと町田さんはとてもガッツがあってしっかりしている人なのでしょう。泣きじゃくるユカナに付き添い、泣き止むまで待ちます。しばらくして落ち着いてきた頃、私は思い切って言いました。
ユカナは何も言わず、ただすすり泣いていました。しかし、それから数日後……。
ユカナ自身、「誇れない自分」「一生懸命になれない自分」にずっとコンプレックスがあって、それをどうにかしたいとずっと思っていたようです。でも、きっかけも勇気もなかなか掴めずにいたのでしょう。今回は「失恋」を経て、もっと自分を好きになりたいという気持ちがはじけたようです。
後日遊びに来た義母にも決意表明をしたユカナ。「おばあちゃん、古いよ」と言われたときの、義母のポカンとした顔が忘れられません。ユカナ本人のやる気に火がついたのも嬉しいですが、そのユカナが古い価値観の義母にビシッと言ってくれたのも嬉しかったです。胸がすくような、晴れやかな気分になったのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・編集部 作画・加藤みちか 編集・荻野実紀子
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