<介護問題>義母を施設に入れたがらなかった旦那。在宅介護の限界を認め、謝罪【第6話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。義母の介護のことで、旦那(コウイチ)や義弟たちと意見が合わず……。あまりに勝手な旦那に怒りが爆発し、娘(ナナミ)を連れて駅前のホテルに家出をしました。ホテル生活2日目、私のスマホに旦那からメッセージが。
旦那の言葉を信じ、私とナナミは家に戻ることにしました。こうしていろいろな方のアドバイスに従い、義母はホームへの入所申し込みをすることになったのです。
しかし入居まで順番待ちになるため、そのあいだはデイサービスやホームヘルパーさんのサポートを受けながら、自宅で義母を見守る必要がありました。そしてホームの入居について義弟と叔父と話すために、また2人が家にやってきたのです。義母をホームに入居させることを聞いた2人は……。
「どういうこと? 母さんを老人ホームに入れるって……。この前は自宅で看ていこうって話でまとまったじゃないか」「コウイチくん、どうしたんだ? 姉さんのこと、見捨てるつもりか……?」義弟と叔父が旦那に詰め寄ります。すると旦那は――。
このままだと義母の介護が原因で私たち家族が潰れてしまうこと。そうなる前にいったん義母と距離をおいて、自分たちの生活を取り戻したいこと。そうしてから、定期的に笑顔で会いにいくほうが、残された義母との生活をいいものにできるのでは……と義弟と叔父に伝えました。
「兄さん、わかったよ。入居費用、俺も出すからね」「コウイチくんアカネさん、勝手なことばかり言ってすまなかった……」こうして、義弟も叔父も納得してくれました。
あれから義母は認知症のサポートが受けられる施設に入ることができ、私たちはナナミを連れて定期的に会いにいっています。行くたびに「どなたかしら?」と言われることも多々ありますが、「また来週来るね」と笑顔で約束できることに、今は救われています。そこには以前のような笑顔の私たちと義母がいます。「今度は絵を描いて持ってくるね!」と嬉しそうに言うナナミと一緒に、また家族で義母に会いにいこうと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu