<ランドセル選び失敗>娘が選んだピンクのランドセル。小学2年生で「違う色が欲しい」と言い出した
経済力の有無にかかわらず、子どもには「物を大切にしてほしい」と考えるママが多いでしょう。子ども自身が気に入って購入した物であれば、なおのことです。
ママスタコミュニティに、小学校2年生の娘さんをもつママのつぶやきが寄せられました。ランドセルを使い始めてまだ1年ちょっとだというのに、「他のランドセルが欲しい」と言われたというのです。
ピンク色のランドセルは女の子に大人気。だけど?
『ランドセルの色選びに大失敗(涙)。娘が「どうしてもピンクがいい」というので少し落ち着いたピンクを選びましたが、2年生になった時点で娘のなかのピンクブームが終了。「子どもっぽくて恥ずかしい」「みんなみたいに大人っぽいのが欲しい」と言い出しました。購入するときに「ピンクはやめたほうがいいよ」とアドバイスすべきでした……』
ランドセルの購入は、多くが年長さんのタイミング。女の子はピンクや水色など、かわいい色を好む年頃かもしれません。
『うちは「好みはだんだん変わるから、ピンクやパール系はやめたほうがいいよ」と、買う前に伝えた。納得してくれたし、やはり選ばなくてよかったと思う』
『わが家も娘が年長のときはピンクが大好きで、「ベビーピンクにしたい」と言った。「汚れるから、絶対にやめたほうがいいよ」と、赤をすすめた。買ったのは、濃いピンクにも見える赤。最後のランドセル登校のとき、娘から「ピンクを阻止してくれてありがとう! 6年間赤でよかった」と言われたよ』
ピンク色自体は、とてもかわいい色ですよね。ただランドセルとして選ぶには、おすすめできないと考えるママもいるようです。
『うちはかなりキツめのパールピンクを選んだ。「絶対に後悔するぞ」と思ったけど、小学5年生になった今もクレームはない』
『うちの娘の学校はどの学年にも、ピンクのランドセルの子がいるよ。わが子もピンクを選んだ。買うときに変更はできないこと、本当に後悔しないかということを何度も確認。本人がそれでいいと言うので選ばせたよ』
ピンク色のランドセルを大事に使っている子どもたちも、もちろんいるようですね。
ランドセルカバーを利用してみては?
ピンク色のランドセルをもたせるママからはこんなアイデアも寄せられました。
『うちはパールピンク。4年生ですがカバーを何種類か持っていて、気分であれこれ付け替えているので、文句はないです』
『色つきのランドセルカバーをしたらいいよ。側面はピンクが見えるから、それに合わせて白や黒のシックなカバーとか』
ピンク色のランドセルはそのままに、大人っぽいランドセルカバーで変化をつけてみては? というアドバイスですね。これなら娘さんの嫌がる「子どもっぽさ」も軽減でき、買い直さずとも納得できるかもしれません。
子どものわがままに振り回されているだけでは?
こうしたアドバイスが寄せられる一方で、投稿者さんに向けて少々批判的な意見を寄せるママたちもいました。
『「自分で決めたんでしょ」で終わりじゃない? 子どもに振り回されすぎじゃない?』
『色どうこうじゃなく、まずは物を大事にさせようよ。子どもが「恥ずかしい」と言い出したことに、ママまで同調してどうするのよ。大事にするように、しつけるのが親の役目でしょ。高価というのはもちろん、たくさんの人たちが手をかけて作ったランドセル。「物にも命がある。大事にしようね」って、言い聞かせないと。このままじゃ、飽きたらすぐ”ポイ”する子になるよ』
『わが家だったら「あらやだ、冗談やめてよ。自分で選んだんだからねー」で流します』
投稿者さんが子どもに甘すぎる、というコメントです。たしかに投稿文からは、ママが娘さんに振り回されている様子も見受けられます。それでは子どものためにならない、と考えるわけですね。
娘さんがガマンを覚えるチャンスと考えてみては?
コメントのなかで圧倒的に多かったのが、今回の出来事を「娘さんがガマンを覚えるきっかけにしてみては?」という意見でした。
『自分で選んだんだから、たとえイヤになったって使ってもらうべき』
『”失敗”っていうのかな? それはそれで勉強になったから、いい経験じゃないの? 「ピンクは飽きるから、違う色にしなさい」と言われていたら、娘さんもずっと引きずっていたかもよ』
購入時に「6年生までずっと使うことになるけれど、この色で本当にいい?」という確認は、必要だったかもしれません。けれど投稿者の娘さんが「どうしてもピンクがいい」と言ったのだとしたら、色選びは決して失敗ではないですよね。
『6年間お気に入りのまま使ってくれたらうれしいけど、年長で6年先のことまで想像できるわけないよね。どこの親も、わが子がそういうことを言い出す可能性があると思って買っているんじゃないかな。生きていれば途中で後悔することもあるんだな、という経験につながればいいんじゃない?』
『親の意見を押し通して別の色を買ったとしたら、「あのときママは、私の希望を受け入れてくれなかった」ってわだかまりが残ったと思う。ピンクでよかったんだよ。娘さんは自分の気持ちに折り合いをつける練習をすればいいのさ。2年生で、誰も傷つかないもので練習できるなんてラッキーだよ』
子どもの気分が変わるのは、よくあることですよね。物の大切さを知ること、後悔することがあると知ること、ガマンを覚えること。そのどれもが娘さんの今後の人生において、教訓となるはずです。まずは娘さんが気に入るランドセルカバーを探すという、前向きな提案をしてみてはいかがでしょうか?
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