<もはや事件簿>【後編】「ごめん、無理!」と思ってしまった夫婦って?他人の人生だけどつい……
前回からの続き。他人のご夫婦についてとやかく言うのは気が引けるけれど……どうしても「ごめん、無理!」と思ったご夫婦、目撃したことはありますか?
普段はさほど他人を気にせずに生活していても、記憶に残っているということは「それくらい」衝撃的だったご夫婦たち。ママたちが心から「ごめん、無理!」と思ってしまったご夫婦をご紹介します!
思わず目が点……
『回転寿司で順番待ち中。待ち合い席で旦那が股を広げて座り、嫁が旦那の太ももの上に座っていた。手は首に回して。旦那はスマホいじっているんだけど、左手は嫁の腰だった。40代に見えたけど、子どもは近くで立って見ていた』
ある意味、奥さん専用の「優先席」ということにしておきましょうか。
『赤ちゃん連れの夫婦が飲食店に入ってきて、店員さんが「何名さまですか?」と聞いたら旦那さんが「うーん……2.5人」と言ったこと。奥さんもスルー。この旦那しょうもないと思った』
言おうとしていることは分からなくもありませんが、赤ちゃんも立派な「1人」ですよ!
『運動会のときにいた夫婦。奥さんが「鬼嫁」旦那さんが「嫁の言いなり」Tシャツを着ていた。この夫婦、生理的に無理と思った』
え……? 結構面白くないですか?
『車のナンバーが“1122”だったご近所さん、最近離婚したわ。ほんとしょうもない……』
車のナンバーに罪はありません……。
『アトラクションで並んでいたときの筋肉バカ夫婦。奥さん「胸板すごいよね!」と言いながら旦那さんの胸板をドンドンしていたら、旦那「みんな見てるだろーやめろよー」とか言いながら、いきなりスクワットを始めた。みんな、あなたがすごいから見ているんじゃないんだよ。バカだから見ているんだよ……』
ナイスツッコミ! パフォーマーとして注目を浴びていたのかもしれませんね。
瞬時に「距離を置こう」と思ってしまった
『私がママ友にうっかり話しちゃった悩みとか愚痴とか、全部ママ友が自分の旦那に話していた。まぁそこまではいいんだけれど、子どもの園の行事とかでお互い夫婦で会ったときに、その旦那が「○○ちゃん(私)、△△で悩んでいるらしいじゃ~ん(笑)」とか「○○ちゃん、□□に怒っていたらしいじゃん(笑)どうしたどうしたー(笑)」とか話してきて、本当に気持ち悪かった。急に“ちゃん”付けもキモいし、プライベートな内容を茶化すようにベラベラ話してくるし、何だこいつら? だった。ママ友はニヤニヤして見てるだけだし』
胸の内を知って、勝手に親しみがわいてしまったのでしょうね。
『自分たちの子育て論を押し付けてくる夫婦。進歩的ならまだしも、いつの時代の子育て? って感じで迷惑だった。自分たちの考え方と違うと相手の立場や考えを否定して、いかに自分たちが優れているかを説く。怪しい宗教みたいって周りからも言われていた』
ポリシーがあるのはいいことですが、相手を否定した上に成り立たせるのは違いますよね。
『近所の夫婦が、他人にあだ名をつけているみたい。たまたま会ったときに「○さんからなんですが……」と言ったら「黒ダヌキがどうしたの?」って言いだして。「あっごめん! うちで○さんのことをそう呼んでいてつい……」みたいな流れがあった。あと「デブりん28号がぁ」って運動会で電話でしゃべっていたのも聞いちゃった。私もどんなあだ名つけられてんだか……』
「あの、ネーミングセンス微妙さん……。あ! 間違えました。うちであなたのことそう呼んでいて……」とでも言ってあげましょう。
『小1算数の授業参観で生徒に答えを聞いてるのに、「こんなの簡単じゃん! 2だよ2!」と大きい声で答える父親。その隣で「ウケるー」って言っている母親。私なら恥ずかしくて、もう旦那といたくないわ。先生に注意されたら、「さーせん! 俺目立っちゃったわ」なんて奥さんと笑っていたけれど、周りは誰も笑っていない。これ以上恥ずかしい夫婦は見たことないです』
一番恥ずかしかったのは、お子さんですね……。お気の毒としか言いようがありません。
他人の行いを客観的に見ることで、自分を振り返るキッカケにもなりますよね。今後、「ごめん、無理!」なご夫婦と出会ったときには、反面教師にしつつ、自らの襟を正す気持ちになりそうです。どうか自分も他の誰かに「ごめん、無理!」と思われていないことを願います。
文・渡辺多絵 編集・すずらん イラスト・カヲルーン
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※<ママたちは見た!>【前編】「ごめん、無理!」と思ってしまった夫婦って?他人の人生だけどつい……- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- この夫婦、無理…と思った事ある?