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【コラム:佐々木健介 いつだって家族がいちばん!】第5回 育児に関しては全てやってましたよ(笑)唯一やれてないのは母乳をあげることくらい。

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ー2人の息子さんのお名前は、健介さんが考えたんですか?

俺の親父の名前に「健」っていう漢字が入っていて、俺にも「健」が入ってるから、長男には「健」という漢字を使いたかったんです。

それで、「健」がつく名前をいろいろ考えていたんですけど、考えてみたら親から一文字もらうのはあっても、二文字もらうってのはあんまり聞かないな! と思ったんですよ。

今っておしゃれな名前も多いけど、俺の『健介』の間に「之」をつけて『健之介』という名前に決めたんです。
これって、長男にしかできないことなんじゃないかなと思って。

次男の『誠之介』は、長男の『健之介』がいたから、「之介」は決まっていて(笑)。
チャコのお父さんが「誠一」という名前なのと、誠の道を進んでもらいたいという想いを込めて『誠之介』にしました。
ー名前を決める時に、奥さまと意見の相違はなかったですか?

名前を決めるときは、夫婦の意見は完全に一致しましたね。
名前をいろいろ考えてるときは、すごく盛り上がって、2人でよく笑いながら話をしていました。
子どもの名前を決めるのは、夫婦の絆が深まる時間だと思います。
ーお2人とも男の子ですが、男の子のパパになるとわかったときはどんな気持ちでしたか?

男の子とわかったときは嬉しかったですね。
僕の仕事を継ぐわけではないけど、「跡継ぎができた」という感覚があったんですよ。

男親は、男の子が生まれるとわかったら、きっとそういう気持ちになるんじゃないですかね。
僕は、妊娠がわかったときに「最初は男の子が良いな」と思っていたので、嬉しさが倍増でしたよ(笑)。
ー健之介君が産まれて、初めての育児の中で最初に健介さんが戸惑ったことはなんですか?

戸惑ったこと……。(笑)。
これ、汚い話になっちゃうかもしれないんだけど、あのね……オムツを替えるときのウンチの拭き方(笑)。
すごく小っちゃいし、もちろん大事な所も小さいし(笑)。ゴシゴシ拭くこともできないし、慣れるまでは本当に戸惑いましたね。
ーオムツも替えたりしたんですね! 健介さんは、どのくらい育児に参加していたんですか?

僕、育児に関しては全てやってましたよ(笑)。
唯一やれてないのは母乳をあげることくらい。でも、1回だけトライしたことがあるな(笑)。
おっぱいのところに持っていくんだけど、おっぱいが出ないから嫌! ってされちゃったけどね(笑)。
ー積極的に育児に参加されてるイメージはありましたが、母乳以外は全てやったといえるパパさんは多くないと思います。
お子さんが生まれる前から、こんな風に育児に参加しようと決めていたことはありますか?

子どもが生まれる前に、友達にいろいろ聞いたんですよ。
そしたら、子どもが生まれたら夫婦の寝室を別にしてるという話をいろんな人から聞いたんだよね。

それを聞いて、「僕は別々ってなんか嫌だなぁ」と思ったから、同じ部屋で寝起きをしようと決めて、そういう生活をしました。
赤ちゃんは2,3時間置きにおっぱいが欲しくて泣くじゃないですか? そういう時間を奥さんに任せるのではなく、おっぱいあげられなくても一緒に起きて、僕はオムツを替えたりしてましたね。
だから、あの頃は本当に寝不足だったな(笑)。
シリーズ中に試合に通っていたときは、毎日がほんと寝不足で気づくとウトウトしてたなぁ。

でも、赤ちゃんにも、試合にも寝不足は関係ないから、そこはもうね、お父さんとして、プロレスラーとして頑張るしかない! と思ってました。
母性じゃないけど、なんていうんだろうな、父性が爆発してどんなに眠くても泣き声がすると自然と体が動いてたんですね(笑)。
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ー試合で地方に行くときなどは、別の部屋で休もうとは考えなかったんですか?

ん~、そういう気持ちは全くなかったですね。
子どもが生まれて、育児を女の人だけがやるんだという気持ちは俺のなかになかった。

お父さんとお母さん、2人で育ててあげなくちゃいけないという気持ちがすごくあったし、女の人は産んだだけで、体力を使い、体調にも変化があるわけだから、自分には何ができるのかなと考えたら、一緒になって育児をしようという気持ちになったし、何より自分でもやりたかったんだよね(笑)。
ーこのお話を読む世の中のママさんたちは、みんな羨ましいと思うと思います。
世の旦那さんに聞かせたいくらいイクメンですね!

長男が生まれたばかりの頃はいつも3人でいたんですよ。
何をやるにも夫婦一緒に。

もちろん僕の仕事的にそういうことが可能だったんだけど、できれば世の中のお父さんたちも子どもが産まれたら、一緒に時間をたくさん過ごしてほしいと思いますね。
子どもはもちろん、奥さんとの絆もすごく深まると思うんです。

 

次回もお楽しみに!
取材、文・上原かほり 撮影・chiai

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