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「ネイルサロンは贅沢」と反対する、バイクが趣味の旦那。歩み寄れる可能性は……?

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シャンプーや丁寧なブロー、そして鏡に映る艶やかな髪。美容室で綺麗に整えられた自分の姿を見ると幸せな気分になりませんか? ほかにもネイルサロンでネイルをしてもらうのも、自分の気持ちを上げる原動力になりますよね。気分が落ち込んだときや疲労困憊したときに美しく彩られた指先を見て、「頑張ろう」と思う人もいるでしょう。

投稿を寄せてくれたママも、美容室やネイルで気分が上がるタイプだとか。ところが、旦那さんに「またネイルをしたい」とせがんだところ、「先月も行った」と一蹴されてしまったそうです。

『先月は美容室と10年ぶりにネイルに行き、17,000円でした。旦那の会社の上司と家族で会食が近々あるので「ネイルに行きたい」と言ったところ、「お金大丈夫? セレブじゃないんだし、毎月ネイルはいらないだろ?」と。
喫煙や飲酒の習慣もないし、洋服は年3回ほどの購入で合計3万円ほど。基礎化粧品代など全て合わせても年5万かからないのですが、お金を使いすぎですか?』

ネイルサロンに行くことを旦那さんに贅沢だと反対されてしまった投稿者さん。ママたちはどう思いますか?

お金を使いすぎ?

『投稿者さんが使いすぎだとは思わないよ。必要なものは人それぞれだし』

『使いすぎではない。毎日頑張っているんだからそれくらいのご褒美があってもいいし、それでまた頑張れるならいい』

投稿者さんの質問に対し、ほとんどのママたちが「使いすぎではない」と答えました。ただ、ママたちからの共感が集まっても反対する旦那さんがいる状況は変わりません。それならば、とセルフネイルを楽しむママたちから「自分で行う」提案がなされましたが、投稿者さんは下手なのでプロに委ねたいとのこと。気分が上がって気分転換になることも、美容系サロンを訪れる魅力なのだそうです。
そんな投稿者さんに、ママたちからさらなる提案があがりました。

やりたいことはあきらめないで!ママたちからの提案

まずはお小遣い制の導入です。

『お小遣いという決まりを作れば? 「そのなかでやり繰りするから口を出さないで!」っていうのはだめなの?』

『揉めたり口出しされたりしたくないので、自分にもお小遣いを毎月設定してその中で好きなことをやっているよ』

お小遣いの使い道に口を出されたくはないですよね。ただし、設定額によってはほかのことに費やす余裕がなくなったり、逆に数か月ほど貯めたりするなどの節制が必要になるかもしれません。
ほかの提案としてあげられたのは投稿者さんが働いて収入を得る案です。

『働いて旦那に有無を言わせない方向に持っていったら?』

『ご主人がそういうなら、私はパートでもしてお小遣いくらい稼いで好き勝手するなー』

自分で稼いだお金なら、お小遣いよりもさらに気兼ねすることなく使えますよね。一件落着! と思いきや、投稿者さんもすでに交渉していたそうで……。

『「その考え方だと、自分が稼いだお金は自分のものだから好きに使うという意味で、お互いそうなると喧嘩になるだろ?」と返されてしまいました。旦那の趣味はバイク2台です。年に4回も乗らないのに毎月維持費で1万円、さらに税金と車検代が4万ほどかかります』

残念ながら玉砕してしまったそうですが、旦那さんには費用がかかる趣味があり、投稿者さんは納得いかない様子。なぜめったに乗らないバイクはよくて、ネイルはだめなのでしょうか?

ネイルに対する男性の心理とは?

『ネイルに関しては女性と男性での感覚の違いもあるだろうね。男性にとっては必要性が低いと思うし』

『男からすれば“ただの爪”だから、そこにお金をかける理由がわからないんじゃないかな。「爪切りで切ればいいだけだろ」って思っているのかも』

『「セレブじゃないんだし」って言葉も、旦那の価値観が出ているね。ネイル=贅沢』

エステ、ネイル、化粧といった美容に、全く興味のない人もたくさんいるでしょう。後者に当てはまりそうな旦那さんに理解してもらうには、どうすればよいでしょうか? 参考にしたい投稿が届きました。

『バイクが旦那のモチベーションだったら、投稿者さんのネイルもモチベーションだと分かってもらえるといいけど』

ネイルは旦那さんにとってのバイクと同じくらい大事な趣味

ネイルでモチベーションがアップする投稿者さん。同様に、旦那さんにとってのバイクも眺めているだけで士気が上がるのかもしれませんね。旦那さんの趣味を容認したうえで、ネイルへの思いを “プレゼン“をする手はありそうですよ。
ママたちからも旦那さんへの説得案が複数寄せられたところ、投稿者さんは素直な気持ちを告白してくれました。

『専業主婦だから遠慮はしているけれど、旦那の思うことしかできないのは腹立たしくて……。パートに行くって言えば屁理屈を並べるし。もう一度私がしたいことなどをよく話し合ってみます』

「ネイルをしたい」との背景に、旦那さんに対するいろいろな思いがあったことがわかりました。ママたちとの一連のやり取りから、投稿者さんは旦那さんと再度の話し合いを試みることにしたようです。

自分の意見だけを押し通すのではなく、相手のこだわりや趣味を理解することに努めれば、多少時間はかかってもお互いが歩み寄れる可能性はありそうです。
旦那さんに投稿者さんの気持ちを理解してもらうには「私のネイルはあなたにとってのバイクと同じモチベーションのツール」と、共感と納得感を誘うことなのかもしれません。

文・ななみや 編集・横内みか  イラスト・むらみ

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専業主婦 ネイル+美容室