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<雛人形を怖がる子も!?>女の子ならお雛様は必要なの?ママ自身は持っていなくて……

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女の子がいる場合、3月の桃の節句にはお祝いをする家庭も少なくないでしょう。そして雛人形を飾るのも日本の文化の1つになっていますよね。一方で雛人形を飾らない家庭もあるようです。ママスタコミュニティのあるママからこんな質問が寄せられています。

『もうすぐ娘の初節句。スタジオで撮影はするし、家ではケーキとちらし寿司など用意はするけれど、雛人形は飾った方が良い? 私は持っていなかったし欲しいと思ったこともないけれど、みんなの家にはある?』

投稿者さん自身は、自分の雛人形を持っていないのですが、娘さんがいるので飾った方が良いのか気になっていますね。まず、雛人形の由来についてはみなさん知っていますか?

『雛人形の由来は、平安時代に溯ります。昔の日本では、村や身体に悪霊などの悪いものが入ってくると、災いや病気が起こると考えられました。その悪いものを依代(よりしろ)というものに移す習慣がたくさんある中、流し雛という行事がありました』

『流し雛の習慣から、お守りの人形や遊び用の人形がだんだんと子供の周りに置かれるようになりました。シンプルだった形も次第に豪華になりました。何百年の年を重ね、人形の顔が写実的になり、立派な着物を着せることが一般化されました。そして江戸時代に、雛人形をセットとして飾る習慣が始まったといわれています』

実際に飾るかどうかはその家の判断になってくるでしょう。では、他のママたちは雛人形を飾っているのでしょうか。

雛人形を飾っているよ!

『義実家からいただき、小学生になった娘が自分で飾っている』

買ってもらった雛人形を子ども自身が飾る家庭もあるようです。お雛様を出す作業も、特別感があってなんだかワクワクしますよね。部屋に飾ったお雛様を眺めるのを楽しみにしているのでしょう。娘さんにとっては、お気に入りの雛人形なのでしょうね。

『私は末っ子長女なのに雛人形がない。お兄ちゃんたちの五月飾りはあったから、子どもながらに「なんで私のはないのだろう」と思っていた。だから娘には買って飾っているよ』

『息子には兜を買って、娘には雛人形を買っていないのは、なんか可哀想だなと思う』

『なんで私のはないの? と言われる日がくると思うよ』

男の子がいて五月人形や兜を飾っているのに、女の子の雛人形を飾らないとなったら、その子は疑問に思うことでしょう。きょうだいで差別されていると感じてしまうかもしれませんよね。娘さんにそんな悲しい思いをさせたくないと、雛人形を飾るママもいます。

あるけれど飾っていない家庭も。理由は?

『あるけど毎年子どもが泣くから出していない。母が動物が雛人形の格好をしている絵柄の布で壁にかけられるように縫ってくれたから、それを飾っている』

『娘は小6だけれど、3歳で今の家に引っ越してきてから怖がってどこにも飾らせてくれない。場所をとるからどこにでも置けるわけでもないし』

雛人形を持っていても、飾っていない理由は大きく2つあるようです。1つは子どもが雛人形を怖がるからだそう。雛人形の顔は独特ですし、今にも動き出しそうで子どもながらに「怖い」と感じてしまうのも理解ができます。2つ目の理由は、やはり飾るスペースの問題。ガラスケースに入っているコンパクトなお雛様もありますが、それでも場所をとってしまいます。ママとしては飾りたい気持ちがあるのですが、物理的な問題もあり、なかなか叶わないこともあるようですね。

雛人形を買うかどうかは子どもに判断させるのも手

『子どもがもう少し大きくなって、欲しいと言ったら買ってあげたら良いんじゃない? 気に入ったものを選ばせてあげたら良いじゃん』

『娘は小学生だけれど、好きな雛人形を買ってあげるけれど欲しい? と聞いても、いらないと言うよ』

雛人形は子どものお守りのようなものなので、買うかどうかは子どもに判断させるのも良いのではないでしょうか。気に入ったものがあれば大切にするでしょうし、逆に必要がないと思うかもしれません。お雛様の由来や結婚した後も嫁ぎ先に持っていくケースもあることなどを話して、子どもが自分で判断できる年齢になるまで待つのも良いのでしょう。

雛人形の形もさまざま。生活スタイルに合わせて選んでみては?

『うちも人形は顔が怖いから嫌と私が思っていたから、キャラクターの雛人形にしたよ! 娘も気に入っているみたい!』

『今は邪魔にならないように、壁かけタイプもあるし、いろいろあるよね』

『あの顔が昔から怖くて苦手だったから、ちりめんのお雛様とお内裏様にした。お手玉みたいにコロンとしていてかわいいよ。ガラスのお雛様とかも考えたよ』

筆者撮影・ガラスのお雛様

筆者撮影・ガラスのお雛様

お雛様を飾るかどうかは、その家庭それぞれの判断になります。ただ子どもが雛人形を怖がるから飾れないという理由や、場所をとるという大きな問題もあります。それらをクリアするために、今はいろいろなタイプの雛人形がありますよね。かわいいキャラクターもの、動物がモチーフのもの、サイズが非常にコンパクトなもの、壁にかけるものなど生活様式に合わせて形が変わってきています。さらに、素材も陶器やガラスでできているものなど、インテリアのようなタイプもありますね。いろいろなお雛様を調べてみて買うかどうか、買うならどんなタイプが良いか、子どもと相談して決めていくのも良さそうですね。

文・こもも 編集・みやび

【つぎ】の記事:<意外な味方が傍に>「仕事しろ無能」「恩知らず」嫁を従業員扱いする、モラハラ男たち【第1話まんが】

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
雛人形って必要??