<ストレス!>外遊びならいいけれど毎日ゲームはNG。わが子の友達、どうしたら誘いに来なくなる?
「一緒にゲームしよう!」。もしわが子の友達が、毎日放課後そのように誘いに来たら、あなたはどうしますか? ママスタコミュニティには、小学校低学年のお子さんをもつママから「毎日遊びに誘わないでほしい」というタイトルで、こんな相談が寄せられました。
『子どもの友達が、放課後毎日のように「うちでゲームしよう」と誘ってきます。私の考えとしては、低学年の今はゲームではなく、外で元気に遊んでほしいです。以前その子に「外で遊ぼうよ」と言ったのですが、「嫌だ!」と断られました。うちの子もゲームが好きなので、誘われれば行きたくなるようです。私が「ゲームは毎日は無理」とか「金曜だけなら」と断っても誘いに来ます。このことはもちろんわが子にも伝えていて、約束が守れないなら遊ばせたくありません。毎日断るのがストレスです。どうしたら来なくなりますか?』
毎日ゲームで遊びたい様子の友達とわが子、元気に外遊びをしてほしいと望む投稿者ママ。おたがいの思いがぶつかって、どちらも引かない模様です。コミュニティのママたちはこの状況をどう見るのでしょうか?
同じく!執拗なお誘いはお断り
自分の願いとは裏腹に、遊ぶときはゲームだけがいいと主張する友達に悩む投稿者さん。まずは、その気苦労を察したママたちの声を聞いていきます。
『私は外で元気に遊ぶなら毎日でも歓迎。でもこの子みたいに「外は嫌、毎日ゲームで」と言われたら断りたい』
『正直、迷惑だよね。うちは小2だけど、毎日放課後ピンポンしてくる。娘から誘うことは全くない。毎回断るのがしんどい』
あくまで個人の意見ですが、筆者もゲームばかりより外で元気に遊ぶ方が健康的でよいのではと思いますから、投稿者さんの親としての思い、分かります。また断ってもお誘いが続くとなると、断る側の「悪いなぁ」という気持ちが募ってストレスは膨らみがち。ママが頭を悩ませるのも、うなずけますね。
まず気にかけるべきは「わが子の気持ち」?
投稿者ママの「ゲームより外で遊んでほしい」は、親として誰もが一度は思うことかもしれません。しかし遊びに誘われているのは、投稿者ママではなくお子さんですから、お子さんの正直な気持ちも気になるところですね。投稿者ママは「ゲームは金曜のみ」と約束をしていると綴っていましたが、一方で「わが子もゲームが好きなので行きたくなる様子」とも残していて……。コミュニティのママたちが、お子さんの胸の内に思いを巡らせます。
『親の気持ちより、わが子の気持ちじゃない?』
『どうしたら来なくなるかって、ちょっとひどくない? わが子は嬉しいと思うよ』
『私は昔、母に「あの子、良い子じゃないから遊ばないで」と言われてすごく嫌だった。良い子か悪い子か、一緒に遊んで楽しいか楽しくないかは自分で決めるわ』
『お子さんもゲーム好きなんだよね? 外で遊んでほしい気持ちも分かるけど、子どもには子どもの世界がある。遊び方にまで口出すのもなぁ……』
子どもには子どもの気持ちがあり、そして、子どもには子どもの世界がある。友達に誘われる嬉しさも、一緒に大好きなゲームをするワクワクも、ともに外遊びをする楽しさも、どれも子どもにとって良い思い出になりそうです。できる範囲で、子どもの放課後の遊びを温かく見守れると素敵ですよね。
親の介入、多少はやむを得ない?
一方、子どもたちが望む通りに遊ぶだけでは、トラブルが発生したり、ゲーム一辺倒になったりすることを憂慮するママもいるかもしれませんね。
『低学年ほど親がしっかり見るべきじゃない? 高学年になると介入しにくくなるし、何か問題に気づいて介入しても、子どもとしては「今さら?」ってなりそう』
『まだ低学年だし、相手の親と「ゲームは金曜だけにしませんか?」とか話せないかな? うちはそれで落ち着いたよ』
投稿者ママのお子さんは小学校の低学年。安心安全に、また、健康的に遊ぶために、親の見守りや望ましい方向への導きがある程度は必要な年頃かもしれませんね。
私、わが子、お友達の3人ともがモヤモヤする現状を打破するために
わが子の思いに目を向けると同時に、多少の親の介入も必要では? という声が届いたところで、投稿者ママはどのような手を打つと良いのでしょうか? コミュニティのママは、投稿者さんの本音を鋭く指摘しつつ、状況によって使えるいくつかの解決案を出してくれました。すっきりしない現状の打破をめざします。
まずは、親子で話し合ったり、わが子に言い聞かせたりしてみる
『投稿者さんは相手の子のせいと思っているかもしれないけれど、学校で「今日ゲームしよう」、「いいね」って子ども同士で話しているのかも。「誘わないで」と考えるんじゃなく、親子で話し合ったり、子どもに言い聞かせたりすればいいと思う』
『わが子が遊びたくてうまく断れないのなら、それは相手の子というより、親子の問題。親子でよく話し合うべきじゃない?』
ママはお子さんの本音や友達とのやりとりなどに耳を傾けると同時に、自身の願いも伝え、たがいの意見をすり合わせられると良さそうです。今のままゲームの日を決めておいたり、ゲームできる日を少し増やしたり、さまざまな約束が考えられます。何にせよ親子で約束事を決めるのが理想かもしれませんね。子どもには大好きなゲームへの未練が残るかもしれませんが、話し合った上での約束事であれば、納得がいきやすそうです。
お誘いの断り方を工夫してみる
コミュニティのママたちは相手の子への対応にも触れていました。断る際の文句や態度を、相手に効果的に響くよう工夫できたら、友達も踏ん切りがつくのかもしれませんね。
『投稿者さんの断り方が優しすぎるのかも』
『「ちょっと押したらいけるかも?」って思われているのかも。「うちのルールはコレ!」と迷いなく言えるといいと思うよ。がんばれ!』
わが子の友達にはさまざまな個性の子がいるものですね。ときに、ちょっと強引な子や元気すぎるような子に遭遇して、投稿者さんのようにママが頭を悩ませることもあるでしょう。
今回の場合は、毎日ゲームのお誘いに来る友達、外遊びでなければ誘いに来てほしくない投稿者ママ、そして、本当は友達の誘いに乗りたい様子のお子さんの話。それぞれ希望が叶わず、かと言って諦めきれず、宙ぶらりんのような状態が続いています。中途半端だから、3人ともが毎日モヤモヤを抱えることになっていそうです。
親の考えとわが子や友達の思いが落ち着く”落としどころ”を探り、その後ママは毅然とした態度を貫けると、モヤモヤを早めに解消できるかもしれませんね。これからの健闘を祈ります!
文・みちはら宵子 編集・しらたまよ イラスト・Ponko
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