夏野菜がたくさん届いて困っています!大量消費ができるレシピを教えて
なすやきゅうり、トマトなどの夏野菜。旬を迎えた野菜がおいしいのはもちろん、値段も手ごろなのは家計にも優しくうれしいですね。ママスタコミュニティには夏野菜でお困りのママから、こんな投稿が寄せられました。
『旦那のおばが農家です。トマトやピーマン、きゅうりやなすやオクラ、ズッキーニなどの夏野菜がたくさん届きます。カレー以外で、一気に大量消費できるレシピを教えてください』
たくさんの夏野菜をおすそ分けしてもらえるなんて、うらやましいかぎり。しかし投稿者さんによると届く夏野菜の量たるや、尋常ではなく困っているのだそうです。
大量の夏野菜があったら、どんな料理を作りますか?
大量の夏野菜が届いて、困っている投稿者さん。そんな投稿者さんに向けて、ママたちからは夏野菜の大量消費レシピが寄せられました。
きゅうり
『ピーラーで薄くしてさっと茹でる。冷しゃぶに醤油と酢と砂糖、ごま油の味で和える』
『塩もみしたきゅうりとツナ、わかめをマヨネーズとめんつゆをまぜたソースで和える』
『せん切りして、さいた蒸しどりと和えてバンバンジー。胡麻ドレで和えてもおいしい』
『斜め薄切りにしてから千切りにして、10秒茹でてザルにあげる。フライパンにゴマ油としょう油大さじ2、酒とみりん大さじ1、ニンニク、たかの爪を適量でひと煮立ちさせたらきゅうりと和える。冷やして食べてみて』
『乱切りにして、ポリ袋に塩昆布を入れて漬物風。せん切りにしたきゅうりとハムをマヨネーズかマヨポン酢で和えてサラダ。春雨を入れて、中華サラダもいいよ』
生で食べられるきゅうりは、サラダや和えものにもピッタリ。鮮やかな緑色で料理に彩りも添えられますね。塩もみや加熱調理でカサを減らすと、たくさん食べられそうです。
ピーマン
『肉づめ』
『しょう油と砂糖、みりんで炒める。最後にせん切りにした青じそと、かつお節で和える』
『チンジャオロース。市販のソースを使えばラク』
『牛こま肉と生姜のせん切り、ピーマンを甘辛く煮つける』
肉類と相性がいいピーマン。「肉づめや炒めものにして食べている」とのコメントが寄せられました。筆者がよく作るピーマンのレシピがあります。せん切りにしたピーマンとじゃこを軽く炒め、しょう油や砂糖、みりんで味つけをします。仕上げにごまをふると香ばしさが増して、よりおいしく感じられますよ。お弁当の彩りやごはんのお供にもオススメです。
トマト
『ミートソース。一旦冷凍して取り出し、皮を剥がしながら煮込む。ホールトマト缶みたいになるよ』
『トマトは玉ねぎとニンニク、コンソメスープで煮てミキサーかブレンダーにかける。牛乳を入れて冷製スープに。炒めたひき肉を入れたらミートソースにもなるよ』
『チキンのトマト煮。1回にトマト5~6個使えるよ。コンソメを入れて煮込む。翌日はトマト煮にカレールーと牛乳(もしくはヨーグルト)にバターを少し入れたら、バターチキンカレーにリメイクできる』
『ドライトマトにする。半分に切ったらキッチンペーパーに広げて、電子レンジで形が崩れるくらい加熱。晴れた日に朝から夕方まで外に出しておくと、乾燥してめちゃ小さくなる。パスタやサラダに入れてもいいし、子どものおやつにもなる。味が凝縮しておいしい』
トマトは煮込み料理にする、とママたち。トマト独特のプチプチとした食感がイヤな方も、加熱した料理なら受け入れられるかもしれませんね。なかには自宅でドライトマトを作っているママも。筆者も冬場に大量の大根をもらったときに、切り干し大根作りにチャレンジしました。乾燥に数日かかりましたが、自分で作った切り干し大根もなかなかの仕上がりで楽しめました。さまざまな野菜を乾燥させて、今までとは違う魅力を発見してみるのいいですね。
オクラ
『茹でて、かつお節かマヨネーズで和える』
『豚バラで巻いて、酒少々を振りかけたらレンジで加熱。ポン酢で食べるのがカンタン』
