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<子育て定型文>【前編】ママになったら誰もが言うであろう語録。みんな言うよね?低年齢編

056_ママの味方_松本うち

子どもを産む前は、「優しいママになりたい」なんて夢見ていたこともあったでしょう。しかし我が子を目の前にして、現実は毎日ガミガミ怒ってばかり。そんな日々に嫌気がさしてしまうこと、ありませんか? 「こんなに怒って、私って口うるさすぎ?」と自己嫌悪に陥り、子どもの寝顔を眺めては一人反省会を繰り広げることも……。でも大丈夫! ママたちの口から流れ出るその言葉の数々は、実はどの家庭でも飛び交っているようですよ!

『子育て中にコレ言うよね? っていう言葉ある? 私はスーパーで食べた事ないお菓子を欲しがったとき「これ買っても食べられないって」』

ママスタコミュニティに集まった子育て中に誰もが言ったことがあるだろう語録に、思わず「ウチだけじゃなかったんだ……」とホッと胸をなでおろしてしまいそうです。

本当に伝わっているのかな?と思ってはいるものの……【外出編】

『走らないで!』

なぜか突如として走り出す子どもたち。子どもの走り出す瞬間が先か、ママの言葉が先か、毎日競争です。

『約束守れないんだったら帰るからね』

先に念を押しておかないと、子どもたちの頭の中で「ママとの約束」はあっという間に「楽しいこと」に上書きされてしまいますから。

『ご挨拶は? ありがとうは?』

本当は指摘しないで発してくれるのが一番なんですけどね……。

『「じゃあ、あと1回やったら終わりね?」それをだいたい2~3回は繰り返す……』

「もう帰るよ~」「もう終わりだよ~」からが長いという、子どもあるあるかもしれません。

『帰りたがらない小さい子に対して「じゃあねーばいばーい!」 』

「もう帰るよ」が通じなれければ、強硬手段に出るしかありません。ただ成功するかどうかは子どもの性格にもよるのが難しいところです。

『店で何か欲しがったときに「ソレお家にあるから!」(本当はない)』

家に着くころには欲しがっていたものを忘れていることを狙っての作戦です。万が一覚えていたら「アレ~? どこにあるのかな?」で誤魔化します。

同じことを何回言っただろうと遠い目をしてしまいます【食事編】

『「すっ・わっ・てっ!」普通に「座って!」じゃなくて。もっと強調して』

椅子に座らせることが、こんなにも難しいとは。子育てをしてはじめて思い知ったことですね。

『(お菓子あげるとき)これで最後ね』

そう言わないとエンドレスリピートな展開に。そして「最後ね」と言ったはずなのに、さらに欲しがって泣かれる場合も高確率で訪れます。

『食べているものを「ちょうだい」と言われたけれど、あげたくないときに使う「これ辛いから」』

「辛い」とか「苦い」とか、食べて欲しくないものを都合よく食べられない味にしてしまう、大人の悪知恵ですね。

効き目が定かではないものの、やっぱりつい言ってしまうのです

『服を着ないと風邪ひくよ!』

心配でつい口出ししてしまうのが親ゴコロです。「風邪をひく」云々よりも「早く服を着て欲しい」ための脅し文句に近い場合もあるのかもしれませんね。

『「悪いことをしたら怖い人くるよ!」って言ってばかりいたなー』

「鬼」「お化け」など恐怖キャラをいくつも持ち合わせているママたち。しかしそんな恐怖キャラ来襲は一転、クリスマス時期には「サンタさん来ないよ」に早変わり。恐怖キャラが来たり、サンタさんが来なかったり、小さい子どものいるお家は来客パターンが豊富ですね(笑)。

『片付けないなら全部捨てるよー』

……と言いつつも、実際に捨てないことが多いという矛盾が、なかなか言うことを聞いてくれない原因なのかもしれません(反省)。

もう言うの疲れたけれど……毎日言っちゃう私の定型文

『「早くして!」って言っちゃう。言わない方がいいよね~本当は』

もう何度「早くして」と言ったことか……。「早くして」「急いで」と言わない方がいいと分かっていても、「言わないといけない」現実が辛いですよね。

『こっち片付けてから、次のものを出しなさい』

それができれば、部屋がこんなに散らかることはありません。

『ちょっと待ってね』

1日に何度も言ってしまうこの言葉。子どもを最優先で考えたいところですが、ママだって暇なわけではないんです!

『あと○分だけね。あと○回で終わりね』

いつか自分で考えて「終わり」を決められる日が来ると信じて、今はまだしっかり管理させていただきます。

『「あーーーー! もう!」家の中限定だけど四六時中言っているな』

言葉にならない想いも、発していかないとやってられないのです。

『「もーやめて!」これ毎日言っている』

「やめて」と言ってもやめてくれない……それが「子ども」というものなのだと深く理解するのでした。

こんなに口うるさく言うのも、子どもが小さいうちだけ。大きくなれば言わなくても何でもひとりでできるようになる。そう願っていたはずなのに……ママたちからの投稿は子どもの成長とともにママの子育て定型文も別バージョンに進化(?)することを教えてくれています。長い子育て、まだまだ「ガミガミ母さん」は継続されるようですが、とりあえず「自分だけじゃなかったんだ」と安堵することにしましょうか。

後編へ続く。

文・渡辺多絵 編集・千永美 イラスト・松本うち

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
子育て中…コレ皆さん言うよね?ってやつ