<嫁VS義父>「肉じゃがの味付けは義母に習いなさい」義父の言葉にどう返す?私は料理下手ってこと?
いわゆる「おふくろの味」と言われることが多い料理の代表格、肉じゃが。自分が作る肉じゃがに、自信はありますか? ママスタコミュニティには、こんな投稿がありました。
『義父が「肉じゃがの味付けは、義母に習いなさい」と言ってきたら、どうする?』
「私の肉じゃがは、まずいってこと?」怒りを覚える人も
料理の味付けにはその人、その家庭なりの個性が出るものです。義父さんにとっては、慣れ親しんでいる義母さんの味をおいしく感じるのでしょうが……。こんなことを言われたら、あなたはどう対応しますか?
『絶対にイヤ! そんなことを言われたら、肉じゃがは一生作らないかも』
「義母に習いなさい」というセリフを、自分の味付けの否定ととらえた人もいます。少なくとも「おいしい」と思われていないからこそ、出てくる言葉かもしれません。「二度と食べさせない」というコメントもあったほど、腹を立てる人もいました。
『私のほうがたぶん料理がうまいので、「何なら私が教えましょうか?」と言う』
自分が作る料理に自信がある人であれば、なおさらモヤモヤしそうです。
『私は母の手料理がおいしくて大好きで、母に教えてもらって料理を覚えた。そんなことを言われたら、母を愚弄された気持ちになる。徹底的にあらがってやる』
慣れ親しんできた味は、やはり「おいしい」と感じるもの。それは義父だけでなく、ママだって同じです!
ママも納得のおいしさなら、ぜひ教えてもらいたい!
『うん。教えてもらう』
少数ながら、素直に教えてもらうという声もありました。「そこまで料理に自信がないので、メモを用意する」というコメントも。教えてもらうかどうかの分かれ目は、料理の腕に自信があるかどうかなのかもしれません。
『本当においしくて真似をしたいなら、素直に教わる。とくにおいしくもないなら「味の好みは人それぞれですしね」と言う。うちのダンナは自分の母親より私の味が好きだというから、言われても後者だな』
「本当においしいのなら、教えてほしい」というコメントも目立ちました。「私の味よりおいしいです!」と、素直に”負け”を認めるほどのレベルであれば、意地など張っていられなくなりそうです。
『習っておこうかな。(義母の)老い先を考えると、聞いておいて損はない。作るかどうかは別』
味付けの伝承という意味で、習っておこうと考える人もいました。「ダンナが『母の味が好き』と言うのなら、習ってもいい」というコメントも。たとえば将来ダンナさんが何かで落ち込んだりしたときに、サプライズ的な料理として作ってあげると喜ばれそうですよね。
ところで現実にこんなことを言う義父さんは、存在するのでしょうか?
『うちの義父もよく言う。義母が作った料理に対して「これ、おいしい~」と言うと、「教えてもらいなさい」って』
投稿は”もしも”の話でしたが、実際にもいるようです! コメントをくれた方は作ってくれた人への礼儀として言っている可能性もありますが、義父さんはお世辞とは考えず本気で受け取っているようです。きっと妻の作るお料理が自慢なのでしょうね。その場にいるのが実の家族だけであれば、ほのぼのする会話かもしれません。
まず自分が習ってみては?そもそもおいしさはひとつじゃない!
ただ、投稿文にあるような「習いなさい」という命令口調に、モヤモヤを感じた人も少なくありません。
『うわっ、義父ウザすぎ。自分はしないくせに料理を作ってくれる人に指図するなんて、失礼な人』
そうなんです! もっとも納得いかないのが(おそらく)自分は料理を作らないのに、人に命令していること。義父さんの世代ならまだまだ”料理は女性が作るもの”と考えている人もいるのでしょうが、今はそんな時代ではありません。
『「あなたが教えてもらいなさい」と言う』
それほど義母の味付けによる肉じゃがを食べたいのなら、まずは自分が習ってみればよいのでは? 実際に「教えてもらいなさい」と言えば角が立つでしょうが、やんわり「ご自分でも作れるように、習ってみてはどうですか?」とおすすめしてみてはいかがですか。今は男子だってどんどん厨房に入って構わない時代です。義父さんの世界が広がるきっかけになるかもしれません。
さらに、こんなコメントもありました。
『習わない。誰のために習うの? 義父のためになら、「お義父さんのために作ることはないと思うので」と断る。夫のためになら「夫には私の味を愛してもらいたいので」と断る。子どもたちのためなら「これがわが家の母の味です」と言う。それに母の味とおばあちゃんの味が違うからこそ、おばあちゃんの味が特別なものになるとも思う』
「習いなさい」という言葉からは、暗に「義母の味付けはおいしいけれど、嫁の味付けはおいしくない」というニュアンスが感じられます。でも、おいしい味付けはひとつではありません。義父さんの口に合うのは義母さんの味なのでしょうが、ママが作る肉じゃがだっておいしさという意味で負けていないはず。どちらも、それぞれにおいしいのです。ここは「私が作る肉じゃがも、義母さんのものに負けないくらいおいしいですよ!」と、笑顔で返しておくのが正解ではないでしょうか。
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko
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