切り口が星型のようで愛らしいオクラ。納豆や山芋などネバネバ系の食材と和えても、おいしく食べられますね。あるママから寄せられたレンジ調理できるレシピは、忙しい日でもサッとできあがる一品になってくれそうです。
なす
『丸ごとグリルで焼いて、真ん中に肉みそをつめて絡めて食べる。1人1本は食べられるよ』
『市販のソースで豚こまを足して、麻婆茄子か味噌炒め』
和食にも洋食にも、中華にも使われるなす。市販のソースを使って、時短調理をしているママもいました。手が込んだ料理を作るとなると、普段あまり使わない調味料も揃えなければならず、料理のハードルもあがってしまいます。しかし市販のソースを活用すれば、味もお墨つきのものなので、家族ウケもいいかもしれませんね。
ズッキーニ
『味にクセがないから、豚肉と焼いたりみそ汁に入れたりしたよ』
一見きゅうりと似た形をしているズッキーニですが、案外さまざまな料理に使えるようですね。筆者のおすすめレシピはズッキーニのチーズ焼き。まず輪切りにしたズッキーニに塩コショウをふって炒めます。チーズやピザソースなどをトッピングして、グリルやオーブンで焼けばできあがりです。晩酌のおつまみにいかがですか。
いろいろな野菜を1度に食べられるレシピ
ママたちからは、もらった野菜を「まとめて料理してみては?」とのコメントも。単一の野菜で料理するのはもちろん、相性のよい夏野菜をまとめて使うのもおすすめです。
『ピクルスや浅漬け』
『まとめて素揚げにして、塩とブラックペッパーで味つけ』
『そうめんのときになすやきゅうり、オクラはみじん切りにして、薬味みたいにめんつゆに入れる』
『オクラ以外でラタトゥイユ』
『ガスパチョスープ。材料すべてをさいの目に切って塩コショウを振る。ピーマンとじゃがいも、ズッキーニ、ナスはレンチンでもいいから加熱して、トマトジュースに入れる。余裕があるならナスとズッキーニは、オリーブオイルで炒めたい。ツナ缶かカリカリベーコンを入れたら、冷製パスタのソースにもなるよ』
ママたちから寄せられたコメントには、切って薬味のようにして食べる、煮込むなど料理法もさまざま。たしかに相性がいい野菜と組み合わせて料理できれば、1度にいろいろな野菜を食べられますね。
冷凍したり味を変えたりしてみては?
『ピーマンはサッとレンチンして、使いやすい大きさに切って冷凍。なすは素揚げして冷凍。オクラはサッとレンチンか、素揚げして冷凍。ズッキーニは輪切りにして、フリーザーバッグに平らに入れて冷凍』
『コンソメやカレー粉、ポン酢やめんつゆで味を変える。牛や豚、鶏肉など肉の種類や部位(うす切りやブロック、ひき肉など)を変える。同じ調理法でもバリエーションを増やしています』
あるママは夏野菜の冷凍法を伝授してくれました。すでに下ごしらえした野菜なので、いざ使うときには袋から取り出すだけで使えて便利ですね。トマトやピーマン、なすなどの夏野菜も冷凍保存ができます。たとえばトマトはヘタつきのまま、フリーザーバッグに入れて冷凍するだけ。使うときは5分くらい室温に置くと、カットしやすくなります。冷凍庫から出したトマトを水にさらせば、皮がツルンと剥ける使い勝手のよさは、ママたちにはありがたい情報かもしれませんね。冷凍保存もできる夏野菜。さまざまなサイズのフリーザーバッグを使えば、必要な量を取り出すのも苦労せずに済みそうです。別のママは使う肉の種類や部位を変えて、バリエーションを増やしていると教えてくれましたよ。
大量にもらう夏野菜を消費したいときにオススメのレシピ。手軽にできるものから手が込んだ料理まで、ママたちが家族のために毎日、台所で奮闘している様子も伝わってきました。まだ作ったことがない料理や気になった料理があったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
文・藤まゆ花 編集・Natsu イラスト・Ponko
【つぎ】の記事:旦那に「料理は義母に習って同じ味付けにしなさい」って言われたら、どうする?
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