メルカリで上手に売るためのテクニックは?販売価格と写真撮影のポイント【メルカリ×ママ第2回】
ママスタコミュニティのママたちのなかには、すでにメルカリを使っている人もいることでしょう。一方で、使い慣れていなかったり、売れるテクニックを知りたい! と思ったりもしますよね。今回は、メルカリ上級者になるためのテクニックをメルカリ広報 竹井さんにお聞きしました。
価格設定は既に売れているものから考える
――お客さまは販売価格をいくらにしようかと悩むことも多いと思います。参考にするとよいものはありますか?
メルカリ 竹井さん(以下、竹井):メルカリの画面に出ている「売り切れの商品」ですね。売り切れになっている商品はもう買うことができないのに、どうして表示されているのだろう? という疑問に思われるかもしれません。でも、売り切れになっているということは、人気商品であったり、売れやすい商品であったりします。
また同じ商品でも、売り切れているものとそうでないものがありますね。これらを比べると、販売価格が他の商品よりも少し安くしてある、商品の写真や商品説明が丁寧でわかりやすいなどと違いが見えてくることもあります。売り切れになっている商品からは、そのような情報が得られます。
商品説明は、自分が買うときにどんな情報が欲しいか考えてから書く
――価格とともに説明も重要ですが、どんな情報を書くとよいのでしょうか?
竹井:何を書くか迷ったときは、自分が購入する立場になったときに、どんな情報が欲しいかを考えるとよいのではないでしょうか。例えば、どのような傷や汚れがあるのか。サイズや色合い、素材が気になることもありますね。立場を変えて考えてみると購入されるお客さまの気持ちがわかってくるので、トラブルも起きにくくなりますし、取引自体がスムーズになるでしょう。
後々トラブルを起こさないためにも写真はできるだけ多く
――写真もとても重要ですが、撮影に自信がない人もいると思います。写真撮影の技術がない初心者でもできるコツはありますか?
竹井:どの商品にも言えることですが、なるべく背景の色を白にしたり、他のものが映り込まないようにしたりすると、写真の見栄えがよくなります。またできるだけ明るい場所で撮ると、商品の色合いが伝わりやすくなります。撮り方としては、正面や斜めなど、いろいろな角度から撮るのもコツです。そうすることで、商品の情報を多角的に伝えることができます。
――ということは、写真はできるだけたくさんあるほうがいいのですね。
竹井:そうですね。照明を使って撮った写真も自然光で撮った写真も、可能ならばどちらも入れたほうがいいと思います。
1枚目の写真は、メルカリのトップ画面に掲載されるので、商品を見てもらうきっかけになります。そのため、どのような商品なのかがパッと見ただけでわかる写真や、目を引くような写真を使うのがよいですね。メルカリは1つの商品に対して写真を10枚まで掲載できますから、近くで撮ったものや違う角度で撮ったものがあると、商品の詳細がわかりやすくなります。お客さまにとっては、購入するかどうかの判断材料にもなりますね。
――多角的にたくさん撮ると汚れや傷も写ってしまうこともありますが、これはどうすればいいのですか?
竹井:汚れや傷などはマイナス点になるので隠したくなってしまうのですが、ダメージこそしっかりと写真に撮り、文章でも説明しておくことが大切ですね。購入者に商品が届いたとき、「このダメージの写真や説明がなかった!」とトラブルに発展してしまう可能性があるからです。
(編集後記)
メルカリに出品した商品を買ってもらうためには、写真の撮り方や商品説明にもコツがあることがわかりました。たくさんの商品のなかから選んでもらうことになりますから、他の商品より魅力的に見えるよう、ちょっとした工夫をしていくことが大切になってきますね。
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