<毒親日記>親に苦しめられ……家族を捨てた私「もう私に関わらないでください!」【前編まんが】
これは5年前の話。私の名前はシズカ。4歳の娘のママです。
今は温かく幸せな家庭で暮らしている私ですが、結婚する前は母にずっと苦しめられてきました。母は支配欲がやたら強く、自分の思う通りに動かない人間は徹底的に威圧し攻撃するような人でした。
母は私が毎日食べるものや着る服、それに部活や習いごと、進路までコントロールしようとする人でした。でも私は自分で考えて自分の好きなものを選びたかった。なので自分の好きな服を着て、好きな部活に入り、行きたい高校へ行きました。毎日規則正しい生活をし、勉強もしっかりしていました。何も責められるところはないはずです。
距離を置けば少しは落ち着くかもと淡い期待を持ちながら、年に数回実家に帰省するのですが、母はイヤミたらたらで私をバカにするだけ。限界を迎えた私は、アキトとの入籍と同時に「もう私の人生に関わらないでください」と母に伝え、一切の連絡を絶ちました。妹や父からも連絡が途絶えました。母の性格上「シズカには一切連絡するな!」と家で怒鳴り散らしていたのでしょう。私も迷惑がかかると思い、妹や父にこちらから連絡するのはずっと避け続けていました。
聞けば母が「シズカには絶対知らせるな、結婚式にも呼ぶな!」と言い、連絡できなかったのだそうです。そして……。
母はずっと専業主婦でしたが、家事は子どもたちにやらせて自分はゴロゴロ寝ているような人でした。父がどれだけ苦労したかは想像に難くありません。離婚した父は、故郷に帰ったそうです。すると収入がなくなった母が、妹の家にちょくちょく顔を出してはお金を無心しているというのです。
昔からひどい親だったけれど、今となってはもう人として最低なところまで落ちた感があります。今後も絶対に母とは関わりたくないです。でも、妹には姉妹の情があります。母に搾取されて可哀想だと思います。今まで通り母とは距離を取りながら妹の力になれることはないか、考えてみることにします。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・ゆずぽん 編集・荻野実紀子