いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

【コラム:土屋アンナ ママアンナ☆ガチトーク】第5回 うちはパパが寝かしつけのときに絵本を読んであげるの

anna_5_pic02
ー以前、『タウのぼうけん』という絵本を出版されていますね。ママになったことから、絵本の出版を考えられたのですか?

この絵本は出版社さんから、「絵本を書いてみませんか?」というお話をもらったことがきっかけで書いたの。出版社さんもわたしがママになったから興味をもってくれたんじゃないかな。
ママになったことで子どもに関する仕事が増えたのはとても嬉しいなと思ってるし、これからも子どもに関連する仕事は、すごくやりたいと思ってるよ。
ー音楽活動の中にもその変化はありますか?

前は、「音楽と言えばロックしか認めない!」という気持ちがあったけど、今はアニメの歌を歌ったりするのがすごく楽しい!
そういう仕事をすると、子どもたちも喜んでくれるから良いよね!

自分が今までやってきた活動、モデルやロックは大人相手の表現で、ある程度相手の反応が予想できるじゃない?
でも、子ども相手に表現をしたときは今までにない、素直で純粋な反応が見られるから、自分のやってきたことを深く考えるきっかけになるんだよね。
そうすると、「よし! もっと頑張ろう!」という気持ちになれたりして、すごく楽しい。

ママイベントで、子どもたちに囲まれて歌を歌ったことがあるんだけどすごく楽しかったの。
子ども好きなのが伝わるのか、ちゃんと寄ってきてくれるの(笑)。
ー『タウのぼうけん』の話を読んだ時に、男の子に向けてのメッセージが強く込められている気がしたのですが、この絵本に込めた気持ちを教えてください。

これは、タウという名前のさかなが主人公のお話。
人類がいない地上でさかなたちが暮らしているんだけど、その国は高い壁で囲まれているの。
主人公のタウは、高い壁の向こう側に何があるのかが気になって、お父さんやお母さん、街の人達に「壁の向こうには何があるの?」と聞くんだけど、誰も教えてくれない。
タウの友だちに聞くと、向こう側の話はみんな怖い話ばかりなんだけど、好奇心旺盛な子どもたちは、みんなでトンネルの向こう側に行ってみよう! と、冒険に出るお話なの。

この絵本を作るときに、主人公を人間にしなかったのは、動物の大事さを伝えたかったから。
「動物も人間と同じ、人間もこの地球上で生かされてるんだよ、上の立場ではないんだよ」ということを伝えたかったから。

水がないと生きていけないさかなを地上で生活してるように描いたのにも、そういう気持ちを込めたのね。これは、ちょっと深いから子どもには伝わらないかもしれないけど(笑)。
ストーリーに込めた想いは、「ときには恐れを知ることも必要だけど、自分の成長やステップアップになることはどんどんやってごらん」ということ。

そういう部分は、息子や男の子を意識してるかもしれない。
生きていく中で、本当に怖いことって限られてると思うんだよね。
失敗しても良いじゃない!
自分もそうだし、やってみて失敗して学んでいく方が良いと思うから、そういうことが伝わると良いなと思ったの。
ー読んでいて、込められたメッセージの深さを感じました。絵本はこの1冊ですが、今度もまた絵本を作ってみたいと思いますか?

機会があったら作りたい。もし、今度そんなチャンスがあったら、次は自分の絵で絵本を描いてみたいな。

絵を描くのが好きだから、今度は文字のない絵だけでストーリーを伝えるような絵本を作ってみたい。

私、スノーマンの絵本が大好きなの。見てるだけでホッとするから。
あんな絵本を作ってみたいな!

anna_5_pic01
【↑アンナさんが描いた「海の中を上へ上へと泳いでいく白いイルカ」の水彩画】
ーお子さんたちにもよく絵本を読んであげるんですか?

うちは、子どもに絵本を読むのはパパの仕事なの。
日本ではママが読んであげることが多いみたいだけど、うちはパパが子どもを寝かしつけるときに絵本を読んであげるの。
だから、パパは絵本にとっても詳しいよ!
<今回ママスタでは、ユーザーからアンナさんへの質問を募集しました。中でも多かった質問を3つに絞ったので、3回に分けてご紹介させていただきます。>

ママとしても女性としてもすごくステキで憧れます。キレイになる方法、体系維持のために気を付けていることなどがあれば教えてください。

体型維持は努力!!
「簡単に痩せることは不可能!」だと思うから、私は「こうなりたい」という理想ができたら、そうなるように運動をする!
私は身体を動かすことが好きだから、ヨガ、バレエ、体幹トレーニングもやるし、海にも潜る。
「痩せたい」というのではなくて、「こういう身体になりたい」という理想の身体になることを考えて運動するの。

例えば、腹筋を割りたいと思ったら、その目標を達成するために努力をする。
単純に「痩せたい」というのは不健康な気がするから、肩こりがない、腰痛がないという風に「生きていて気持ちの良い身体」を作ることを考えたら良いと思うよ。
時間とお金をかけなくても、家事の中に取り組めることってたくさんあると思うんだよね。

でも、何事も3ヶ月は続けないと意味がないと思う。
あと、食事も気を付けるよね。
好きな物は我慢せずに食べたいから、今日はこれ食べるから明日はやめておこう、っていうように、必要か不必要かで考えたり、食べちゃったら運動するとかね。

食べ物は、お肌の調子にも関わってくるから大事だと思う。
私は、野菜と魚が好きで和食を食べることが多いから、基本肌荒れはしないんだよね。
ジャンクな物はあまり食べないし。
体型もお肌も、基本和食を食べてたら大丈夫な気がする!

 

次回もお楽しみに!
取材、文・上原かほり 撮影・chiai 衣装・YAMATO 衣装協力・BILLABONG ヘアメイク・baku

関連記事

【コラム:土屋アンナ ママアンナ☆ガチトーク】第2回 親として1つだけ守ってほしいのは、『死なない』ってこと。
ー息子さんたちに「こういう人になって欲しい」と思って意識して伝えていることはありますか? 力の弱さ、強さは理解させたいから、それはちゃんと教えてるかな。 女の子、自分より歳下、弱い者に...
【コラム:土屋アンナ ママアンナ☆ガチトーク】第3回 子どもと遊んでる旦那を見ると、見直すことがたくさんあるんだよね。
ー男の子のおしゃれは難しいというママさんが多いのですが、アンナさんの息子さん達ファッションへのこだわりを教えて下さい。 パパがスタイリストだから、お洋服はパパが担当! パパは子ども服のブラ...
【コラム:土屋アンナ ママアンナ☆ガチトーク】第4回 私にとって、息子たちは「やんちゃな天使達」なの
ー出産・子育てという経験は、アンナさんにどんな変化をもたらしましたか? 自分が今まで楽しいな、幸せだなと思ってたものとは違う「幸せ」があるんだなということを知ったと思う。 今までの自分が全...