<毒親日記>実家と決別し今の家族とともに生きる。寄り添ってくれる夫に支えられて【第4話まんが】
前回からの続き。私(さゆり)は結婚しており子どもがいます。私の母は……いわゆる毒親で常に兄を贔屓し、私をぞんざいに扱ってきました。そして母の寵愛を一身に受けて育った自慢の兄は、現在仕事をしておらず、母と同居しています。最近、母が腰痛で動けなくなりました。すると私は、家事や病院への送迎などこき使われるだけの存在になったのです。日に日に荒れていく私。夫はそんな状況を変えるべく、引っ越しを提案してくれました。今度こそ決別のために行動に移そうと誓いました。

「僕の実家の方に行ってもいいし、他に住んでみたい土地があれば相談しよう。一緒に遠くで、一から人生生き直そう」
夫の言葉は私を変えました。夫の実家のある土地へ引っ越すことに決めました。引っ越しまでは実家の手伝いは「いつも通り」に行いました。しかし引っ越後は……母から手伝いの催促電話が鳴ったときは、夫が対応してくれることになりました。
夫には感謝の気持ちでいっぱいです。愛されているんだと実感できます。
電話口から母のヒステリックな声が聞こえていましたが、夫はそのまま電話を切りました。物理的に距離ができたことで、心が軽くなり、その後の実家からの電話がきても、自ら無視をすることができるようになりました。
私は母に愛されることを諦めました。
これからは少しずつ「自分の人生」をしっかりと見つめたいと思います。私を愛してくれる今の「家族」に感謝しながら、ともに生きていきます――。
―終―
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・Ponko 編集・秋澄乃
【つぎ】の記事:<学歴コンプレックス>高卒の義妹に勝つ!わが子の教育に熱を入れる私【第1話まんが:私の気持ち】
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