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懐かしい「味」の思い出。「母の味」「おばあちゃんの味」教えて!

066_ 子どもの食事・離乳食_水戸さゆこ
みなさんには「思い出の味」がありますか? 母となり、食事を「作る側」になった今。子どもの頃は当たり前に毎日食べていた、母の料理やおばあちゃんの料理が懐かしいと感じることもあるかもしれません。

『みんなの「母の味」や「おばあちゃんの味」って何だった? 母は筑前煮、おばあちゃんは甘い卵焼きだった。久しぶりに食べたいな』

ママスタコミュニティには昔を懐かしむママからの投稿が寄せられました。ずいぶん前に食べたものであっても、覚えている味がありますよね。ママたちの「母の味」「おばあちゃんの味」、教えてください!

これぞ「母の味」

母の作る卵焼きは最高!

『母が作る甘い卵焼きは形もキレイ。同じフライパンを使っても私には作れない』

『だし巻き卵。寿司職人の伯父直伝だから味は別格』

『うちはしょっぱい卵焼きだったな』

ママたちから寄せられた声で多かったのが卵焼き。日ごろ食卓に上がりやすいのはもちろん、お弁当でも活躍する卵焼きは「母の味」としてしっかり記憶に刻まれているのでしょうね。筆者も卵焼きが1番最初に思い浮かんだ母の味でした。母は白だしベースのしょっぱい卵焼きが定番でした。何度もクルクルと薄く巻き、切ったときの断面がとても美しかったことを覚えています。

洋食なら……

『ほくほくのコロッケ』

『ロールキャベツとグラタン』

『煮込みハンバーグが大好きだった』

『ミートソーススパゲティ』

『ポテトサラダ』

『カレー!』

今日の晩ご飯を確認したときに、思わず「やったー!」と言ってしまうラインナップ。作るのに手間や時間がかかりそうな料理ですが、食べるのはあっという間だったりして。

中華料理なら……

『母の餃子』

『春巻き』

『豚の角煮と焼きビーフン、ニラ玉』

『母が作るチャーハンは冷めても美味しかった!』

餃子はキャベツを使用したり白菜を使用したりと、ご家庭の味がはっきり表れるメニューのひとつですよね。また母の作るチャーハンはお店のチャーハンとは違って、ところどころ白米のダマが残っていることも。「パラパラチャーハン」とは言い難いのですが、これもまた「母の味」なんですよね。

和食なら……

『茄子の揚げ浸し』

『タラコの甘辛煮』

『生姜焼き』

『かつ丼。テストの朝にはゲン担ぎで朝食にも出てきていた』

『水を一切使わずに作るモツ煮込み』

『肉じゃが』

『茶碗蒸し』

『天ぷら。余った天ぷらで翌日は天丼や天むすを作ってくれた』

『ちらし寿司』

『筑前煮』

『冷汁』

『かぼちゃの煮物』

砂糖や醤油、酒やみりん。同じ調味料を使っているはずなのに「なぜか母の味にはならない」というママ、いませんか? 調味料を計ることなく適当に作っているように見えるのですが……。「再現したくてもできない!」「母にはかなわない!」と、母に完敗する声も寄せられました。

あつあつが美味しい汁物

『母の味噌煮込みうどんは本当においしい!』

『けんちん汁』

『肉うどん』

『母の鶏団子汁食べたいよ』

『お雑煮。私のおばあちゃん(母の義母)から受け継いだ味なんだって』

寒い時期にぴったりの温かい汁物。食べると心も体も温まることでしょう。けんちん汁は、筆者の「母の味」のひとつでもあります。冬には大きな鍋で作り、余ったら翌日はうどんを入れて食べていました。野菜たっぷりのけんちん汁は、風邪の引きはじめに食べるとすぐに元気になれたような気がします。

これぞ「おばあちゃんの味」

さてここからはおばあちゃんの味に移ります。懐かしい「おばあちゃんの味」、なんですか?

『きんぴらごぼうと白和え』

『五目豆』

『白菜と茄子のお漬物』

『ぬか漬け』

『おせちの田作りは誰も真似できない』

『すりおろし生姜が入っていたお味噌汁』

『いくらの醤油漬け』

『つくしの卵とじ。春になるとおばあちゃんとつくしを取りに行ってた』

和食のメニューが勢ぞろい。漬物も長年作り続け、きっと改良をしていったのでしょうね。白いごはんによく合うおかずが集まりました。

おばあちゃんの煮物はおいしい!

『切り干し大根』

『金時豆の甘煮』

『おばあちゃんの里芋の煮っ転がしが最高! 誰も再現ができないんだよね』

『イナゴの佃煮。子どものころから大好き』

『じゃがいもを砂糖としょうゆで甘じょっぱく煮たもの』

勝手なイメージなのですが「おばあちゃん」と聞くと、揚げ物や炒め物よりも「煮物」が思い浮かんでしまいます。これまた白いごはんに合いそうなものばかりですね! 里芋の煮っ転がしは筆者もおばあちゃんの味に近づけるようチャレンジをしているところです。ねっとりほっくりと、照りが出るように仕上げるのがなかなか難しいのです。

ごはんものでは

『お赤飯。お祝いのたびに作ってくれた』

『おむすび。普通の塩結びなのになんか違う。いい塩梅なんだよ』

『おいなりさん』

『おばあちゃんがつくる甘い赤飯』

『手作りおはぎ。うちのおばあちゃんはこしあんのおはぎを作っていた』

「おばあちゃんの味」部門で多く寄せられたのは「おはぎ」! あずきを茹でたりもち米をつぶしたりと、何かと手間のかかる食べ物ですが、食べてくれる人の顔を思い浮かべながら一生懸命作ってくれたのでしょうね。

お手製の味噌で

『手作り味噌がおばあちゃんの味。手作り味噌を塗った味噌おにぎりが大好きだったなぁ』

『手作りの味噌で作った味噌汁。市販の味噌で作った味噌汁は飲めないくらい、美味しかった』

「味噌汁は毎日飲む」というご家庭もあるでしょう。今や簡単に手に入れることができる味噌ですが、おばあちゃんには昔ながらのこだわりがあったのかもしれませんね。

子どもを産み母となり、食事を「作る側」となったママたち。当たり前のように3食作ってもらっていた頃を懐かしむ様子も見られました。「母の味はありすぎて決められない」「おばあちゃんの料理は何を食べても美味しいから決められない」というママがいるいっぽう、「母の味は唯一美味しくなかった餃子!」というママも。印象に残っている料理は人それぞれのようですね。「いつかわが子にも母の味を聞いてみたいな」と思えた、素敵なトピックでした!

文・吉岡可奈 イラスト・水戸さゆこ 編集・Natsu

【つぎ】の記事:<褒められなかった子ども時代>【前編】親からけなされ続け……褒められず育ったのは私だけ?

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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