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登坂淳一さん第一子誕生「50歳で迎える初めての我が子への思いと妻への感謝」

2image_6487327長年NHKアナウンサーとして活躍し、現在はYouTuber、TikToker、フリーアナウンサーとして活躍している登坂淳一さん。50歳を迎える今年、第一子となるお子さんが、4月27日に誕生しました。不妊治療に2回の流産を乗り越えての出産を、奥様と2人どのように迎えたのでしょうか。計画無痛分娩を選択したこと、当日の奥様の様子、生まれた我が子に伝えたいことを「ママスタセレクト」に語ってくれました。

計画無痛分娩を選択。予定日を1日過ぎての無事誕生に感無量

――お子さんの誕生、おめでとうございます。今のお気持ちについてお伺いできますか?

登坂淳一さん(以下、登坂):本当にほっとしました。今回、計画無痛での出産のため、あらかじめ予定日を決めての出産となりました。予定では昨日(4月26日)生まれると思っていたのですが、陣痛促進剤を使ったものの出産には至らなかったんですね。そのため夕方5時を前に、医師から「今日は赤ちゃんがまだ出てくる準備ができていないみたいだから、いったん休憩して、明日の朝から始めましょうか」という話をいただきました。

――昨日は、どのようなお気持ちで一晩すごされたのでしょうか?

登坂:計画無痛分娩とはいえ、必ずしも予定通りにいくとは限らないですからね。出産にいたるまでは、やきもきしながら待っていました。

――奥様の様子はいかがでしたか?

登坂:出産に至るまでのことについては、事前に妻と一緒に調べていて、医師からも丁寧な説明を受けていたこともあり、比較的穏やかだったとは思います。とはいえ、やはり不安に思うこともあるでしょうから、僕がその気持ちを聞いて「大丈夫だよ」と声をかけていました。

――不安な気持ちを受け止めてくれると、奥様は落ち着いて出産に望めると思います。

登坂:今、無事に子どもが誕生したことを心からよかったと思い、ほっとしています。と同時に、生まれてくることが当たり前なことではないんだということを、改めて感じました。1日伸びたこともあり、不安に思うこともありました。だからこそ、子どもが誕生したときの喜びは一層大きかったです。

出産直前で分娩室に!「生まれる前に思い出してもらえてよかった(笑)」

――今日はどのような流れで出産になったのでしょうか?

登坂:妻は朝から治療を再開し、私はお昼近くに妻から連絡がきてかけつけました。病院について待合室で10分くらい待っていたら、看護師か助産師さんが慌てて入ってきて「パパ、じゃあ行きましょう」といわれ、分娩室に通されました。

分娩室に入ったら生まれる直前だったんですよ! あとで妻に聞いたら「あれ? そろそろパパを呼ばないといけないんじゃない?」となっていたらしくて。忘れられていたんですかね(笑)。子どものほうが先なので、僕は優先順位低くてもしかたがないです。でも、生まれる前に思い出してもらえてよかった(笑)
「今、ちょうど生まれました! あれ、パパは?」となるよりも、直前でも思い出してもらえてよかったです。

今までの人生で感じたことがないほどの特別な気持ちを感じた

――生まれたばかりのお子さんをみてどう感じられたのでしょうか?

登坂:今までの人生で感じたことがないほどの特別な気持ちになりました。これまでの人生で楽しいことをたくさん経験してきました。それとは別に、幸福感みたいなものを感じました。「これが、子どもが生まれたということなんだ」と、すごく不思議な気持ちになりました。

――抱っこしてみていかがでしたか?

登坂:本当にかわいいですよね! 生まれたのは女の子ですが、助産師さんたちから「泣き方が女の子という感じで、とってもかわいいですね!」といわれたんですが、僕は子どもを持つのは初めてなので、男の子の泣き方も女の子の泣き方もよくわからなくて(笑)。

「女の子は、男の子と比べて抱っこしたときの感じがやわらかいよ」と聞いていたのですが、本当にふわふわな感じで、元気よく泣いていました。我が子を抱っこして、心からこの子を守ってあげたいという気持ちになりました。

計画無痛分娩を選択「痛みはまったくなかったよう」

――今回、奥さまは無痛分娩での出産でしたが、登坂さんからみた奥様の様子はいかがでしたか?

