<血の繋がらない息子>子どものため覚悟を決めた私「もう父親はどうでもいい!」【第4話まんが】
前回からの続き。数年前のお話。私は彼と彼の連れ子のマサと3人で、家族同然に過ごしてきました。しかし知らない間に彼はミカという女性と結婚していたのです。しかもミカは妊娠していて……私は彼と別れて家を出ていく決意をしました。
もしかしたら昨夜の私たちのやりとりを聞いていたのかもしれません。別れを察したマサは、私を引き留めようとしました。
「新しいお母さんが来るの? そんなの嫌だよ……」
5歳のときに母親のネグレクトが理由で施設に保護されたマサ。6歳で記憶になかった父親に引き取られ、父親の彼女である私にやっと慣れたと思ったら、10歳になってまた新しい母親が現れ、きょうだいが産まれる……。私だったらとても気持ちが追いつきません。これ以上マサのことを傷つけるわけにはいかない、私はそう決意しました。
彼はマサの養育のため、私を内妻のままキープしておきたかったというのが本音でした。ミカと新しく家庭を築くためには、マサがいるのは不都合だと思ったのでしょう。私がマサを預かって一緒に暮らしたいと申し出ると「お金で解決できるなら」とあっさり承諾してくれました。
世間一般から見ると、血縁関係のない私とマサの生活は不思議なものかもしれません。しかしお互いに持っている愛情は誰よりも深いものだと思っています。いつかは手続きをして本当の親子になることができたら……。血の繋がりがないからこそ、意識して絆を築いていこうと強く心に決めています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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