<間違った気遣い>【後編】お出かけの後の家事はすべて私!?勘違い旦那を生まないためのルールとは
前回からの続き。家族でのお出かけから帰ってから、後片づけに奔走するママから投稿がありました。投稿者さんはお出かけ後に朝干した洗濯ものを取り込んで、夕飯の支度をするそう。その間、旦那さんはゴロリ。「なぜ自分ばかり?」と投稿者さんは納得できないようです。ほかのママたちのお家では、お出かけ後はどんな様子か聞きたいと言います。
旦那さんにはっきりと伝えたらどう?
「疲れているのは一緒なのだから手伝って」と、旦那さんにはっきりと言ってみては? との意見がママスタコミュニティに寄せられました。
クタクタになっても動かなくてはならないママ。家族で出かけているのだから、ママだって疲れていると旦那さんにわかって欲しいところです。ストレスをため込む前に、ママの考えをしっかり伝えてみると楽になるかもしれません。
『夕飯も外食やテイクアウトにしてくれたら負担が減るのにと思うけれど、それなりにお金も掛かるし。最近は開き直って堂々とレトルトカレーでいい? って聞いちゃう』
『旦那は絶対手伝わないから、かわりに出かけた日は必ず外食して帰る。旦那も自分でわかっているから外食にしてくれる』
『30回くらいキレて、ようやく学習して、黙っていても風呂の準備はするようになったわ』
たいへんな思いをしているママに気づいていながら、横目で見ているだけの旦那さんもいるでしょう。けれど実は状況をわかっていない旦那さんもいそうです。やはりママの気持ちを「きちんと」説明しておかないといけないようです。お出かけの後は、パパと同じようにママも疲れているので、できるだけ家事を減らしたいと伝えてはどうでしょうか。一度ではわかってもらえなくても、何度も説明することで理解してくれる旦那さんもいるようです。
お出かけの日ならではの工夫をしてみて
家事の工夫
出かけた後は疲れで体が動かないことがありますよね。楽しかったお出かけの余韻に浸りながら、なるべくなら動きたくない……当然の気持ちなのではないでしょうか。帰宅したらゆっくりできるよう、外出前にひと工夫しておくといいようですよ。
『出かけるときに洗濯ものは室内干しにして、夕飯はパッとできるようにして行くか買って帰ったりするよ。先にお風呂に入っていてもらって用意ができて出たら食べられるって感じにする』
『何回もそれでイライラしたことある。だから遠出や遊びに行くときは、洗濯は翌日にまわす。夕食はレンチンですむものや、帰りにお弁当買うことにした。運転する旦那の方が疲れているのはわかるけれど私も疲れるのよね』
『コンビニに寄って帰る。洗濯ものは家に入れるだけ、畳むのは翌日。手抜きしなきゃ、なんで私ばっかり忙しいの? ってイライラする』
汚れものを放っておきたくないと気になるママもいるかもしれませんが、お出かけ当日は洗濯をしないよう、洗濯予定を立ててみてもいいかもしれませんね。洗濯したとしても、干すのは家の中。そうすれば帰宅後に洗濯ものを取り込まなくてすみます。
「何もしない日」があってもいい
また旦那さんが何もしないことはわかっているので、イライラしないために試行錯誤しているというコメントも。
『私も自分が大変にならないようにしておく。出かけたら絶対に夕食は外食だし。先々考えて自分がたいへんにならないように要領よくやろうと思っている』
ママ自身が少しズボラになることも秘訣との意見もありました。夕飯は買って帰るか外食をして家事を減らすと、後はお風呂に入って寝るだけですものね。すぐにやらなくてもいい後片づけは翌日に回すようにして、「外出から帰ってきたら何にもしないよ」と、できる限り体力を使わない努力をしているママもいるようです。やらなければいけないことには目をつぶって、お布団の中で楽しかったできごとに想いを馳せることがあってもいいかもしれませんね。
反対のパターンの夫婦もいます
お出かけした後は、旦那さんが家事をやってくれるという家庭もありました。帰宅して、「やれやれやっぱり家が一番」とゴロンとしたとき、誰かにお茶を入れてもらったり片づけをしてもらったりしたら最高ですよね。
『うち逆。旅行から帰ったときなんて大変。洗濯もの全部出してとか、旅行カバン片づけてとか、お米何合炊く? 先にお風呂にしようか? スーパー行ってこようか? とりあえずコーヒー飲む? てな具合に旦那の怒涛の家事が始まってグッタリする。全部明日でいいじゃん、と思う』
『遠出なら基本旦那が片づけをする。私は明日でいいパターン。普段の買いものでも役割分担している。結婚して20年経つけれどそうやって躾けた』
『大体外食かテイクアウトするけれど、家で作るときはその間に旦那が子どもたちをお風呂にいれる。ずっと運転しているのにタフだな』
『うちは毎回私が、「ああ疲れた。寝よ」ってなっているわ。旦那がバタバタずっと動いてくれている。反省しなきゃな』
なんてうらやましい旦那さんたちでしょうか。運転、子どもの遊び相手、帰宅してからの家事を旦那さんにやってもらったら、ママはゆったりすることができますよね。でも最初からやってくれたわけではない旦那さんもいるとのこと。ママに教えてもらって、やるべきことをわかったという旦那さんもいるのでしょうね。
心地よい役割分担を
お出かけの際も、お出かけから帰ってきてからも、ママとパパが協力しあえることが一番いいかもしれませんね。
『うちは外出=車だから、絶対運転は旦那に任せる。それならまだ帰宅後の家事も我慢できる。私が運転するなら家に帰ってから家事しろと言ったこともある』
『私も疲れたーと一緒に横になる』
『わが家はいつも、運転と荷物を車から降ろすまでが旦那の仕事。それか後は私の仕事。と分担制』
『朝早くから嫌がらず運転してくれてあちこち連れていってくれた。寝たら、さあ洗濯家事やっつけようって感じだったな。子どもたちが巣立ったので長距離ドライブして、深夜に帰宅とかたまにある。子どもたちがいたら絶対できないコースを夫婦で楽しんでいるよ』
『持って行ったもの、買ったものの片づけとかね。起きた後風呂掃除と皿洗いと私へのマッサージを課している』
運転はパパ、家事はママと夫婦で役割分担をしているケースもありました。どんな役割分担がいいのかは夫婦それぞれですが、完全に平等である必要はなく、お互いに思いやりあえていればそれでいいのでしょうね。お出かけは楽しいけれど、何かと体力を奪われるもの。愚痴を言い合いながらも笑顔で協力しているママとパパの姿を見ていれば、子どもも寝るその瞬間まで、楽しかったと一日を満足して終えることができるのかもしれません。
文・岡さきの 編集・Natsu イラスト・くずり