【まんが】絵本を読んであげると涙した小1の息子。理由は「羨ましくて!?」
今回は私の友人たまさんの息子「まーくん」(小学1年生)のお話です。
息子たちは小学1年生と4年生。2人とももうひとりで寝ることができます。そのため長らく寝かしつけからは離れていました。しかし時間にゆとりができたある晩、ふと思い立ち、寝る前「絵本の読み聞かせ」をすることにしました。
私は息子の言葉を聞いてハッとしました。
小さなころは惜しみなく言っていた「大好き」。けれど、息子たちが大きくなるにつれて、言ってあげることが少なくなってしまっていたんだ……。
最近は「早く着替えて!」「ほら急いで!」「宿題は!?」「明日の準備はしたの!?」と口うるさい小言ばかり……。
息子は絵本の女の子に共感して涙したのではなく、女の子を羨ましく思ってしまったのです。
私は息子をぎゅっと抱きしめながら「お母さんもまーくんが大好きだよ!」と改めて息子へまっすぐな気持ちを伝えました。
息子はすっかり笑顔になり、私に甘えてしがみついていました。
様子を見て、泣いていた弟が落ち着くのを待ってから「ぼくもいい?」と長男も照れ臭そうに寄ってきました、もちろん。同じように抱きしめて「大好き」を伝えました。
いくら大きくなったとはいっても、息子たちはまだまだ子ども。「言わなくても伝わってる」なんて思わずに、息子たちへの愛を、言葉にして。もっときちんと伝えていきたいと思いました。
息子はその後、毎日その本を読んで欲しいと持ってくるようになりました(笑)。親子の大切な時間です。絵本以外でも、いつも「大好き」を伝えることを心がけるようになりました。
文、イラスト・Ponko 編集・秋澄乃
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