【コラム:土屋アンナ ママアンナ☆ガチトーク】第1回 落ち込んだとしても、毎日楽しいことが必ずあるからね。
モデル・歌手として、カリスマ的人気の土屋アンナさんが、ママスタに登場!!
テレビや雑誌で活躍する彼女も、家に帰れば2人の男の子【長男 澄海(すかい)君(8歳)、次男 心羽(しんば)君(3歳)】のママ。これまで、あまり語ることのなかった“ママとしての土屋アンナ”を、ママスタロングインタビューで初めて語ってくれました。
際立った個性を持ち、常に注目を浴びる土屋アンナさんが、素敵なママあり、妻であることをこのインタビューで発見できると思います。
今回は特別に、アンナさんのご主人でスタイリストの大和さんからも、パパとしてのお話をお聞きすることができました。
他では見ることのできないスペシャルインタビューです!
全8回に渡り、お届けしていきます!
ー以前、ママスタで「ママ友になりたい芸能人ランキング」という投票を行ったところ、ママスタユーザーからの回答で、アンナさんが2位に選ばれました!
今回、ママスタをご覧のみなさんに「ママとしての土屋アンナ」を語っていただくにあたり、ママ友になりたい芸能人2位に選ばれた感想を聞かせてください。
みんな優しい~ありがとう!
すごく嬉しい! でも、私と友達になったら大変だよ(笑)。
ー理由として、「サバサバしてそう」「裏表がなさそう」という意見が多く挙げられていたのですが、アンナさんと言えばサバサバした性格のイメージが定着していますね。
確かに、性格はものすごくサバサバしてると思う。
女っぽさがゼロなんだよね。好きは好き。嫌いは嫌い。嫌なことは嫌! 楽しいは楽しい! 全部そのままだから、あんまり悩むこともない。
ー悩んだり、落ち込んだりすることはないんですか?
自分の人生はたまに悩む(笑)。
「私の人生こんなでいいのかな?」とかときどき思うけど、そういうことを悩むのは面白い。
人生いろんなことがあるから、落ち込むようなことがあったらとことん落ち込むけど、その後にすごい笑うの。
落ち込んだとしても、毎日楽しいことが必ずあるからね。
家に帰って、子どもたちの顔を見たら悩みなんて吹っ飛ぶよ。
まわりの人にたくさん迷惑をかけてるけど、支えてくれるまわりの人、家族がいるから頑張れるんだろうね。
ー今回、「ママとしてのアンナさん」について、たくさんお話をきかせていただきたいと思います。まずは、男の子2人のママとして感じる、育児の楽しさを教えてください。
私がとても男っぽい性格なので、男の子のママはすごく合ってると思う。
男の子はひたすら動き回って、やんちゃでダイナミック!
澄海がまだ1人だった頃は澄海と私という関係が強かったけど、弟ができてからは、弟をかわいがるお兄ちゃん、お兄ちゃんにくっついていく弟、という2人の関係を見ているのがすごく楽しいの。
男の2人きょうだいという関係の中で、子ども同士で遊んだり、ケンカをしたりしながらいろんなことを学んで成長していくのを見るのが、日々の喜びになってる。
ー逆に、男の子2人って大変だなぁと思う時はありますか?
私はあんまりないんだけど、パパが大変そう(笑)。
男の子2人を相手にするのは体力勝負だから、「父ちゃん! 戦って!」と2人に遊びをせがまれてるのを見ながら、「父ちゃん任せた!」と思う(笑)。
戦いごっこしてるの見てるとお腹の上とかガンガン乗られたりしてるから、ママは男の子の遊びに付き合えないよね。骨折れちゃいそうだもん。
そこはもう、パパとママの役割分担がちゃんとできていて、父ちゃんは遊ぶ! ママはご飯作ったり、家事をやる! というのが、わが家のルール。
(大和さんに向かって)父ちゃん的には男の子2人大変??
【大和さん】
女の子がいないからわからないけど、女の子のほうが大変そうだなぁと思う。
男の子は真っ直ぐぶつかれるし、身体動かして遊んでられるけど、女の子はきっとそうはいかないと思うから、男2人で良かったと思うよ。
【アンナさん】
そうだよねぇ。男の子のママとして大変なのは10代を迎えてからだと思う。
10代になって、バイクだ! 車だ! と、興味を持ち始めたら、事故や怪我の心配が尽きなそう。
「怪我だけはしないでね!」「事故らないでね!」と毎日心配してなきゃいけなそうだから、10代になるのが怖い(笑)。
ー男の子2人だと、きょうだいケンカも激しいですか?
お兄ちゃんは、とても性格が優しくて大人しいの。私の子なのに、気が弱いところがあって誰に似たんだ!? って感じ(笑)。
弟の心羽は、逆に超やんちゃ! 次男らしい性格でマイペースよ。「ママに甘えるより遊びたい!」というタイプだから常に走りまくり、動きまくりの性格。
だから、きょうだいケンカと言っても、心羽がお兄ちゃんを叩いたりしても、お兄ちゃんが「やめてよぉ~」と言うくらいで、殴り合いしたりするようなケンカはしない。
お兄ちゃんには「下の子には手を出してはダメ」と教えてるから、ちゃんとそれを守ってるよ。
ーアンナさん、怒ったらすごく怖いママさんですか?
そりゃ、怒るときは本気だから怖いかもね。
でも、私のママはもっと怖かったから、それに比べたら優しいほうかも(笑)。
何か怒るようなことがあったときは、2人の性格がそれぞれ違うから、それをふまえて怒り方を変えてる。
澄海は、すごく感受性が強くて言われたことを深く考えるタイプだから、言葉の勢いで怒鳴るようなことはしないで、「ダメでしょ? それは良くないことだよね」と、諭すように注意することが多いかな。
怒られたことを悲しく思って、「ママに嫌われちゃったかも」と感じちゃう、繊細なタイプなの。
心羽は怒鳴っても大丈夫なタイプだから、お兄ちゃんにパンチとかしたら「こらっ!」と怒ると「あ、やべっ!」て理解できるタイプ(笑)。
ー性格を見極めて怒り方を変えるのは、2人をちゃんと見ていてあげないとできないことだと思います。
怒り方だけではなく、2人への接し方にもそれぞれの性格を見ることはありますか?
それぞれの性格があるからね。遊び方も勉強の仕方も同じではないじゃない?
そういうのを、2人一緒に同じように! とはしてないかな。
個性を生かしてあげたり、やりたいと思うことをやらせてあげたり、それは怒り方だけではなく、いろんな部分でそれぞれの性格を尊重してあげたいと思うよ。
ー褒めるときもそれぞれのタイプを見て変えるんですか?
褒めるときは、2人とも同じように褒めるよ。
「えらいえらい!!」って(笑)。
次回もお楽しみに!
取材、文・上原かほり 撮影・chiai 衣装・YAMATO 衣装協力・BILLABONG ヘアメイク・baku