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叱らない育児を実践中。厳しく叱った方が良いと言われますが、本当ですか?

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子どもがいれば家庭それぞれの育児方針があるかもしれませんね。あるママは、叱らない育児を実践中とのこと。でも周囲の方の言葉もあって、悩み始めたそうです。

『叱らない育児をしています。
周りにはたまには厳しく叱った方が良いと言われますが、本当にそうでしょうか?』

叱らない育児といっても、そのやり方はさまざまなものがありそうですが、このママの場合はどのようにしているのでしょうか?

『子どもは今4歳。叱ると言うより優しく言い聞かせて、わかってもらえるまで待ちます』

投稿者さんの場合は子どもを全くしつけないのではなく、子どもをしつける際に優しく諭すようにしているのですね。ただ周囲の方に、たまには厳しく叱ったほうがいいと言われ、本当にそうかと悩んでいるようです。
育て方は家庭によってさまざまで、正解がないからこそ悩んだり迷ったりするもの。この叱らないという育児について、さまざまな意見が飛び交いました。

感情的に怒るのはよくないというママたち

投稿者さんのいう「叱らない育児」は、子どもがいけないことをした際には、「優しく言い聞かせてわかってもらえるまで待つ」というもの。この意見に共感するママたちは、感情的に子どもを怒ることはよくないと感じているようです。

『感情的に怒るのはよくない、
親の機嫌で怒るのは』

『ある程度言っていることが分かるようになってから、明確な理由、何が悪かったのかを伝えるなら良いけど、ただの親の怒りを表現することを叱るというなら、やめた方が良いと思う。
厳しく叱ったってただ恐怖しか残らなくて、親の顔色を伺う人間に育つだけだと思う』

『うちの母親はヒステリーだった。気分次第で感情そのままぶつけてギャンギャン、ネチネチ。当然グレた。
気分と言動がごちゃ混ぜになる叱り方はやっぱり良くないな』

感情的に怒ってしまった後、子どもに伝えたいことがあまり伝わっていない……。そんな経験があるママもいるのではないでしょうか? ママたちは大声で怒鳴っても子どもには恐怖しか残らない、感情的に怒ることはよくないと考えているようです。

ある程度厳しさも必要というママたち

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一方で、悪いことをしたときには、ある程度の厳しさも必要だという声も届いています。

『やめてほしいです。人に迷惑をかけたときにはビシッと叱って下さい。悪いことをしたときに叱らないと善悪の判断ができなくなりますよ。我が子が可愛いと思うなら、「悪いことは悪い!」と言って知らせるのが親心』

『よっぽど悪いことしたときは、たまには厳しく叱った方がいい。
子どものことを思うなら嫌なことも辛いことも含め、いろんな経験させたほうが身になると思うな』

『叱ることは必要。
危険なこと、他人に迷惑をかけることに関してはきっちり叱る』

『しつけるときはびしっとしたほうがいいよ。
旦那が叱らない親だったけど、自己中だし常識知らずでやばいよ』

『叱らない育児を履き違えると、後々お子さんが手のつけられない問題児になりかねません。そうなると周りが大迷惑です。
命や危険に関わること、他害を加えるようなことをするようなら厳しく注意する必要があると思ってます』

『よその子どもに暴力的なことしたときはガツンと叱ってほしい。
自分の子どもがやられたら、ただ「ダメよ~」くらいでは許せないから』

『投稿者さんの子が大人しく元々穏やかなのか、それとも本当に普通にヤンチャなのに怒らないのかどっちだろうね。
後者なら私もモヤモヤして「叱った方がいいよ」って思うかも』

『親や先生に叱られたことを覚えてる。大人になって感謝してるよ』

ママたちはもし子どもが誰かに迷惑をかけたとき、いけないことをしたときなどは、厳しく叱ったほうがいいと考えているようです。特に子どもが他の子に手を出してしまったときには、諭すだけでなく厳しく叱るというママもいました。叱られて学べたことを、大人になってから感謝しているママもいましたね。

実際に叱らない育児を実践中のママたち

実際に、叱らない育児をしているというママたちもいます。

『私も投稿者さんみたいな育児をしてるよ。
駄目なことは諭す感じで言い聞かせてる。
それでわかってくれる子だから、別に怒鳴ったり怒ったりする必要がない』

『穏やかに育てたよ。
優しくて真面目な立派な子に育ったよ』

穏やか、おとなしいなどの子どもの性質にもよりますが、大声で怒鳴ったり、厳しく叱ったりする必要のない子どももいるようです。実際に穏やかに育てて、優しくて真面目な子になったという声もありました。
一方で投稿者さんの子どもは、まだ4歳。この先どうなるかはわからないかもしれませんね。

『叱らない育児が成立するのは子どもが小さい今だけ』

『投稿者さんの子は、まだ4歳なんだね。
これから先、叱らざるをえないときが来るよ』

『ほとんど怒らずに来たけど5才になったら無理。
ある程度叱らないと調子に乗る』

子どもに一切しつけをせず放置している親がイメージされることも多い「叱らない育児」という言葉。もし実際に子どもがいけないことをしたときに、にこやかに笑っているだけでまったく叱らないなら問題です。
でも、優しく言い聞かせるべきか、ある程度強く伝える必要があるのかは、子どもの性格にもよるのかもしれませんね。あなたはこの叱らない育児についてどう考えますか?

文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子 イラスト・マメ美

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