家族からの「感謝の言葉」がなくても家事や育児を頑張れるというママたち。その胸の内とは?
家族で家事や育児を分担をしたいと思いつつも、まだまだ「ママ」がその負担を担っているお宅も多いのではないでしょうか。「休み」のない家事に加えて「終わり」が見えない「育児」。自分を客観的にみては「1日中、動きっぱなしだなー」と感心することがあるかもしれませんね。そんな”無休&無給”の大仕事が頑張れるのも、家族からの感謝の気持ちがあってこそだと思いますが……。
『感謝の言葉がなくても家事や育児頑張れる? 私は嘘でも感謝されたい』
ママスタコミュニティに寄せられたこちらの投稿に、意外(?)にも「感謝の言葉がなくても頑張れるよ!」というママたちのコメントが目立ちました。果たしてその心中とは……。
「感謝はいらない」というママたち、その心は……?
『なくても全然平気。仕事だと思ってやってるから』
『自分の仕事だと思っているから、感謝はいらない』
『子どものためって思えば感謝されなくてもできる』
『自分1人でもしなくちゃいけないことだから、感謝されたいってないかな?』
「感謝の言葉がいらない」という多くのママたちは「仕事だから」と割り切って日々を過ごしているようですね。生活をするうえで必要不可欠な、炊事や洗濯。1人でもやらないといけなかったことが、家族の分だけ量が増えた、くらい思っているのかもしれません。食べる、寝ると同じレベルで家事&育児を「当たり前」ととらえているママたち。尊敬以外の何ものでもありません。後光がさして見えるほどです(笑)。
子どもに対しては思わないけれど、旦那に対しては……
『親だから家事や育児当たり前だし、感謝しろとは思わないけど、旦那が当たり前と思ってるのはちょっと待て! と思うね』
『言葉を求める時期もあったけれど、旦那は何でも口に出して言うタイプじゃないから、いつの間にかそこはどうでもよくなった(笑)』
『感謝の言葉をもらうためにやってるわけじゃないしね。もちろん、あれば嬉しいけど』
『なくても頑張れるけど、あればとさらに頑張れるよね』
子どもには何とも思わないものの、旦那さんに「当たり前」と思われ過ぎるのもちょっと……と、思うママたち。子どもたちに関しては、親として衣食住のサポートをすることは当然のことであると理解しているのですよね。しかし同じ「親」である旦那さんも子どもたちと同じ目線でいられることには、違和感を覚えるのでしょう。でも時間が経つにつれて「あれば嬉しい」けれど、「なくても別に」という心境にまで達するようです。その心の広さには敬服するばかりです!
さらにはこんな意見もありました。
『報酬は生活費をもらうときでチャラ。そのために日々頑張ってる』
「生活費」という名の「感謝の意」を受け取っている、というママですね。
『人に感謝はするけれど、自分がしたことを人に感謝されたいと思うのは違う。感謝は自分がするものであり、人に求めるものではありませんよ』
あまりに立派な心がけに、自身の態度を顧みなくては……と反省させられます。
あらたまった「感謝」の言葉はいらないけれど、反応が欲しい!
『家事育児を止めるわけにいかんから感謝の言葉がなくても放棄はしないけど、モチベーションは違ってくるよね』
『感謝の言葉はないけれど「今日は部屋が綺麗~」とか、ご飯食べながら「うまっ!」と言われると嬉しいよ』
『私は感謝の言葉よりも、認められた! って感じたときの方が嬉しいな。掃除頑張ったときに「きれいになったね!」とか、手のかかる料理を出したら「おいしいね!」とか。反応があると、やりがいを感じる』
「感謝の言葉」はあると嬉しいけれど、それよりも欲しいものは「家族からの反応」だというママたち。もしかしたら、改まった「ありがとうございます」よりも「おいしいね」、「きれいになってるね」といった家族の反応の方がママたちにとっては嬉しいことなのかもしれません。家族の喜ぶ姿を見れば、「頑張って良かったな」とやり甲斐を感じるものですよね。
欲しいのは「言葉」よりも「行動」
さらにはこんなコメントも続きます。
『言葉はなくてもいいけど、態度がなきゃだめだわ。口だけの感謝なら感謝のうちにははいらないと思う』
『言葉がなくても、子ども寝かしつけてリビングに戻ったら食器が洗ってあるとか、子どもと散歩して帰ったら、洗濯物がとりこんであるとか。そんな行動1つからでも、私の負担を減らそうとしてくれたんだなって伝わってくると、頑張る原動力になる』
言葉よりも態度が大事! ということですね。家族のさりげない思いやりはママにとって大きな力になります。
今回トピックでは、ママたちが家事育児をすることを「家族のためにしているのだから」と声高に主張しているのではない、ということが伝わってきました。とはいえ何をしても家族が無反応だと、手ごたえを感じられず、その意味さえも見いだせなくなってしまうでしょう。
家族がママを助けたいと思ってとった行動や素直な反応は、たとえ小さなことであっても嬉しいものであり、ママの力になっていくでしょう。家族の思いやりのある行動が、ママたちの日々を支えていると、家族みんなに覚えていて欲しいものです。
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