<お金の計画>【後編】わが子が結婚したら金銭的援助はする?子ども夫婦に援助しない派の考えとは
前回からの続き。もしもみなさんのお子さんが結婚をしたら、“援助”をすることは考えていますか? もしくはどんなことに援助をするつもりでいますか? 「親がしてくれたことをそのまま子どもにしてあげたい」「生活費など日々消えるお金を渡すのでなく、行事ごとのお祝いをしてあげたい」という意見のほかに、さまざまな思いがありました。大人となったわが子夫婦への援助ではなく、違った視点での考えをご紹介していきます。
子どもに援助ではなく孫にお小遣いをあげたい
結婚をした子どもに援助は考えていないけれど、孫が生まれたら孫自身に援助することを考えている方も少なくありませんでした。
『援助って言うほどは無理だけれど、おもちゃ買ってあげたり、お祝い出したりはするかも』
『結婚するというのは二人でやっていくってことだから、基本的にはしない。孫ができたら孫には出してしまうかも』
出産祝い、入学祝いなどでお金を包むこともそうですが、ランドセルや机を買ってあげたり、どこかへ遊びにつれて行ったり。そういったことも援助のうちでしょう。
「援助はしない」とは言うけれど?
「援助はしない」という声は一定数ありました。けれどよくよく内容を見てみると、援助しないと言い切れるものばかりでもないようです。
『しない。結婚して親が援助って……情けない。大人になりきれない子ども。子どもの立場からすれば、なんにもいらないから老後資金はしっかり貯めといて欲しい。義父は親戚や子どもに大盤振る舞いするのが好きだったけれど、倒れてから3年、高い施設に入ってほとんど旦那が負担した。亡くなったあとも借金発覚。旦那が返した』
『自分たちの老後で精一杯だと思う。迷惑かけないようにひたすら貯金しているよ』
『結婚に援助はしない。援助しなきゃいけないような結婚は許さない。共働きなら子守りや育児の手伝いはどれだけでもしてあげる』
「子どもが親のことで困らないように自分自身の老後資金をためておく」「金銭の援助はしないけれど、代わりに頼られたときに子守りをする」というような、お金の援助はしないながらも子どもの助けになりたいというコメントも目立ちました。どのコメントからも子どもを思う気持ちが感じられますね。
みなさんそれぞれ、子どもに将来してあげたい援助のかたちは、かたちあるもの・ないものとさまざまです。しかし子どもを困らせず、適切にサポートすることも 、大切な“援助”のひとつになってくるのではないでしょうか。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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