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<元旦那からの苦言>【前編】いじめにあった子どもに中学受験を提案。でも「逃げ癖がつく」と言われ

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テストには正解があったとしても、子どもを育てていくことにはきっと“正解”などありませんよね。「ここをこうしたらいいのに」と思ったとしても、本人は違うことをしたいと思っている場合もあるでしょう。「親はどこまで口を出せばいいか」「どんな対応をすればいいか」というのは、日々悩むもの。今回の相談者さんは、元旦那さんに否定されたことで、自分の子育てに自信がなくなってしまったようです。

『ダメな母親です。助けてください。私は母性が強すぎてしまい、子どもを守ってあげようとする力が強すぎます。今回、小学校高学年のわが子がいじめのようなものにあい、いろいろと守っていました。「勉強を頑張って、みんなとほかの中学に進むということもあると思うよ」と子どもに伝えたのですが、離婚した元旦那に「いつまで子どもを守る気なのか? 今の状況を自分で感じて、どう自分で動くのかをしなければいつまで経っても同じ繰り返しになる」と言われました。

私は子どもが辛いと自分も辛いです。だからどうしても守ってしまう。私自身が愛情を持って育てられておらず、子育てがわからないのかもしれません。本を読んだり、プロの方に相談したり、先生と話をしたりと努力したつもりだけど、全くダメな方向に動いてしまったようです。みなさんは、どうやって子育てしていますか? 黙って見守ったりするのは、どうしていますか? 教えてください』

お子さんがいじめを受けたことから相談者さんはお子さんと話し合い、別の中学校に進学するアドバイスをしたそうです。けれども元旦那さん曰く、それは間違った選択なのだとか……。どうしたらいいかわからなくなってしまった相談者さんは、ママスタコミュニティにアドバイスを求めにきました。

いじめに対する相談者さんの対応は間違っていないのでは?

ただ、ママスタコミュニティで答えてくれたママさんたちの意見は、元旦那さんでなく相談者さんに同意するものばかりでした。

『勉強を頑張って違う中学に進む道は、普通にアドバイスでは? 子どもの意見を聞かずにそうしなさいって強制しているのなら良くないけれど、選択肢を与えるのは良いと思う』

『お母さんの違う道もあるよっていうのは賛成です。新しい環境で勉強したいとお子さんが言っているのなら、即行動した方がいいと思いますよ』

子どもと向き合って、子どもがどうしたいのかきちんと聞いて、それからアドバイスをする。相談者さんのやり方は、現状に悩むお子さんに安心感を与えられているのではないでしょうか。相談者さんはお子さんに「勉強を頑張って」と条件も出しているのだから、守っているだけでなく、現状を乗り越える強さも教えているように感じられます。きっかけがいじめだっただけで、中学受験をする人たちとなんら変わりのない選択なのではないでしょうか。

『いじめられていたならそりゃ守るよ。学校も別のところもあるよとアドバイスもするし、加害者に抗議するし学校にも連絡するわ』

また、なかには見守るだけでなく、学校に抗議する話すママさんもいました。わが子に非がなく傷つけられたら、ときには口を出し、ときにはアドバイスをする。筆者からみても相談者さんの行動は、とても当たり前な“母親としての行動”に思えます。相談者さんが卑下するような“ダメな母親”の姿は微塵も感じられません。もしわが子がいじめにあっていたら、おそらくみなさん、相談者さんと同じような行動をとるのではないでしょうか。

わが子を心配するのは当たり前のこと

母親にとってわが子は自分の命そのもの。悲しそうだったら心配をするし、辛そうだったら味方をする。そんな考え方をもっていてもおかしくはありません。まだ視野の狭い子どもにいろいろな選択があることを教えるのは、至極当然のことではないでしょうか。

『いじめにあって心配しない親のほうが心配だわ』

『心配するのは当たり前。微熱が出たって心配する。人間関係の悩みはオトナでもついて回る』

『全然ダメな母親じゃないよ。離婚して子育てにろくに参加してない元旦那がよく批判できるね。そっちのほうがダメな父親でしょ。アドバイスとかならまだしもダメ出しって。腹立つ』

相談者さんは、元旦那さんの意見に影響されすぎてしまい、結果落ち込んでしまっているようにも感じられます。けれどたとえ元旦那さんの意見が間違っていたとしても、正しかったとしても、子どもの性格によってベストな選択肢は違うものなのではないでしょうか? 子どもの人生がかかっているとなれば、親はどんな選択にも慎重になりたくなるものです。おそらく相談者さんだけでなく、元旦那さんも慎重に考えた結果、相談者さんの考えに意見したのでしょう。ただ、今いちばん子どものことを考え、子どものことを理解しているのは、きっと誰よりも長い時間を共にしている相談者さんのはず。元旦那さんの意見に流される必要はないのかもしれませんよ。

後編へ続く。

文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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