登坂:日曜の午後、入院するときはもうお腹が重くて動くのもやっとという感じでした。今回は無痛分娩だったため、出産のときには一切痛みがなかったんですよ。そのため本人の意識もはっきりしていて、疲れてはいるものの比較的元気そうでした。

――今回、計画無痛分娩ということですが、出産のときの痛みはなかったのでしょうか?

登坂:出産直前にいきむことはありましたが、痛みはまったくないです。妻の意識もはっきりしていました。

――お子様が無事に誕生して、奥様にはどのような言葉をかけられたのでしょうか?

登坂:出産が2日に渡ったこともあり、妻はとても疲れていたと思います。「本当によくがんばったね。ありがとう」と感謝の気持ちを伝えました。

不妊治療、2度の流産を乗り越えて出産「誰かの役に立てたのであれば嬉しい」

――前回、不妊治療のお話をしていただいたことで、非常に大きな反響がありました。不妊治療のこと、2度の流産の話を公開して、まわりの反応はいかがでしたか?

登坂:女性と比べて男性側の不妊治療について発信する人が少なかったことから、とても参考になったという意見をいただきました。また「不妊治療は妻だけが大変な思いをするのではなく、夫婦でともに取り組むことが大切なんだと改めて感じた」など、たくさんの声をいただきました。少しでも役に立てたのであれば、話してよかったなと思います。

候補は30個以上!子どもの名前に込めた思い

――名前については、かなり悩まれたそうですね。どんな思いを込めて決められたのでしょうか?

登坂:今回は、妊娠前に女の子ということがわかっていたため女の子の名前ばかり30個くらい考えていましたが、性別がわかる前には男の子の名前も3つくらい考えました。
春という季節に生まれたこと、僕たち夫婦にとって冬を超えて春を迎えた喜び、音の響き、海外に行っても通じる呼び名、漢字の意味、いろんなことを考えて決めました。

「限りある時間が短いからこそ、子育てを楽しみたい」

――50歳という年齢は、30代や40代の頃よりも「生」について改めて考える機会が多くなるときだと思います。登坂さんはどのように感じていますか?

登坂:僕が死を大きく意識したのは、20代前半の頃。父親が亡くなったときです。それ以来、生きることに対して向き合ってきました。人はいつか必ず最期のときを迎えます。そのとき悔いなくいい人生だったと言えるように、1年1年、今を懸命に生きたいと思います。

――前回の取材で「限りある時間が短いからこそ、子育てを楽しみたい」とお話されていました。今後、お子様とはどんなことをして楽しみたいですか?

登坂:時間はあっという間に過ぎていきます。1日1日を大切に過ごしたいですね。今日、娘はどんな変化があったのかを夫婦で共有しながら、そんなふうに1日1日を送りたいですね。

娘には「元気に生まれてきてくれて、本当にありがとう」と伝えたいです。無事に生まれてきてくれたことに、本当にありがとうと思います。これから娘にはたくさんいろんなことを経験させてあげたいと思います。

先輩ママたちへのメッセージ「子育てについて教えてほしい」

――最後に、今子育てをがんばる「ママスタ」のママたちに向けてメッセージをいただけますか?

登坂:子育てに関してはママスタのママたちのほうが先輩なので、いろいろ教えていただきたいというのが正直な気持ちです。子どもを生み育てる中では、たくさんの不安や心配事があると思います。なかには「言いたいけどいえない」「人には相談しづらい」ということもあるんじゃないかと思います。そんなとき、「ママスタ」という場に集まって、みなさんで話し合うなど、お互い参考にできたらいいなと思います。僕も参考にしたいです。僕ら夫婦も新米パパママなので、いろいろ教えてください。

取材、文・間野由利子

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