<夫婦円満の秘訣>「夫は私と結婚してラッキー」と思う?それとも「こんな自分でごめん」と思う?
結婚生活が長くなると、結婚当初のことを思い返したり「この人と結婚できてよかった」と感謝の思いを抱いたりする機会が減っていきがち。ともに生活をしていれば旦那さんの嫌な部分が目につくようにもなるので、ときには「こんな人と結婚しなければよかった」、「この人と結婚したのは不運だった」といったネガティブな思いを抱くこともあるかもしれませんね。一方で旦那さんは自分のことをどう感じているのかを考えたことはありますか? ママスタコミュニティにはこんな投稿がありました。
『夫はあなたと結婚してラッキーだったと思いますか? どういう点で?』
ママが旦那さんと結婚してラッキーだったのかどうかではなく、旦那さんがママと結婚してラッキーだったと思うかどうかについて尋ねた今回の投稿。旦那さんが結婚後のママのことをどう感じているかを、ママ自身が評価するわけですからなかなか答えるのが恥ずかしくなりそうな質問ですよね。ママたちはどのようなコメントを残したのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
旦那さんから「いなかったら生きていけない」と言われている
『私と結婚してすぐに年収が300万以上あがったから。今も上がり続けてる』
『そこそこの社会的地位を手に入れたのは私の我慢と忍耐があってこそ』
『夫が「私と息子がいなかったら生きていけない」って言ってるから』
「ラッキーだったと思う」と回答したママのほうが6割程度と、半数以上を占めた今回の投稿。その中でも多かったのは「結婚してから収入が上がったから」といった旦那さんの昇給や昇進に関する理由でした。旦那さんが外で思いっきり働けるように家庭で支えてきた自負を持っているママは少なくないようです。実際に収入が上がったという結果があるからこそ、余計にそう感じているのかもしれませんね。他にも日頃からママに感謝をしている気持ちを口に出している旦那さんもいて、ママたちが旦那さんにとってなくてはならない存在であることがうかがえます。
『私以外にはヤツの奥さんは務まらない自信はある。少しは感謝しろ!』
『正直逆玉の生活はしてると思う。普通あの給料なら家も持てないし、子どもだって中学から私立へはいけない。趣味だってできない』
一方で「私じゃなかったら結婚できなかったはず」という辛口なコメントをしていたママもいました。きっと自分を棚に上げているわけではなく、ママが普段から旦那さんを支えているからこそどう感じているのかもしれませんね。また家事育児や生活面のサポートだけでなく、経済的にママが旦那さんを助けているケースもあるようです。
「夫は私のどこがいいんだろう?」と思っているママも
『こんなぐうたら嫁ですまん』
『文句ばっかりで嫌になってると思う』
『指定難病の持病持ちで料理もたいしてうまくない私なんかをよく貰ってくれたなと思うよ』
「ラッキーだとは思わない」と回答したママのコメントを見てみると、「家事もろくにできていないから」「いつもガミガミ怒っているから」といった生活に根付いた理由を挙げている人が多かったです。「離婚されないだけ有難い」「他にもいい人がいたはずなのに私のどこがいいんだろう」と旦那さんに申し訳なさや感謝を感じているママもいました。こうしたコメントを見ると、なんだかあまりよくない夫婦関係を想像してしまいます。しかし見方を変えれば、旦那さんにとってママの家事能力などは関係なく、ママが家にいてくれるだけで十分だと感じている可能性もあるのではないでしょうか。そう考えると愛情が深くてとても素敵な夫婦関係だと感じますね。
『私が夫なら私はダメな妻だと思う。私が夫ならラッキーではないな。でも本人は幸せみたいよ。変わり者だと思う』
また「私が夫ならラッキーとは思わないけど、不思議なことに夫本人は幸せに感じているみたい」というほんわかしたコメントもありました。ママが自分自身に下す評価が必ずしも旦那さんの感じている幸せと一致しているわけではないのでしょう。ママは「私なんかと結婚して夫はアンラッキーで可哀想」と仮に思っていても、旦那さん本人はそんなこと感じていないかもしれませんね。
「この人と結婚できてラッキー」とお互いに思うことが夫婦円満の秘訣かも
『料理上手、掃除はそこそこ。お金の管理もちゃんとしてるから独身時代にしょっちゅう忘れて滞納してた支払いも結婚してからは一切無い。可愛い子ども2人、それも一姫二太郎で幸せでしょ! いや私が幸せ(笑)。いつもありがとう』
『思いたい(笑)。毎日家族仲良く楽しく過ごしてるから大丈夫だと思う』
『夫からは「あげまんで料理上手で本当にラッキーだ」とは言われる。家庭円満の為のリップサービスだと私は思ってる』
中には「夫も私もラッキーだった」、「夫はどう思っているかわからないけど、私はラッキーだった!」というコメントもありました。自分が夫に感謝されることを求めるよりも、まずは自分が夫に感謝しようというママたちの素敵な心がけを感じますね。また「本音はどう思っているかはわからないけれども夫婦円満のために君と結婚できてラッキーだと言われる」という体験談も。リップサービスだとしても、そんな嬉しいことを口に出して言ってもらえたらこちらも旦那さんに感謝の気持ちが芽生え、これからも夫婦でいたいと思えそうです。改めて「夫は自分と結婚できてラッキーかどうか」と問われると、普段の夫婦関係や旦那さんへの思いが浮かびあがっていろいろと考えてしまいますよね。
今回のコメントでは自分自身を卑下するママも少なくありませんでしたが、それも相手を思う優しさ故に出てくるものだとも感じられます。日頃の小さなイライラや不満は少なからずあるのが夫婦。それでも「私が結婚してあげた」と思うよりも「この人と夫婦でいて、なんてラッキーで幸せなんだ」とお互いが思い合うことは、なによりの夫婦円満の秘訣なのかもしれません。
文・AKI 編集・みやび イラスト・善哉あん
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