<介護問題>「可哀想!」義母を施設に入れたくない旦那家族「みんなアホか!?」【第3話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。結婚後、私(アカネ)は旦那(コウイチ)と7歳の娘(ナナミ)と一緒に義母と同居をしています。しかし義母が認知症になり、以前とは暮らしが一変してしまいました。義母の認知症の現状について、まったく理解を示さない旦那でしたが……。なんとか義弟や叔父を呼び寄せて話し合う場を設けることができました。
旦那は叔父や弟に自分を肯定されて、ご満悦です。私は内心「こいつらアホ?」と思いつつ――。
予想はしていましたが、案の定、叔父や義弟もまったく現実を見ようとしませんでした。義母が調子のいいときだけ相手をする人たちには、私の苦労など全く見えていないのでしょう。それどころか、あえて見ないようにしているようにも感じました。
「本当になんなの、こいつら……」ついに堪忍袋の緒がきれました。何もしない人たちになぜここまで言われなければいけないのでしょう。私はついに“練っていた計画”を実行にうつすことにしたのです。
旦那たちが意気揚々と口にする“家族の絆”とやらは、誰の犠牲のもとに成り立っているのか……考えたことはあるのでしょうか。
こんないい歳した大人がちっとも現実をみようとしないで、理想論ばっかり並べてペラペラと……都合の良い言葉ばかりを並べている様子に嫌気がさしました。ひととおり話し終えたところで、私はクローゼットに準備していた大きなバッグを持ち出し、ナナミを呼びます。
「パパは、ママやナナミの大変さがわからないみたいね。少しのあいだ、家を留守にして、パパにおばあちゃんのお世話をやってもらいましょう」そう娘のナナミには事前に伝えていました。
義母に申し訳ない気持ちはありましたが、このままでは私もナナミも潰れてしまうと思ったので、計画を強行突破することに。旦那は突然の出来事に驚いたようで固まっていましたが、知ったことではありません。私たちはナナミが学校にも通える距離にあるホテルに向かいました。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu