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<子育て定型文>【後編】育児中は誰もが言うであろう語録。みんな言うよね?小学生編

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前回からの続き。子育ての定型文か? と思うほどに、我が子に毎日のように言ってしまうフレーズ。ママスタコミュニティに集まったコメントを読んでいると、子どもが成長すればするほどママたちの定型文もパワーアップするようですよ? 学校に通うようになった子どもたちへ、ママたちがつい言ってしまう語録をご紹介します。

外で声を張り上げたくないけれど……【外出編】

『なんでさっき「トイレは?」って聞いた時に行っておかなかったの!』

ついさっきは「大丈夫」と答えていたはずの尿意が、どうしてこうも短時間で「漏れるー!」までになってしまうのでしょうか……。

『人にぶつかったり、よそ見しながら歩いたりしているとき「もっと周りを見て!」』

半径50㎝くらいしか見えていないのでは? と思わせる、子どもの視野の狭さに恐怖すら感じます。

『そんなの買ってどーするの!』

大人から見ればくだらないと思うものでも、子どもたちからすれば宝物なのかもしれません……(多分)。

子どもへの声掛けをしないで食事ができる日は、いつ訪れるの?【食事編】

『左手! 左手出す! 左手!!』

食事中に高頻度で利き腕じゃない方の手を大切にしまっている子どもたち。出てきたかと思えば肘をつく……。「肘つかない!」もセットにしておきましょうか。

『文句を言うなら食べるな!』

せっかく作ったご飯を目の前に「えーーーー」とブーイングされることほど、腹立たしいものはありません!

『そこで拭かないの!』

手に付いた汚れを、瞬時に身近にあるもので拭こうとするその精神は、「きれい好き」と褒めてあげた方がいいのでしょうか……。

『お茶こぼすよ!』

ママになって習得した技術のひとつが、お茶をこぼしそうになるタイミングを誰よりも早く検知できるようになったことでした。

最後は「自己責任」だって分かってはいるけれど【学校編】

『宿題やった? (学校からの)手紙は?』

学校に通い始めて、ある程度大きくなるまで言い続けるこの言葉。合計にすると恐ろしい数になるでしょう。

『忘れ物ない?』

「ない!」と爽やかに返答してたのに忘れ物をしているという不思議な生き物。それが子どもでした。

『出席番号何番?』

学年によって微妙に変わる子どもの出席番号は、ついうろ覚えになってしまいますよね。ましてやきょうだいがいれば、誰が何番だか分からなくなります。

『水筒、お弁当箱出して!』

出し忘れたら自分で洗って下さーーーーい!

もう言いたくない。けれど言わないと……な、日常生活

『「早く」と「時間だよ!」百万回は言った』

ついでに「時計見て!」も付け加えておきましょうか。ヒトゴトであるはずなのに、これだけ熱心に声掛けし続けられるのはやはり「可愛いわが子」だからこそですよね……。

『みんな持ってるって言うけど、みんなって誰?』

その答えがだいたい1~2人なのも、子どもあるあるかもしれません(笑)。

『やることやってから好きなことしなさい』

好きなことをやってからでも、しっかり切り替えてやるべきことに取り組めるならいいのですが……なかなかそうもいきませんから。

『もう、お母さんは知らないよ』

何を言ってもダメなときは「放っておく」のが一番です!

ママは怒りに満ちているのです……

『もう~! だから言ったじゃん』

どうかその経験を生かして、次からは気を付けていただきたいものです。

『いい加減にして! 何回言ったらわかる?』

もう分かるまで、何百回でも言い続けるしかないのでしょうか。

『さっきも言ったよね??』

子どもの耳は、ママの言葉をスルーするような構造になっているのかな? と本気で心配してしまいます。

『次やったら本気で怒るからね?』

この言葉を言った時点で、そうとう怒っていることは間違いなさそうです(笑)。

アレ? これはわが家のことかな……? と不思議な気持ちになったママも少なくはないかもしれません。コミュニティのママたちも……

『どこの家庭も一緒なんだなと安心する(笑)』

『これいつも言う……ってやつが沢山あって、なんかホッとした。みんな一緒なんだね』

こんなことを言われながらも子どもたちは成長していき、自らが親となったときに同じ言葉を言うのかもしれません。そして「ママたちが子どもだったときも、そういえば親に同じようなことを言われたなー」……なんて思わず遠い目をしてしまうのではないでしょうか。時代は変われども、子育てにおける定型文は変わらない。「ママ」になることで、おのずと子育て定型文が身体に登録される仕組みになってるのかもしれないな……と感じた投稿でした。

文・渡辺多絵 編集・千永美 イラスト・松本うち

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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