<嫁姑バトル>ダンナさんは妻か実の母親、どちらの味方?義実家よりの男性がよく言う定番ワードとは
‟嫁v.s.姑”といえば、永遠の敵同士のようにいわれることもあります。もちろんその人や家庭によって事情は大きく違うでしょうが、そもそも妻と義母とは夫を介して‟親子”になっただけの他人同士。価値観が違うのは大前提のうえ、どちらがより夫(息子)を味方につけられるかのライバル関係にもなりえます。
妻がどんな目にあっても、ダンナは義母の味方……なの?
夫が味方するのは自分の母親か、それとも妻か? ママスタコミュニティにはそんなテーマで、アンケートを取ったトピックがありました。
『ダンナさんはあなたを義母から守ってくれますか?』
投稿者さんは義母の言動に納得できないとき、かつてはそのグチをダンナさんに話していたそうです。そのたび「おまえが間違っている。俺の母さんを悪く言うな!」と、怒るダンナさん。最近ではいくらモヤモヤしても、ダンナさんには話さないようにしているとか。
トピックを立てたことからも、投稿者さんにかなりのストレスが溜まっていることがわかります。
たくさんの人がこのアンケートに協力してくれました。投稿者さんのように「ダンナは母親の味方」と答えた人も、少なからずいます。
『私がどんなに理不尽なことをされても、義母をかばってばかりのダンナ。おかげで義実家とは疎遠になった』
『義母がおかしいと思うところをダンナに話したら、ダンナが話を大きくして義母にチクった(私の目の前で)。それ以来ダンナを信用できないし、将来離婚しようと考えながら暮らしている』
ダンナさんが自分を守ってくれず「義母側につく」と回答した人の多くが、離婚を考えていました。実際にそれが理由で離婚したという声も、ちらほら。ダンナさんがどちらにつくかで夫婦の未来が決まると言っても、そう大げさではないようです。
定番ワードは「俺の母さんを悪く言うな」「ガマンしてくれ」
『義両親は完全な毒親なんだけど、ダンナにそれを言ったら激怒された。それ以来何も言わないようにしているけど、あまりにひどいので最近は私が義両親から、ダンナを守っている感じ』
嫁という立場の第三者から見た場合、義両親が常識から大きく外れているように感じることはあるでしょう。しかしいくら“外れた親”でも、ダンナにとってはそれこそがスタンダード。何がおかしいのか、気づかない場合もあるようです。
『何を言っても「おふくろがそんなことを言うわけがない」と。もう諦めています。私から義実家を話題にすることはありません』
「うちの母親はとってもいい人だから、そんなことをするわけがない」「どうして母さんの言うことを、いつも悪いほうに解釈するの?」という定番に加え、「俺の母さんを悪く言うな!」と攻撃されるパターンも。「あまりに勝手なことを言い出した義母に言い返したら、ダンナに胸ぐらつかまれた」という報告までありました。
多少は自分の母親にも非があると感じているダンナさんも、もちろんいます。
『「おふくろだってそんな意味で言ったんじゃないんだから、そこらへんは上手くやってくれ」と言われた』
「許してやって」「ガマンしてくれ」。このあたりの定番ワードにプラスして、返事は「そう?」だけ。義母について妻が何を言ってもよくわからないふりをして、スルーするパターンも散見しました。
嫁姑バトルの解決策は、ダンナを間に挟まないこと?
「義母側につく」という回答は、全体のほぼ半数。「妻を守ってくれる」という回答も40%ほどあったので、拮抗していますね。
ちなみに残りは「義母がダンナから守ってくれる」「義母に攻撃されたことがない」などの回答。「どちらの味方でもなく、間に挟まれて病むタイプ」という答えもありました。やさしすぎて、ストレスが溜まりやすいタイプのダンナさんかもしれません。
とはいえ、もし自分がダンナさんの立場だったとしたら……? そう考えれば、ダンナさんの気持ちも理解できなくはないのです。
『まぁ、自分の親を悪く言われたら、いい気持ちはしないよね。だから極力関わらないようにしている』
身内の悪口を言われたら腹が立つのは、誰だって同じです。多少は反撃したくもなるでしょうし、聞こえないふりをしたくもなりそうです。それゆえコメントをくれたなかには「ダンナには言わずに、自分の母親にグチっている」という人も。よほどひどい仕打ちをされるのでなければ、ダンナさんには言わないほうが賢明なのかもしれません。
他にもこんな方法で対応している人たちもいました。
『ダンナに義母のグチを言ったことはないよ。義母に思うことがあれば、義母に直接言っている』
この方は当初はじっと耐えていたそうですが、あまりにガマンできなくなったときに反撃。口を挟もうとしたダンナさんも正論でやり込めて以来、義父さんもダンナさんも嫁姑バトルの際は空気化するようになったとか……。
『義母のグチは言わない。「お義母さんがこんなことを言っていたよ。ははは〜」みたいに、カラッと明るく伝えたことはあるけど。あと義実家のみんなの前で変なことを言われたときは、しょんぼりした演技をした。みんなが義母を責めてくれた(笑)』
自分の感情をなるべく入れず、事実だけをダンナさんに“報告”するのはよさそうです。他にも当初は義母さん寄りだったダンナさんが、“いい嫁”演技を数年続けたことで妻側に寝返ったという報告も! 時間はかかりますが、賢く振る舞うことで形勢が逆転する可能性もあるのですね。
『義母のグチをダンナに言ったことがない。もちろん嫌味はよく言われるけど、天然のフリをしてその場をやり過ごしている。なかには絶対に許せない発言もあるから、いつか「介護して」と言われたときにぶちまけてやるつもり。私は執念深いのよ(笑)』
嫌味ポイントは、すでにかなりの量がチャージされているようです。
うまくやっているみなさんに共通しているのは、ダンナさんを挟まずに義母さんと直接対抗しようとしていること。ダンナさんが守ってくれるタイプではないのならいっそもう頼りにせず、直接対決を考えてみてはどうでしょうか?
文・鈴木麻子 編集・秋澄乃 イラスト・藤森スズメ
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