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<親不孝?>【前編】在宅介護に限界、母をついに施設に入れてしまった。ごめんね。涙が止まりません

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どんな人にでも平等に与えられているもの、それは「年をとること」です。自分が年をとることはもちろんですが、ある程度の年齢になると親が年老いていくことにも直面することでしょう。今回の投稿者さんは、高齢のお母さんについての話をしてくれました。

『母をとうとう施設に入れてしまった。ごめんね。見捨てた訳ではないよ。みんなで話し合って決めました。施設なら必ず誰かがついて介護しくれるし安心。でも母は「家がいい!」って言ってたから、それだけが心残り。涙が止まりません』

今までは親戚と交代をしながら在宅介護をしていた投稿者さん。親戚間で話し合いをし、施設への入居を決めたようです。施設であればどんなときでもお世話をしてくれる人がいるから安心とはいえ、お母さんはもともと「家にいたい」と主張をしていたのだそう。それを知っている投稿者さんはお母さんに対して申し訳なく思っている様子です。

施設ならばプロがいるからこそ安心

涙ながらに「ごめんね」と言葉を絞り出す投稿者さん。ママスタコミュニティのママたちからは励ますようなコメントが寄せられました。

『家族だけで介護するのは限界がある。だから施設に入れるのはいいことなのよ。お互いのためにプロの手を借りるのは悪いことではない』

『施設こそ最高の親孝行だよ。食事、入浴、運動、排泄、睡眠すべてを介助や介護のプロにお願いできる。プロの人たちは動きは早いし丁寧。仕事としてやってくれるからこそだよ。施設は、親もわが身も守るための選択よ』

『謝る必要はないよ。プロに任せて何が悪い。お母さんも過ごしやすい環境になるはずだよ』

施設でお世話をしてくれるのは、その道のプロの方々です。お家での介護すべてを自分たちで完璧にこなすのはなかなか難しいものでしょう。しかし技術と経験のあるプロの方々が「仕事」として丁寧に面倒を見てくれるのであれば安心ですよね。「できることなら家にいたい」と考えていたお母さんだからこそ投稿者さんも罪悪感がぬぐいきれないのでしょうが、施設に入居してもらうという選択によってお母さんにとってもこれまで以上に過ごしやすくなるかもしれません。

たくさん会いに行ってあげて

「施設に入居したお母さんのことを想うのであれば、会いに行ってあげればいい」と提案したママたちも。

『介護って、やったことない人にはわからない大変さがたくさんある。投稿者さんにも自分の人生はあるし、会いに行けるときはたくさん会いに行ったらいいと思う』

『使える制度は存分に使ったほうがいい。そのためにプロがいるんだから。時間のあるときでいいから施設へ会いに行ってあげたらいいと思います』

『無理のない範囲で面会に行けばいい。ときどき何か差し入れしてあげたら喜ぶんじゃないかな』

今までは在宅介護で、たくさんお母さんに尽くしてきた投稿者さん。今後は「施設に会いに行く」という方法で愛情を伝えるのがいいのではないでしょうか。可能であれば差し入れをしてあげるのもいいでしょう。投稿者さんも無理のない範囲で会いに行くことで、お互いに穏やかな気持ちで接することができるかもしれませんね。

施設の方からの温かいコメントも

実際に施設で働いている方からは胸が温かくなるコメントが集まりました。

『大切にお預かりいたします。お互いに安心・安全・安楽な生活を送れますようにサポートいたします。たまに顔を見に来て下さいね。あとは私たちプロに任せて、ご自分の時間も楽しんで!』

読んでいるこちらまで目頭が熱くなりそうな優しいコメントですね。「ご家族の方はご自分の時間も大切に」のひと言に、入居者はもちろんその家族のことも大切に思ってくれている様子がよくわかります。
目からウロコが落ちそうになるこちらのコメントもご紹介しましょう。

『施設に入るのって、なぜマイナスイメージなんだろう。栄養バランスの整った食事も、適度な運動も、楽しいレクリエーションもあるのに。子育ては終わりがいつかわかってるから「あと少し頑張ろう」と思えるけど、介護は終わりがいつかわからないから本当につらいと思う。子どもを保育園に入れるのと同じ感覚で、施設に任せてくれていいのに』

育児と介護はどちらも大変なものでしょう。それならばお子さんを保育園に入れるのと同じような気持ちで親御さんを施設に入居させてもいいはず、と話したこちらのママさん。親御さんの入居で悩んでいるママたちの気持ちが、なんだかスッと軽くなりそうですね。

高齢のお母さんを施設に入居させたことで罪悪感を覚えている投稿者さん。今までお母さんの希望通りに介護を続けてきたからこそ余計に申し訳ない気持ちが溢れてしまうのでしょう。しかし施設ではプロの方に面倒を見てもらえます。ひょっとしたらお母さんにとってもよりよい環境になるかもしれませんね。投稿者さんも無理のない範囲でお母さんの顔を見に行ってあげるのがいいのではないでしょうか。

後編へ続く。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
親をとうとう施設に入れてしまった