<ママ友と疎遠になって1年>子どもが園児のころは仲が良かったのに。連絡が途絶えるのは珍しくない?
人間関係というのは複雑で、驚くほど長く続く関係もあれば、あっというまに消えてしまう関係もありますよね。今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、人間関係のなかでも「ママ友」とのおつきあいに特化した話題でした。
『仲がよかったママ友と疎遠になりました。ぱったり連絡が途絶えてそろそろ1年以上が経ちます。子どもが幼稚園の頃は、ランチへ行ったり一緒にでかけたり、個人的な深い話を子ども抜きでしたこともありました。みなさんは同じような経験ありますか?』
仲がよかったママ友さんとの連絡が途絶え、疎遠になってしまったと話す投稿者さん。「幼稚園の頃は」とあるので、お子さんは現在小学生になっているのでしょうか。詳しい状況はわかりませんが、小学校入学以降に連絡が途絶えてしまったのかもしれません。みなさんは、同じような経験はありますか?
ママ友関係ではよくあることかもしれない
『ママ友づきあいなんてそれが普通なんじゃない? そのなかでも関係が続いて残っていく人もいるけど』
『ママ友と疎遠になるときなんてほとんどがそんなものでは? ケンカして縁が切れるほうが珍しいと思うよ』
『よくあるある。ママ友ってだいたいが期間限定の存在だもの』
ママたちからは「ママ友づきあいとしてはよくあること」といった声がたくさん寄せられました。
もちろんみんなが同じではないと思います。ママ友付き合いから発生し、末永くいい関係で付き合っていける友だちになれることもあるでしょう。しかしママ友づきあいは、子どもを介して派生する人間関係ですから、どうしても環境の変化とともに変わっていく流動的な関係になりがちなのかもしれません。
子どもの成長・ライフスタイルの変化も関係する
『成長して子ども同士の接点がなくなると、自然消滅することも多いよね』
『そういう人多いよね。私も子どもが進学して疎遠になったなあ。ママ友っていうか、子ども関係のママ付き合いはそういうものだと思っていた』
『ママ友づきあいって、子どもが幼稚園とか学校を卒業したらどんなに仲がよくても疎遠になりがちだよね。話題に共通性がなくなるから、仕方ないのかも』
ママ同士・子ども同士、どれだけ仲がよかったとしても、環境が変われば共有できる話題がなくなってしまうので、自然消滅的に疎遠になることもあるようです。
筆者にも、子どもが保育所の頃から中学までずっと一緒で仲よくしてくれていたママ友がいました。しかし子どもの高校の進路が異なったことをきっかけに疎遠になってしまったのです。寂しいなと思うことはありますが、仕方ないのかなと諦めています。
疎遠になるのはママ友関係だけじゃない
『ママ友に限らず、学生時代の友だちだってそうじゃなかった? 学校が変わったら連絡取らなくなった人とかいない? ママ友だって一緒だよ』
『「〇〇の付き合い、この「〇〇」がなくなったら、よほど気の合う同士じゃない限りいずれ離れていきますよ。「仕事絡み」とか「子ども(学校)絡みの付き合い」とかね』
『定期的に会う用事がなくなると、疎遠になるのはママ友関係だけじゃないよね。部活の仲間やクラスメイト、会社の同僚や習い事のお友だちだって、毎日のように顔を合わせて飲みに行ったり遊んだりしていても、卒業や退職したらなかなか会わなくなるよね』
ママ友に限らず、環境やライフスタイルの変化から気がつけば疎遠になっていることは、とくに珍しいことではないのかもしれません。しかしこれもすべてが同じというわけではなく、変化が起こり離れることとなっても、何かしらつながっていく関係もあるので、人間関係は本当に複雑で読めませんよね。
「今」を共有する関係性もあるのでは
『「今」、仲がいいことが大事だからだよ。過去にどれだけ仲がよかったとしても、人って「今」の環境や考えかたが同じ人を優先するものだと思う』
人は無意識に、今の自分の立場や環境・価値観にあった人との関係性を優先してしまうのかもしれません。決してこれまで仲がよかったママ友さんを、嫌いになったわけでも避けているのでもないと思います。ただ優先順位が変わった、それだけのことなんです。
もしかすると相手のママさんも疎遠になっている今の状況を「どうしてだろう」と思っている可能性もありますよね。何かきっかけがあれば連絡ができるのかもしれませんが、時間が経過してしまった今、きっかけを見つけることはなかなか難しいのかもしれません。
とても仲よくしていたのであれば、疎遠になってしまったことを寂しいと感じることもあるでしょう。寂しさをなんとかするための解決策は、思い切って投稿者さん側から連絡をしてみるか、流動的な人間関係なのだと割り切るかの二択になりそうです。
長く付き合える関係性もステキだと思いますが、たとえ期間は短くても、「今」を共有した関係もいい思い出となるのではないでしょうか。自分から一歩踏み出すか、変化した環境を共有できる人と「今」を楽しむか。どちらを選んでも正解も不正解もないと思いますので、ぜひ一度考えてみてください!
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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