＜憎しみの連鎖？＞子どもを可愛がれない母親「離婚した元旦那が憎くて……」【後編】まんが
前回からの続き。この掲示板では悩みなどを相談し、悩みに対して複数の人が匿名でコメントするという仕組みでした。匿名の掲示板に何かを書き込むのは、はじめてですが、相談も回答も無料とのことで、1度自分の素直な気持ちを打ち明けてみたいという気持ちに駆られたのです。
“子どもが可愛くない”なんて相談を「批判されるだろう」と心臓はドキドキでしたが、素直な気持ちをはじめて言葉にできてすっきりしました。
投稿をして15分もすると、もうコメントがたくさん。
「大変でしたね。過去は振り返らず、前を見て進みましょう」
「可愛い時期は今じゃないよ。日に日に可愛さ愛おしさは増すので、慣れない育児に寝不足、に疲労、ましてやあなたはシングルだし。そういう気持ちになるのも当然といえば当然かも」
「私は大好きな旦那の子どもでも、泣いて飲んでウンコして、寝ているばかり、話しもしない赤ちゃん時代は育児がしんどかったです」
子どもに対してひどいことを言っている私を労ってくれる。顔も知らない人の温かい言葉に涙が溢れます。
コメントの中には「里子に出すこと」を提案するものもありました。
私はきっと、誰かに話を聞いてほしかったのだと思います。思い返してみれば、この子が生まれて4か月、話し相手と言えば喋ることのできないこの子だけ。
相談センターなどの頼れる機関があることもコメントで知りました。（まったくと言っていいほど頭にありませんでした）
なによりも、誰かに気持ちを吐き出すと、こんなに気持ちがラクになるんだということを思い出させてくれました。
元旦那への憎しみと子どもへの愛情を切り離せばいいんだ。今の私には簡単じゃない。けれども子どもが可愛くないと思えるたびに、ここの掲示板のコメントを見に来よう。そうすればきっと頑張れる。私と子どもを支えてくれる制度があるのなら、そういったものも活用して、この子とやっていってみよう。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・ちょもす 編集・横内みか
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