冷凍食品入りのお弁当は手抜き?冷凍食品のメリットや使う理由を教えて
子どもや旦那さんがもっていくお弁当。みなさんはどのようなおかずを準備していますか? ママスタコミュニティにはお弁当のおかずに、冷凍食品を使っているママからこんなお悩みが寄せられました。
『私の周りには「お弁当に冷凍食品は使わない」という人がいます。すごいなぁと思うけれど、マネできそうにありません。手抜きかもしれないけれど、自然解凍OKの冷凍食品があると助かります。みなさんはどうですか?』
投稿者さんは「お弁当に冷凍食品を使うと手抜きかも」と、少し後ろめたい気持ちがあるようです。
お弁当に冷凍食品を使うママ。メリットはどんな点?
お弁当に冷凍食品を使わないママからは「こだわりがあって使わない」、「使いたいと思うけれど使えない」などのコメントもありました。しかし今回の投稿に寄せられたコメントには「お弁当に冷凍食品を使う」と回答したママも。お弁当に冷凍食品を使うママたちは、さまざまなメリットを感じているようです。
保冷剤がわりになって安心だし安全
『保冷剤の役割を兼ねて、冷凍食品を必ず1つ入れる』
『毎回冷凍食品を使うよ。自然解凍は保冷剤がわりにもなるし、おいしい』
『夏は衛生面から冷凍食品のほうが安心だと思う』
「冷凍食品は安心・安全」とコメントするママたち。お弁当箱に凍ったままの冷凍食品を入れ、自然解凍させるタイプを支持しているようです。自然解凍で食べられる「自然解凍調理食品」は、衛生面や温度などの管理がとても厳しい基準をクリアして製造されています。調理時間を短縮できますし、保冷剤がわりと謳う商品もあります。
家事や調理時間の時短になる
『高校生の息子がいます。部活で朝練がある日のお弁当は、ほとんど冷凍食品。朝練がない日は、できるだけ手作り』
『朝に何品もおかずを作れない。前日の残りは、同じおかずが続くから使わない。冷凍食品は1品以上使う』
『夏休みなどの長期休みは、学童クラブや預かり保育を利用する。子ども3人分のお弁当に入れるおかずを、朝から作っていられないから、冷凍食品を使う』
朝ご飯とお弁当、2食分の準備をする朝。ほかにも洗濯や洗いものなどの家事をこなさなければなりません。忙しい朝には「できるだけお弁当作りの手間を減らしたい」と思うママたちの切実な気持ちが伝わってきますね。
品数を増やせる
『子どもが週末に部活に行く日も含めて、毎日誰かのお弁当を作っている。手作りだけだとレパートリーが少なくて、いろいろなおかずを入れられない。だから冷凍食品を使う』
『旦那はおかずの種類が多いお弁当を好んでいるみたい。そんなの寝ぼけまなこの朝からできないわ。冷凍食品がなかったらムリ』
食の好みは人それぞれ。メインのおかずを重視する人、品数が豊富なお弁当や毎日違うおかずがいい人もいますよね。家族の好みに合わせて準備するママたち。ホントにお疲れさまです!
隙間を埋められる
『冷凍食品は便利だから、お弁当の隙間に使う』
『手作りだけじゃお弁当箱が埋まらないときに使います。1〜2品くらい使うかな』
『なるべく使わないようにしているけれど、隙間が埋まらないときに使う。ちくわの磯辺揚げやイカリング、つくね串、から揚げをストックしておく』
手作りおかずでお弁当を作っているとき、お弁当箱に予期せぬ隙間があいてしまうことも。ママたちは隙間を埋められるように、普段から冷凍食品をストックしているようです。お弁当を食べる側もたまに入っている冷凍食品を見て、よろこんでいるかもしれませんね。
理由は単純。おいしいから冷凍食品を使うよ
『息子が冷凍食品のかぼちゃコロッケが好きで「毎回入れてほしい」と言う。中学1年生のときから高校3年生まで、ほぼ毎日入れている。飽きないのだろうか?』
『小学生のわが子。食べ終わったらおかずカップの下に現れる、占いつきグラタンが好き。「毎回入れて」と頼まれる』
『から揚げは絶対に冷凍食品です。手作りのから揚げより、冷凍食品のほうがおいしいよね!』
『上の子は牛カルビマヨネーズとグラタンが好き。下の子はイカフライとコロッケ』
なかにはメリットがあるというよりも、単純明快に「冷凍食品がおいしい」「冷凍食品にお気に入りのおかずがある」とのコメントも寄せられました。お子さんの好みやリクエストに応じて、冷凍食品を愛用しているママもいるようです。冷凍食品を使えば食の好みに違いがある場合でも、それぞれの好みに合うお弁当を作れるかもしれませんね。
海外の人が感じる日本のお弁当
冷凍食品を使う理由やメリットはさまざまあるようです。今回の投稿には、海外在住のママからもコメントがありました。
『アメリカではお弁当おかず以外の冷凍食品は、日本より豊富。冷凍フルーツや野菜、ピザやパスタとかね。でも日本みたいなお弁当おかず用の冷凍食品は見たことがない。アメリカ人のランチは、日本のお弁当よりずっとカンタンなものだからかもしれない。息子はランチに「ポップコーン1袋だけ持ってきたクラスメイトがいた」って言っていたわ』
筆者もアメリカの友人と話していたときに「日本に来て驚いたこと。お弁当がキレイで豪華!」と絶賛していたことがあります。またフランスの友人は「フランス人のお弁当は、チーズや肉類を挟むだけのサンドウィッチがほとんど。お弁当作りがとってもラク」と話していました。アメリカの友人もフランスの友人も共通して言っていたのは「日本のようなお弁当用の冷凍食品は見たことがない」と。日本でお弁当用の冷凍食品が品揃え豊富なのは、なぜなのでしょうか。もしかするとおいしくて安全なお弁当を食べてほしいと思う作り手の気持ちや、食べる側の「キレイで豪華なお弁当が食べたい」という気持ちが尊重されているからなのかもしれませんね。
投稿者さんは「冷凍食品を使うのは手抜きかもしれない」と少し後ろめたい気持ちがあるようでした。冷凍食品の種類が充実しているのは、必要としている人がいるからでしょう。朝の忙しい時間に、お弁当を毎日のように作るのは大変なこと。もちろん冷凍食品を利用するかどうかは、家庭によって意見が分かれるものかもしれません。しかし食べる人がよろこんでくれるなら、周囲の意見を気にせずに使ってもいいのではないでしょうか。
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