<お金の計画>【前編】わが子が結婚して孫が生まれたらどれくらい援助をする?バランスが難しい
自分の子どもに対して、いつまでも一緒にいるものだとばかり思っていると、あっという間に大人になって自立してしまいますよね。学生時代が終わり、就職をして結婚をして……忙しい育児の合間に、そんな未来を想像してみるのも悪くありません。今回は、ママスタコミュニティにこんな質問が届きました。
『みなさんは、子どもが結婚したら、どれくらいの援助をするつもりですか?』
子どもがまだ小さいママさんも、そろそろ自立をしそうなお子さんをもつママさんも、どんな未来を思い描いていますか?
両親にしてもらったように子どもへ援助したい
「自分が両親にしてもらったことを、そのまま子どもにしてあげたい」と思う人は多いようです。困っているときに両親が助けてくれたことや両親がしてくれてとても嬉しかったことに、自分なりに感謝しているからこそ思えることですよね。
『してもらったようにする。節目のお祝いは必ずするし、マイホーム援助も300万円ずつくらいならできるかな』
『両親にしてもらったようにする。4人きょうだい平等に多額の援助をしてもらった。わが家は2人の子どもでいっぱいいっぱいだけれども、同じようにしたいな』
「お祝い金はいくら包んでくれた」「家を建てるときに援助してもらった」「内緒でお小遣いをくれた」など、両親がしてくれたことを思い出してみると、自然と自分も同じことをしてあげようという気持ちになるのではないでしょうか。
生活面の援助はしないけれど、行事ごとのお祝いをしようと思っている
ママスタコミュニティに届いたコメントの中で最も多かったのが、「生活面の援助はしないけれど、行事ごとのお祝いはしてあげたい」というものでした。子どもやその配偶者の誕生日、孫の出産祝いや入学祝いなどですね。ちょっとしたお金を包むことはもちろんのこと、ご馳走を用意したり、旅行をしたり。そういった援助をしてあげたいと考えているようです。
『そんなにお金はないから多額な援助はできない。成長過程や行事等のお祝い金はもちろんするけれど。お金以外の援助はできる限りしてあげたい』
『孫が産まれたり、学校に入ったり等々、お祝い事で気持ちは包んで贈るけれど、生活面では援助しない』
『援助はしないなー。子どもや配偶者の誕生日と、孫の行事ごとにはお祝いする。あとは家に遊びに来たら、あれこれおもてなしするくらい(笑)。うちの両親がそうだし、その距離感が良いと思っている』
与えてもらうのが当たり前の子ども時代を経て、私たちは大人になって自分で稼ぐことの大変さ、支出と収入のバランスの難しさを知ります。さらに子どもが生まれたら養うことの大変さも実感するでしょう。そんなときに親が何かしらの援助をしてくれたことの嬉しさは、子どもからその子どもへと受け継がれていくものなのではないでしょうか。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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