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<義姉と母の老後>食事が「豆腐とサバ缶」だけ?兄亡き後、老親の不憫な暮らし……【第2話まんが】

前回からの続き。5年前の話です。当時60代前半だった兄が亡くなり、実家に残されたのは両親と義姉のユミさん。私は結婚して遠方に住んでいて、簡単に実家には戻れません。私は不安に思いながらも、3人での新たな生活を見守ることにしました。
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母は料理上手で、昔は自宅で友人たちに教えていたほどです。もうキッチンには立てなくなりましたが、今でもテレビや新聞で紹介されたご当地グルメを取り寄せたりしています。食に対して貪欲な母は、食べることに無頓着なユミさんに我慢がならないのでしょう。

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両親の食事の光景を見て、私は胸が締め付けられました。食事というよりただ「栄養を摂取させられている」かのような様子が不憫でたまらなかったのです。母は器にもこだわっていて、食器棚には全国から集めたお皿がぎっしり並んでいるのに……。私は冷蔵庫から食材を探し、慌てて両親の食事を整えました。帰宅したユミさんに詰め寄ると、驚くような言葉が返ってきました。

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私は言葉を失いました。ユミさんがこれほど強い言い方をするのを聞いたのは初めてだったからです。兄が生きているときに比べると、まるで人が変わったようにも感じました。両親の不憫な暮らしをどうにかしなければ……。でもずっと実家にいるわけにもいかず、遠方で暮らす私に何ができるのでしょうか? 私は悩んでいます。

【第3話】へ続く。

脚本・rollingdell 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

※この漫画は知人の話を元に作成しています。

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