<専業主婦の苛立ち>【後編】旦那が土日にくつろぐ姿は腹が立つ?それなら平等になる方法を考えよう!
前回からの続き。今回の相談者さんのご家庭は、旦那さんが会社勤務、専業主婦である相談者さんが家事や育児をして仕事を分担しているそうです。相談者さんもそのこと自体には納得しているのですが、土日に旦那さんがリビングでくつろいでいる姿を見ると、どうしても「私は家事があるのに……」と苛立ちや虚しさを感じてしまうとのこと。
考え方を変えてみるのはどう?
なかには苛立ちや虚しさを感じないように、相談者さんが考え方を変えてみてはどうか? という提案もありました。
『私は、土日は仕事(家事)の日、平日は休みの日って気持ちにしているから嫌だなって気持ちにならないかな』
休日がないことが相談者さんのストレスになっているのであれば、旦那さんがいない平日を「自分の休日」と定めてみるのはいかがでしょうか。旦那さんと一緒に休めなくても、「私は○曜日が休みだから頑張ろう」と、踏ん張りがきくようになるのかもしれませんよ。
『特に何も言われないのであれば、考え方やスタイルを変えて生活してみると良いかもよ。洗濯はボタン押すだけで大変じゃないし、アイロンしなきゃなものはクリーニングに出せばいい。ご飯も大変なら宅配使ったり、惣菜買ったり、何が良いか聞いたり。上手くやると楽になるかもよ』
あるいは、「土日は家事の手を抜く日」としてしまい、手作り料理でなくお惣菜や宅配を活用することにすれば、ぐっとストレスを減らせそうです。もし旦那さんに責められたり、「節約はしていたい」と感じたりするようであれば、ご飯のメニューを旦那さんに決めてもらうのも良いでしょう。献立を考える仕事が減るだけで、だいぶ気持ちがラクになってくるのではないでしょうか。
仕事と同じように家事にもお休みDAYは必要!
今回ご紹介したのは仕事とオフの区別をしやすい旦那さんと、休みを作りづらい専業主婦の相談者さんの違いの問題。筆者自身も専業主婦を経験していたので、専業主婦の大変さは理解しているつもりです。「仕事に行っていたときのほうが目に見えて報酬でわかるし、自分の時間も堂々ととれるし、精神的にラクだった」なんて感じたこともありました。夫に、「あなたは電車の中で漫画が読めて、自分の時間があっていいわね」「私はトイレだっていつも子どもがついてくるし、一人の時間なんてないんだよ」と強く言い放ってしまったこともありました。けれどきっとそれは、「頭もからだも清々した気分でのお休みがない」ことから卑屈になってしまっていた結果だったのではないかと今となっては思っています。
『私も専業だけどさ、土日は私も休む日って夫婦で決めているよ。だから朝も平日よりは遅く起きるし、朝ごはんも作りたくないからパン屋に買いに行くし、家事もダラダラやる。夕飯も作りたくないから外食か出前 』
『疲れているんじゃないかな? 専業主婦でも休みほしいよね。子どもが小さいのかな? 私は専業じゃないけれど、育休中は休みに旦那に子どもを一日みてもらって友達と遊んだりする時間を定期的に作っていたよ! リフレッシュできるし、旦那にも優しくなれる(笑)』
専業主婦が土日に休んではいけないなどというルールは、必ずしもあるわけではありません。自分がつらさを感じたときには改善しても良いのです。家事はこれから一生続くものですから、無理をしているとのちのちもっとつらくなってしまいます。どういう生活リズムを作れば自分が無理をしないで過ごせるのか、もしかしたら今が考える良い機会なのではないでしょうか?
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