<退職金を使い込み離婚>娘にお金を渡す日々。夫が残高に気づき……【第4話まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。嫁いだ娘が「お金を必要としている」と親の私に要求してきます。しかし娘の夫のトモノリさんの収入で何とかすることや自分で働いて稼ぐという選択は頭にはないようです。甘えが見える娘の要求を簡単には受け入れられません。出し渋る私に痺れを切らしたのか、なんと娘が「お父さんの退職金は?」と要求してきたのです……!
何度も懇願する娘に根負けし、私は頭金として数百万を娘に渡してしまいました。
しかし娘の要求は新居の頭金だけで終わりませんでした――。
「ララのバレエの発表会に10万、塾の夏期講習に5万」
「ララの私立中学入学祝いとして、入学金を払って」
などと言われます。
「もうお金ないわよ」というと、「じゃあ、お父さんに直接頼むからいい!」と夫にバラすようなことをチラつかせます。私も私で最初に数百万を渡したものだから「10万くらいならまあいいか」と金銭感覚がマヒしてしまっていました。
そして……とうとう夫にバレる日がきてしまいました。夫が退職金をいくらか使おうと銀行にいった際、夫が口座の残高に気づいたのです。私はひたすら謝りましたが夫は許してくれません。夫からは怒りを通り越して、軽蔑の眼差しでみられました。
「俺が数十年働いて得たお金だ。もちろん母さんのお金でもある。だから老後に2人で大切に使っていこうと、一部は投資にまわそうとしたんだ。それなのに勝手に使ってしまうなんて、もう信用できない。悪いが出ていってくれ」肩を落としてそう言われました。
しかし娘の夫・トモノリさんはあからさまに私のことを鬱陶しそうにします。
「やっぱり家に大人が増えると、部屋がせまく感じるよな」「光熱費もバカにならないよな」などとこれ見よがし言ってくるように――。生活に慣れてきたと思った途端……。私は過去の選択を後悔しながら、これからも娘の家で暮らすしか道がないのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・秋澄乃