レジが混んでいないときは子どもの「はい、どうぞ」に付き合ってほしい。お店にとっては迷惑なお願い?
ママスタコミュニティには、日々さまざまなトピックが立ちます。そのなかには、ママたちが子育てを通じて感じたことについての投稿もたくさんあります。どれも子育てを経験するまでは気づかなったこと、知らなかったことばかり。今回はそんな「子育てあるある」のひとつをご紹介します。
子どもは、日々まわりの大人たちを見ながらいろいろ覚えていきますね。そして、それを自分でもやってみたい! と思います。例えばスーパーのお会計時に、お子さんから「レジの人に商品を渡してみたい!」と言われた経験があるママも多いのでは?
ママスタコミュニティに、そんな経験をしたであろうママから、あるお願いが投稿されていました。
『「レジのお姉さんにどうぞして」を否定するレジの人へ。混んでないときはどうしてもやらせたい。混んだらやらないから許して!!』
子どもがやりたいということは、できるだけやらせてあげたいと思うのが親心。でも忙しい時間帯にレジの方を巻き込むのは迷惑をかけてしまいます。そこで「混んでないとき限定で」という、このお願い。いろいろな意見が寄せられていました。
「はい、どうぞ」を見守ってあげて
子どもの好奇心に付き合ってあげるって、大切なことですよね。
『拒否する人もいるんだ。娘のときは普通に「ありがとう」って受け取ってもらってシール貼って返してくれてたけど。いろんな人がいるんだね』
『子どもって、そんなことがアドベンチャーなんだよね! 大人になると「当たり前」になっちゃうけど、子どもにとっては違うもんね。みんな子どもだったのに、忘れちゃうんだよねぇ。それぐらいの余裕は持っていたいね!』
『「どうぞして」って言ったほうが、子どもは自発的にすんなり渡すから、逆に時間かからなかったりするよね』
『スーパーのレジに並んでたら、小さい子どもにやらせていた人を見たけどかわいかったよ』
『子どもがピッてしてもらう時間も待てなくなったら終わり』
親として「させる」「させない」その理由は?
誰もが子どもにレジでの「はい、どうぞ」を経験させたいと思っているわけではないようです。させる人、させない人、それぞれに考えがあるようですね。
『シール貼ってもらって手渡されて「ありがとう」を言う。これも練習だから、後ろに人がいないときはさせてる』
『教育上良くないと判断してるから、精算前のお菓子は子どもには持たせません』
『小学生くらいになると、セルフレジで連携プレイできるから会計早いよ』
『「欲しいものをレジに持っていって、お金を払うと自分のモノになる」という生活の仕組みを学ぶ機会として大事だと思う』
『やらせたいわけじゃなくて、手から離さないときは「どうぞしなさい!」って言う』
店員さんからの意見は?
実際にレジに立っている店員さんは、小さなお客さんをどのように感じているのでしょうか。
『なかにはヨダレまみれの渡してくる子もいるからなぁ』
『コンビニで働いてるけど、「どうぞ」は別にいいよ! ただ、レジ通す前になめたりするのは止めてほしいかな』
『落としたり、なめたり、それを戻したりするのは、親が見ておくべきだと思う』
『頑なに渡さない子はちょっと困るかな』
『ホームセンター勤務です。こういう小さなお客さん、嬉しいですよ! 後ろに人がいなくて、ゆっくりお会計できるときは大歓迎です』
家庭の中だけではなく、外の世界で見ることや経験することも子どもの成長にとって必要な刺激です。ママやパパがお店で物を買う姿を見ていたら、自分もやってみたいと思うのは成長の証でもありますね。人に迷惑がかからない範囲で、そういった経験をさせてあげることはとてもいいことです。
しかし今はコロナ禍ということもあり、子どもがなめたものをレジの方に渡したり、購入前のものを子どもがべたべた触ったりするのは避けたい状況でもあります。今は少しだけ我慢のとき。できる範囲で、子どもにとっていい体験を見つけてあげたいですね。
文・鈴木じゅん子 編集・千永美 イラスト・なかやまねこ
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