<退職金を使い込み離婚>1000万もらった義妹!でも義母を邪魔者扱い【第2話まんが:嫁の気持ち】
前回からの続き。義母は義父の退職金を勝手に義妹のルリさん夫婦に援助していました。それが原因で、義父と義母は離婚。息子(私の夫)とも溝ができました。
しかし義妹家族はそんな義母を邪魔者扱いし始めたのです――。(義母は義父に家を追い出されたため、義妹夫婦と同居していました)
夫と姪のララとの電話のあと、義弟のトモノリさんからすごい剣幕で電話がかかってきました。
義弟と話してもラチがあかないので、一旦話を打ち切り義妹と話をすることになりました。
夫は義妹だけをうちに呼び出しました。
夫「母さんとのことどうするつもりなんだ」
義妹「まあほとぼり冷めれば大丈夫よ。いまはトモノリもララもカッカしちゃってるからさ」
私はとなりで「え、そうなの? 義妹は義母と別居希望じゃないんだ」と少し安心しました。
夫「だったら、ちゃんと母さんとも話し合ってもめごとは解決しろよ。あと、父さんに少しずつでも金を返したら?」
義妹「それは……ムリよ」
夫「ムリってどういうことだよ。多少は貯蓄してるだろう? それを少しでもいいから父さんにまわせよ。本来父さんの金でもあるんだから」
義妹「ララにお金がかかるのよ。学校だけじゃなくて習いごとも高いんだから」
夫は月に少しも返せないと言い切る妹を不信に思い、出費のことを細かく質問しはじめました。
すると驚くことに、姪が力を入れているクラシックバレエのレッスン代、2台目の車のローンを義母の年金や貯蓄から払わせていたのです。
義母は最初出ししぶったそうですが、「住む場所なくなってもいいの?」と言われて、出していたとのこと。義父の退職金は、新居の頭金だけでなく姪の私立校の学費にもあてていたといいます。
完全に義父の退職金と、義母の年金をあてにした生活設計だったのです。
夫も私も開いた口がふさがりません。さすがに義母のことを少し気の毒に思いました。
私は義妹の思考を「狂ってるな」と思いました。見栄や欲に溺れているようにうつりました。義妹は一度吸った甘い蜜をもう手放したくないようです。生活ランクを上げるのは簡単でも、落とすのは難しいのでしょう。
一方の義妹家族は、義母が家を出た途端、以前のような暮らしは成り立たなくなったようでした。車1台を売りに出し、姪も地元の中学に転入したと聞きました。
義実家は仲の良い家族だったと思います。義母とはウマが合わなかったけど、義両親の仲の良さは羨ましくもありました。それなのに義妹たちの欲と義母のできごころを発端に一変。家庭崩壊した義実家を間近でみて、お金の恐ろしさをあらためて知ったできごとでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・秋澄乃