<勉強しなさい!>どれだけ言っても勉強をしないわが子に疲れた!いつまで声掛けしないといけないの?
みなさんのご家庭では、お子さんに「勉強しなさい」と声掛けをすることはありますか? 気がつけばずっとわが子に「勉強しなさい」と言い続けている気がする、これっていつまで続くの? などと途方に暮れてしまうママもいるかもしれませんね。
『「勉強しなさい」って子どもが何歳頃まで声掛けするものなのかな。わが子はもう高学年。そろそろ声掛けすることに疲れた。声掛けを放棄しようかな』
ママからすれば「言わなくてもやって欲しい」、これが本音かもしれません。しかし子どもというのはなかなか自ら勉強しないもので、ついつい「勉強しなさい」とか「勉強したの?」と声掛けしてしまいますよね。
ママの仕事の1つとも言えそうなわが子への「勉強しなさい」などの声掛け、一体何歳ぐらいまで言い続けることになるのでしょう。
「勉強しなさい」の声掛け、中高校生でも言っています
『高1だけど、まだ言っているよ』
高学年のわが子に「勉強しなさい」などの声掛けをすることに疲れ果てた投稿者さん。しかしママたちからは高学年どころか、中高生でも言い続けているという声が寄せられました。
『うちの娘は高校生になっても言われていると思う。本当に勉強しないからさ……』
『うちの子は中1と中3だけど、2人とも勉強嫌いだから、もしかすると大学卒業まで言わないといけない気がする』
なかには中高生どころか、大学生になっても言い続けている自分の姿を想像してしまうママも登場しました。さすがに大学生にもなれば子ども自身で管理して自主的に勉強してもらいたいものですね。
子どもの性格やタイプで変わる声掛けの有無
『大学生と高校を卒業する子がいるけど、一切言ったことがない。試験前は自発的にずっと勉強している姿しか見たことがないよ。言われないと勉強しないような子はずっと勉強しないんだろうね』
子どもの性格などによっては、何も言われなくても自発的に勉強するタイプのお子さんもいますよね。勉強が好きなお子さんもいるぐらいですから、わが子がそういう子ならママは「勉強しなさい」と言わなくて済むわけです。言わなくて済めば助かりますが、そううまくはいかないようです。
『「勉強しなさい」って言って勉強の習慣がつくような子なら、周りがなにも言わなくても勉強するよ』
『「勉強しなさい」とは言わず、「勉強しなくていいの?」と言っていた。でも、やる子は言わなくてもやるし、やらない子は言ってもやらないと思うから、いつの間にかなにも言わなくなった。そうしたら本当に勉強しなくてクラスで下位になってしまった……』
「勉強しなさい」と言わないと勉強しない子は自発的にも勉強しないという声もありましたが、言えば勉強する子どももいますよね。「勉強しなさい」などの声掛けはまったく意味がないわけでもないのでしょう。
しかし「勉強しなさい」という声掛けをしないと、本当に勉強しない子どもも出てきますので油断大敵です。子どもに任せて声掛けしなかったら、気がついたときにはわが子の成績が目も当てられない状態になっていた……なんて、想像するだけでも背筋が冷たくなりそうです。
勉強しないといけないこと、どのように子どもに自覚させる?
『言わないとやらないし、子どもが勉強しなければと自覚しない限り、ずっと言わなきゃやらないよ』
ママたちの声を見ていると、「勉強しなさい」などの声掛けは継続するとして、どのようにすれば子どもに勉強しないといけないことを自覚させるかが論点になってきそうです。
『中学に入って順位とか偏差値とかが数字に出るようになってからは自主的に勉強するようになったよ』
『上の子は中2で入りたい憧れの高校ができたらしくて。そこからは自主的に猛勉強しだして、みるみる成績が上がった』
勉強する意味や、勉強することで得られる喜びや楽しみを子ども自身が見つけたことで、言われなくても自発的に勉強するようになったケース。また自身の成績が明確に数値化されることで焦りを感じたりやる気を出したりするケースもあるようですね。
ママの声は子ども自身が自覚するケースでしたが、思い切って逆手に取って考えてみてはいかがでしょう。子どもが好きな学びや部活動のある高校や大学を勧めてみるといいかもしれません。将来の夢につなげるためには、これぐらいの偏差値の学校を目指したほうがいいなども、具体性があっていいかもしれませんね。
それでもダメならご褒美作戦もいいかもしれません。「テストで90点以上取れたら焼き肉を食べに行こう」とか、ハードルを高めにしてクリアできれば臨時おこづかいが出るなど、物欲に訴えかけてもいいと筆者は思います。アメとムチをうまく使って勉強するように導いてしまいましょう!
何をしても効果がないなら見守ることもひとつの手
『うちの母親は、「勉強しなかったら怒られるとわかっているよね」とか「怒られたくなかったらどうするの?」ってスタンスだった。だから投稿者さんも、1度声掛けを放棄してみたら? 言われなくなったら焦って勉強するようになるかもよ』
「勉強しなさい」の声掛けをしないことは、ママにとってはとても勇気がいる行動かもしれませんよね。しかし押してもダメなら引いてみな、「勉強しなさい」と言い続けることを1度放棄してみてもいいかもしれません。その結果どうなるかを少しだけ見守ってみてはいかがでしょう。
もし今後も「勉強しなさい」と声掛けをするのであれば、ママの方の意識を変えてみることも1つの手かもしれません。もっと気楽に息を吸って吐くような気楽なイメージで「勉強しなさいよ~」と声掛けするなどしてみてはいかがでしょう。声掛けをした結果、子どもが勉強をしなくても放っておくのもいいかもしれません。勉強しないといけないことを子ども自身が自覚することが大切ですから、ママはあくまでも誘導係として気楽に声掛けする立場でいいと思いますよ。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・水戸さゆこ
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