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<介護問題>義母を施設に入れたがらない旦那「帰宅したときは母親にいて欲しい」【第2話まんが】

前回からの続き。数年前の話です。結婚後、私(アカネ)は旦那(コウイチ)と7歳の娘(ナナミ)と一緒に義母と同居をしています。しかし義母が認知症になり、以前とは暮らしが一変してしまいました。なんとか現状を打破したいともがいていますが、問題は義母の状況をまったく理解しようとしない旦那。地域の包括センターの職員さんに来てもらい、客観的なアドバイスを求めてみたのですが……。

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そして職員さんの協力のもと、義母が私の用意した食事を「こんなの食えるか!」と投げ飛ばしたり、「早く食事を作れ!」と怒鳴り散らしたり、いきなり「泥棒はお前か!」と私に襲い掛かってきたり、ナナミが帰宅したらものすごい形相で追い回したり……を、動画に撮影することができ、帰宅した旦那に見せました。しかし――。

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「で?」その一言で、すべてを悟りました。この人はなにひとつわかっていない!

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「こんな動画を見せて、なにがしたいわけ?」義母との一部始終を動画で見せても、旦那にはまったく響きませんでした。それならば……と、「今日、包括支援センターの方が来てくれて、いろいろ資料を置いていってくれたの」そう言って私は、老人ホームの資料を旦那の前に置きました。私もナナミももう限界です。職員さんが言ってくれたように「家族が身体を壊しては元も子もない」と思うからこそ、旦那にもわかってほしいんです。

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「お前は鬼か?」私は言葉を失いました。私は義母を追い出したいわけではありません。このまま私の介護だけで義母に向き合っていくのが難しいのでサポートを考えてほしいとお願いしただけです。それなのに……。

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「母さんの気持ちを考えたことあるのか? ここは母さんの家なんだよ。最期までこの家にいたいんだよ! お前は人の気持ちが分からないのか?」旦那の意見は“介護をまったく経験していない人”の言い分でした。

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自分がトンデモナイことをドヤ顔で言い放っているという自覚がないこと自体が、もう無理だ……。私があまりに呆然としていることを見かねた旦那は、ため息交じりに「まぁ……一応、弟や叔父さんにも聞いてはみる! みんな反対だと思うけどね」と言ったのです。(勝手にすればいい)旦那とこれ以上話し合うのはバカらしいと感じ、叔父や義弟との話し合いまで旦那とはほぼ会話をしませんでした。

【第3話】に続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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